>>地獄少女 二籠
第26話 「あいぞめ」
今日のテーマ:止まりかけたあたしの心。

第26話 「あいぞめ」
今日のテーマ:止まりかけたあたしの心。

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紅林拓真。どうすることも出来ぬ不運によって怨恨と絶望の渦に巻き込まれた「悪魔の子」。ようやく自らの潔白を証明してくれる者が現れたが、その男はあえなくこの世から消えてしまった・・・。その妹、蛍が今、地獄通信へアクセスする・・・・・

蛍たんは明確な怨みを持っているわけではない。言うなれば間接的で当て所の無い憎しみだ。また、今まで何度か書いたように、彼本人にその気が無くとも街が混沌に包まれているのは彼の存在が一因であり、それを排除しようとするのは「村社会」云々を置いておくとしても、一種の正義である。拓真キュンには明確なる他人との差など無いが、それでも、証明し得ない差異であっても、論外な既成事実であっても、言いがかりであっても、儀式の一環であっても、それでも・・それでも、異物は排除されねばならない・・・。
一連の事件に強引に終止符を打つ最後の手段である地獄通信は、あいちゃんは、彼女の依頼を引き受ける・・・。

「いいのね?」
「この子が居る限り、終わらないの」
「その子のせいなの?」
「そうよ!」
わたしの、せいなの?
「この子が居なくなれば、怨みの連鎖は止まる」
「そうかしら」
「止まるわ」
そんなことで怨みの連鎖は止まらない・・・いや、新たなる混沌が呼び覚まされるだけである。それをあいちゃんは知って・・いや、体現している。蛍たんもそのことは知っている筈だ。
だが、それでも、他にどうすることも出来ないのだ。
人を呪わば穴二つ?
嘘である。二つで済めば世の中は平和なのだ。
淡々と仕事を進めるあいちゃんを一目連は止めようとするが、しかしそうはいかない。赤い糸は即座に解かれ、悪魔の子は地獄へと落ちるのだ。
地獄へと向かう船にはキクリたんも同伴。

「かわいそうにね。なーんにもしてないのに。・・・・・こういうの、前にもあったよね?なーんにもしてないのに」
彼をそこまで追い込んだのはお前だろーが!!
だが、任務遂行中である地獄少女へのこの挑発は、良くも悪くも効を奏すことになる。
何も悪いことなんてしてないのに、他人を貶めようだとか迷惑かけようだとか利用しようだとか考えたことなど無いのに、一方的に憎まれ、殺され、呪う。そして終わりの見えぬ罰を受ける・・・・こんなことが許されて良いのか。
誘導尋問及び拷問による自白に等しい。
過ちを繰り返してはならない。そんなものは運命ではない。
それを止める事が出来るのなら、止めてやらねばならない。本人が満足ならそれで良いじゃんなどとは笑止千番。詭弁にもならぬ。
あいちゃんは掟を破り、地獄というシステムを欺き、ターゲットを現世へと返してしまう・・・・。
そして・・・・

受肉。
ズタボロのその姿は、死を迎える直前のものであろう。生き返った歓びなどありゃしない。
心配する拓真キュンにどこぞへと行くように指図する。その先には自殺を試みる蛍たんの姿が。絶対に死なせてはならない。ここで彼女が死んでしまえば、拓真キュンの悪魔度はますます急上昇だ。
その頃、キクリたんの身体にはその存在が降臨していた・・・

