中野腐女子シスターズがテレビに出てる( ´∀`)まずはダイエットという課題を授けたいと思う。
>>紅玉いづき - 「ミミズクと夜の王」
読み終え。
人間として生まれながら人間としての記憶が無く、自らを「ミミズク」と名乗る少女。そんな彼女がであったのは、全ての魔を統べる、月の目を持つ夜の王だった。
ミミズクは懇願する。
助けて?否。
見逃して?否。
「わたしを食べて」と。
静寂の森の魔と少女。そして人間の王と聖騎士の物語。
ってわけで、ファンタジーです。童話です。むしろ絵本です。絵は一枚も出てこないけど。一応「恋愛モノ」にカテゴライズされる臭い雰囲気があるけど、それはなんか違うなあと個人的には思う。
途中からのミミズクの変容っぷりと必然性の感じられない世界に多少戸惑いはするものの、さらっと読めます。作者自身が「安い話を書きたい」と言うとおり、それはそれは軽くてふんわりしてて歴史に残るわけもなく、ともすれば軽薄とも取れる、それでいて素晴らしく素敵な物語。そこにあるのは理屈や損得を度外視した愛に他ならない。モユスモユス。
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