蜘蛛。
「掟に沿わぬ以上、あい、そしてあいの愛する者達の魂も永遠の闇の中を彷徨うことになる」
400年である。400年もの間、罰を受けつづけてきた仕打ちがこれである。
「何人の怨みを晴らしたらお嬢を解放してくれるんでぇ!」
そういう問題じゃないだろ輪入道よ(ぉ
しかしあいちゃんは既に受肉している。
「お嬢を解放してくれんのか?」
「違う・・・そういう事じゃねぇ」
解放などという前向きで目出度いものではない。ただの廃棄である。地獄少女として、繭一つ動かさずにあらゆる人間を地獄に流す殺人人形として、ロボットとして働けぬ「人間」に用は無いのだ。
「見守ってやれ・・・・・あいを」
この蜘蛛はなぜ、あいちゃんが三藁を使役することを阻止しなかったのか。何故、キクリたんを操って(全ての行動が蜘蛛によるものではないにしろ、この街の一件では少なからず干渉していると考えるのが妥当だろう) あいちゃんに過去を思い起こさせたのか。挙句の果てに「見守ってやれ」である。
蜘蛛はこの日がやってくることを待っていたのではなかろうか・・・。や、キクリたんも自らの意思を以って、あいちゃんの怨みの連鎖を断ち切るキッカケを作ったのか。
自らの心にも復讐の種を植え、自らを殺して地獄少女に従事していたあいちゃんが今、「誰かの為」にシステムを、社会を、掟を踏みにじっている。
愚かなる人間どもよ。
無力なる妖怪どもよ。
屹立するその存在を。
孤高に立つその存在を。
決して倒れぬその少女を。
決して倒れぬその少年を。
刮目せよ。
蛍たんをその場に残し、立ち上がる拓真キュン。
「どこへ行くの・・・やめなさい!」
あいちゃんは彼の行動を知っている。それは自分がしたことと全く同じだから。
「ずっと我慢してきたんだ・・。人を怨んじゃいけないから、お父さんがいつもそう言ってたから。でも、もう我慢しない」
走り去る拓真キュンと、それを追う自警団。更に遅れて追うあいちゃん。

あいちゃんは三藁と合流するが、彼らに対する記憶は失われていた。細い細い絆は断ち切られたのだ。それは同時に、彼らもまた地獄通信というシステムから廃棄されたことを意味する。
紅林邸。油をぶちまけ、ライターを手にする拓真キュンに自警団の魔手が伸びる。
「みんな悪魔だ!」
「あぁ、そうだ。みんな悪い。俺たちも悪かった。謝るよ」
大人って・・・・。
自警団の一人が掴みかかり、張り倒すとその拍子に家は炎に包まれた。

「このガキ・・・さっさと殺しときゃよかった!」
「ゆぅぅるさない!!!」
大の大人がよって集って武器を持ち、一人の力なき少年に襲い掛かる。
その絶体絶命のピンチを止めたのは、ズタボロのあいちゃんであった。

「この子は・・・殺してはいけない・・・・目を、覚ましなさい」
見守る三藁であるが、骨女は思わず目をそむける。
人間の最も醜い部分がさらけ出されている現場。自分を救ってくれた愛すべき少女の苦しむ姿。何も出来ずにじっと見ていることがどれほど辛いか・・・ましてや当事者の苦しみなど計り知れぬ。
ゆっくりと歩き出す2人。

背後から襲い掛かる者あり・・・・問おう。村社会よ。街社会よ。集団心理よ。
こ れ が 正 義 か ?
あっけなく倒れるあいちゃん。さらに追い討ちをかける人間達・・・・

ひとごろし。
思わず飛び出そうとする三藁を笑顔で制止するあいちゃん。

傷付けられ、貶められ、そして呪った。400年の歳月を苦しみぬき、最後の償いが為されているのだ。もう、彼女は逃げない。
他人を怨み、自分を殺し、無表情に仕事を遂行するだけの地獄少女は既に死んだ。そこに倒れているのは立派な人間である。
大人たちの蛮行を止めたのは年端もいかぬ少年である。世の中の事なんて何も知らない少年である。
その姿にはっとなる大人達・・・。
「どうして、どうしてこんな酷いことを!」
彼の心の憎しみが増幅してゆく。だが、あいちゃんはそれを許さない。
「これで・・・終わりね・・・・・。これで・・・・・」
花びらとなって消える少女・・・・。同時に地獄でとらわれていた魂は開放された。
「あれが、あいのえらんだ答えだったんだね。おつかれさま」

拓真キュンの誤解は解かれ、自警団はさっさと逃げてしまった。街は荒廃し、ペットボトルをポイ捨てする者も垣間見える。何も変わらない・・何も・・・。
三藁に残された「ありがとう」。それはあいちゃんのものであり、同時におばあちゃんのものでもある。とにかく、地獄通信は消えうせ、人間界では何事も無く日常が維持され、そして三藁はそれぞれが好きに生きる。
拓真パパは見事に退院、蛍たんも無事であった。
何も変わらない、平穏な日々が始まる・・・・。

-劇終-
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蛍たんは明確な怨みを持っているわけではない。言うなれば間接的で当て所の無い憎しみだ。また、今まで何度か書いたように、彼本人にその気が無くとも街が混沌に包まれているのは彼の存在が一因であり、それを排除しようとするのは「村社会」云々を置いておくとしても、一種の正義である。拓真キュンには明確なる他人との差など無いが、それでも、証明し得ない差異であっても、論外な既成事実であっても、言いがかりであっても、儀式の一環であっても、それでも・・それでも、異物は排除されねばならない・・・。
一連の事件に強引に終止符を打つ最後の手段である地獄通信は、あいちゃんは、彼女の依頼を引き受ける・・・。

「いいのね?」
「この子が居る限り、終わらないの」
「その子のせいなの?」
「そうよ!」
わたしの、せいなの?
「この子が居なくなれば、怨みの連鎖は止まる」
「そうかしら」
「止まるわ」
そんなことで怨みの連鎖は止まらない・・・いや、新たなる混沌が呼び覚まされるだけである。それをあいちゃんは知って・・いや、体現している。蛍たんもそのことは知っている筈だ。
だが、それでも、他にどうすることも出来ないのだ。
人を呪わば穴二つ?
嘘である。二つで済めば世の中は平和なのだ。
淡々と仕事を進めるあいちゃんを一目連は止めようとするが、しかしそうはいかない。赤い糸は即座に解かれ、悪魔の子は地獄へと落ちるのだ。
地獄へと向かう船にはキクリたんも同伴。

「かわいそうにね。なーんにもしてないのに。・・・・・こういうの、前にもあったよね?なーんにもしてないのに」
彼をそこまで追い込んだのはお前だろーが!!
だが、任務遂行中である地獄少女へのこの挑発は、良くも悪くも効を奏すことになる。
何も悪いことなんてしてないのに、他人を貶めようだとか迷惑かけようだとか利用しようだとか考えたことなど無いのに、一方的に憎まれ、殺され、呪う。そして終わりの見えぬ罰を受ける・・・・こんなことが許されて良いのか。
誘導尋問及び拷問による自白に等しい。
過ちを繰り返してはならない。そんなものは運命ではない。
それを止める事が出来るのなら、止めてやらねばならない。本人が満足ならそれで良いじゃんなどとは笑止千番。詭弁にもならぬ。
あいちゃんは掟を破り、地獄というシステムを欺き、ターゲットを現世へと返してしまう・・・・。
そして・・・・

受肉。
ズタボロのその姿は、死を迎える直前のものであろう。生き返った歓びなどありゃしない。
心配する拓真キュンにどこぞへと行くように指図する。その先には自殺を試みる蛍たんの姿が。絶対に死なせてはならない。ここで彼女が死んでしまえば、拓真キュンの悪魔度はますます急上昇だ。
その頃、キクリたんの身体にはその存在が降臨していた・・・

蜘蛛。
「掟に沿わぬ以上、あい、そしてあいの愛する者達の魂も永遠の闇の中を彷徨うことになる」
400年である。400年もの間、罰を受けつづけてきた仕打ちがこれである。
「何人の怨みを晴らしたらお嬢を解放してくれるんでぇ!」
そういう問題じゃないだろ輪入道よ(ぉ
しかしあいちゃんは既に受肉している。
「お嬢を解放してくれんのか?」
「違う・・・そういう事じゃねぇ」
解放などという前向きで目出度いものではない。ただの廃棄である。地獄少女として、繭一つ動かさずにあらゆる人間を地獄に流す殺人人形として、ロボットとして働けぬ「人間」に用は無いのだ。
「見守ってやれ・・・・・あいを」
この蜘蛛はなぜ、あいちゃんが三藁を使役することを阻止しなかったのか。何故、キクリたんを操って(全ての行動が蜘蛛によるものではないにしろ、この街の一件では少なからず干渉していると考えるのが妥当だろう) あいちゃんに過去を思い起こさせたのか。挙句の果てに「見守ってやれ」である。
蜘蛛はこの日がやってくることを待っていたのではなかろうか・・・。や、キクリたんも自らの意思を以って、あいちゃんの怨みの連鎖を断ち切るキッカケを作ったのか。
自らの心にも復讐の種を植え、自らを殺して地獄少女に従事していたあいちゃんが今、「誰かの為」にシステムを、社会を、掟を踏みにじっている。
愚かなる人間どもよ。
無力なる妖怪どもよ。
屹立するその存在を。
孤高に立つその存在を。
決して倒れぬその少女を。
決して倒れぬその少年を。
刮目せよ。
蛍たんをその場に残し、立ち上がる拓真キュン。
「どこへ行くの・・・やめなさい!」
あいちゃんは彼の行動を知っている。それは自分がしたことと全く同じだから。
「ずっと我慢してきたんだ・・。人を怨んじゃいけないから、お父さんがいつもそう言ってたから。でも、もう我慢しない」
走り去る拓真キュンと、それを追う自警団。更に遅れて追うあいちゃん。

あいちゃんは三藁と合流するが、彼らに対する記憶は失われていた。細い細い絆は断ち切られたのだ。それは同時に、彼らもまた地獄通信というシステムから廃棄されたことを意味する。
紅林邸。油をぶちまけ、ライターを手にする拓真キュンに自警団の魔手が伸びる。
「みんな悪魔だ!」
「あぁ、そうだ。みんな悪い。俺たちも悪かった。謝るよ」
大人って・・・・。
自警団の一人が掴みかかり、張り倒すとその拍子に家は炎に包まれた。

「このガキ・・・さっさと殺しときゃよかった!」
「ゆぅぅるさない!!!」
大の大人がよって集って武器を持ち、一人の力なき少年に襲い掛かる。
その絶体絶命のピンチを止めたのは、ズタボロのあいちゃんであった。

「この子は・・・殺してはいけない・・・・目を、覚ましなさい」
見守る三藁であるが、骨女は思わず目をそむける。
人間の最も醜い部分がさらけ出されている現場。自分を救ってくれた愛すべき少女の苦しむ姿。何も出来ずにじっと見ていることがどれほど辛いか・・・ましてや当事者の苦しみなど計り知れぬ。
ゆっくりと歩き出す2人。

背後から襲い掛かる者あり・・・・問おう。村社会よ。街社会よ。集団心理よ。
こ れ が 正 義 か ?
あっけなく倒れるあいちゃん。さらに追い討ちをかける人間達・・・・

ひとごろし。
思わず飛び出そうとする三藁を笑顔で制止するあいちゃん。

傷付けられ、貶められ、そして呪った。400年の歳月を苦しみぬき、最後の償いが為されているのだ。もう、彼女は逃げない。
他人を怨み、自分を殺し、無表情に仕事を遂行するだけの地獄少女は既に死んだ。そこに倒れているのは立派な人間である。
大人たちの蛮行を止めたのは年端もいかぬ少年である。世の中の事なんて何も知らない少年である。
その姿にはっとなる大人達・・・。
「どうして、どうしてこんな酷いことを!」
彼の心の憎しみが増幅してゆく。だが、あいちゃんはそれを許さない。
「これで・・・終わりね・・・・・。これで・・・・・」
花びらとなって消える少女・・・・。同時に地獄でとらわれていた魂は開放された。
「あれが、あいのえらんだ答えだったんだね。おつかれさま」

拓真キュンの誤解は解かれ、自警団はさっさと逃げてしまった。街は荒廃し、ペットボトルをポイ捨てする者も垣間見える。何も変わらない・・何も・・・。
三藁に残された「ありがとう」。それはあいちゃんのものであり、同時におばあちゃんのものでもある。とにかく、地獄通信は消えうせ、人間界では何事も無く日常が維持され、そして三藁はそれぞれが好きに生きる。
拓真パパは見事に退院、蛍たんも無事であった。
何も変わらない、平穏な日々が始まる・・・・。

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第25話 「彷徨」
今日のテーマ:伸縮性思考態度の欠陥。

第25話 「彷徨」
今日のテーマ:伸縮性思考態度の欠陥。

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フル回転の地獄通信。憎悪と不信が渦巻き、自分本位な腐敗臭の漂う街、ラブリーヒルズ・・・
現世へと舞い戻った蛍たんは拓真キュンの元へ急行。先に来ていた兄は暴行され、監禁されていた。
「君も、もはや同罪なんだよ」
「一人だけ逃げようたって、そうはさせませんよ」
自分達のやってることが正義でも何でもなく、純然たる「悪」であることは理解しているらしい。もはや自分を正当化することも出来なくなった享楽犯罪者達の姿である。
刑事をボコボコにし、歯止めのかからなくなった自警団は紅林家に突入するが、そこに悪魔の子はいない。隠れていた彼と蛍たんを引き合わせたのはキクリたん・・・・彼女は一体何をしようとしているのか。
「地獄通信なんてモノがあるから、皆おかしくなったのよ」
おかしな人間がいるから、地獄通信なんてモノが生まれたのであるが。地獄通信・・・・地獄少女。そう、地獄少女が生まれたあの時の状況に、今は酷似しているのではないか?
蛍宅にも自警団の魔の手が忍び寄る。2人は神社へと身を隠す・・・・あぁ、やめてくれ。
「君を一人ぼっちになんてしない」
「ボクは本当は悪魔の子で、だからみんな不幸になるんじゃないかな」
「悪魔の子なんかじゃ絶対無い」
あぁ、やめてくれ。
優しさはやめてくれ。信じるんじゃない。信じあうんじゃない。信用は裏切りの第一歩なんだ。信頼は絶望の扉なんだ。希望は地獄への入り口なんだ。
寄り添う二人を眺めて北叟笑むキクリたん・・・。
2人はハジメちゃんの本を元に地獄少女の生い立ちを知る。
少女は言われ無き迫害を受け、村は村の平和の為という建前で少女を追い詰めていき、しまいには命を落とした・・・・殺された。惨殺だ。虐殺だ。閉塞された社会の救われない悲劇。
「一人ぼっちだったんだ・・・地獄少女も」
「でも、やっぱりあってはならないのよ。地獄通信なんて・・・・君は私が守ってあげる、絶対に」
あぁ、やめてくれ。あいちゃんだって独りじゃなかったんだ。力強い味方がいたんだ。でも、だからこそ・・・
抱える物が大きな人間・・・依存対象が大きすぎる人間・・・そういう人間は絶望の重圧に耐えられないのだ・・・・・・。
見えてきたね。「写し鏡の二籠」。
「是が非でも拓真を消す」
今更かよって感じだが自警団の方も最終段階へ。行き当たりバッタリでやりたい放題。根本的に頭が悪いのであろう。
遂に神社へと捜索の手が・・・・彼らを指揮したのは、事もあろうにキクリたんである。
「キクリ悪くないもん♪これでいいんだもん♪」
拓真キュンに人間の醜さ、愚かしさを徹底的に見せ付け、優しくしてくれたセリが欲望にまみれて死ぬのを見せつけ、深く深く傷付けた。
そしてもはや一人で這い上がれなくなった彼に力強い味方と、そして愚かしい敵を与える・・・。
そう、これではまるでキクリたんが「地獄少年」を作っているようではないか・・・・・・・・・・・・・・・・地獄少女を生み出したのもお前かあぁっっッ!!!
「少し、疲れただけ・・・」
そう呟くあいちゃん・・・「地獄少女」は限界を迎えている・・・・後継者が必要なのだ。
イヤしかし。
ここで拓真キュンが、蛍たんが、或いは街の連中が「人間」としての尊厳、強靭さを発揮することが出来たならば・・・地獄通信など必要ないことを証明して見せれば、あいちゃんの魂は開放され、この世から地獄通信は消えて失せるのかも知れぬ・・・。
自警団に捕まった二人は船着場へ。
「あなたたちさえいなければ、私たちは元の生活に戻れるのよ」
その手を汚してしまった馬鹿者たちに、元の生活も糞もあるものか・・・・
つーか、本当に消したいなら地獄に流せよ・・・溺死なんかさせたら証拠残るだろ・・・ん。全員地獄通信利用者で、一人2回以上は無理って事か。
「悪く思うなよ・・・」
自警団の中でも積極的に二人を殺そうと考えていなかった奴が止むに止まれず言いなりに。彼もまたこの街の被害者であろうが、しかし関係無い。被害者であっても加害者なのだ。
それを言えば誤解とはいえ街の人間を恐怖に陥れた拓真キュンも結果的に加害者なのだが。
紅林家のゴタゴタがなければ。柿沼が馬鹿じゃなければ。地獄通信が存在してなければ。あいちゃんが死ななければ。村という閉鎖空間が存在しなければ。進行や崇拝というものが無ければ。
彼の、彼らの、人間どもの不幸はどこで始まったのか。そしていつ終わるのか。
その時!!ようやく登場我らのヒーロー!!復活した刑事である。
襲いくる自警団に威嚇射撃。恐らく使用許可得ずに勝手に使ってると思われるが、その効果は抜群である。そもそも自分達の弱さをひた隠しにする為に地獄通信に頼り、他人を貶め、群れ、己を欺き続けてきた連中である。強靭な力の前では為す術も無く、逃げ出すしか能がない。
拓真キュンにとって希望であり、盾であり、依存対象である蛍たん。刑事は蛍たんにとってのそれである。
恐怖におののき希望に咽ぶ蛍たんを優しく包み、また堕ちゆく拓真キュンの首根っこを引っつかみ、引き上げたヒーロー。
それは赤い糸などという脆弱な絆では為しえない、信頼とぬくもりの結果である。
ともあれ、何とかハッピーエンド。うんうん。
車で署へと向かう三人。
・・・・・・・・・・消失する刑事、田んぼに突っ込む車・・・・・
刑事を消したのは、自警団の中でもまともそうだったあいつである・・・
「これで本当の仲間になったな」
片や薄っぺらい繋がりが約束され、
片や失われた絆、信頼、盾。希望は絶望の始まり・・・優しさは憎しみの側面・・・
2人は事故ったものの、命に別状は無く、大した怪我すらもしていない。幸運である・・・が、しかし。だからなんだというのだ。
生きてるだけで丸儲け。そんな言葉は彼らには通用しない。
「ごめんね、拓真君。ごめんね・・・でももう、どうしようもないの。こうするしか・・ないの。・・・・あなたに、消えてもらうしか。・・・・ごめんなさい」
悟空でもセーラームーンでもウルトラマンでも仮面ライダーでもレンジャーでも大魔神でもアトムでもスーパーマンでも神でも仏でも誰でもいい。
ヒーローよ、降臨してくださいOTL
愛、正義、信念。ただの人間に、そんなものを持って立ち上がることが出来るのか。果たして。
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フル回転の地獄通信。憎悪と不信が渦巻き、自分本位な腐敗臭の漂う街、ラブリーヒルズ・・・
現世へと舞い戻った蛍たんは拓真キュンの元へ急行。先に来ていた兄は暴行され、監禁されていた。
「君も、もはや同罪なんだよ」
「一人だけ逃げようたって、そうはさせませんよ」
自分達のやってることが正義でも何でもなく、純然たる「悪」であることは理解しているらしい。もはや自分を正当化することも出来なくなった享楽犯罪者達の姿である。
刑事をボコボコにし、歯止めのかからなくなった自警団は紅林家に突入するが、そこに悪魔の子はいない。隠れていた彼と蛍たんを引き合わせたのはキクリたん・・・・彼女は一体何をしようとしているのか。
「地獄通信なんてモノがあるから、皆おかしくなったのよ」
おかしな人間がいるから、地獄通信なんてモノが生まれたのであるが。地獄通信・・・・地獄少女。そう、地獄少女が生まれたあの時の状況に、今は酷似しているのではないか?
蛍宅にも自警団の魔の手が忍び寄る。2人は神社へと身を隠す・・・・あぁ、やめてくれ。
「君を一人ぼっちになんてしない」
「ボクは本当は悪魔の子で、だからみんな不幸になるんじゃないかな」
「悪魔の子なんかじゃ絶対無い」
あぁ、やめてくれ。
優しさはやめてくれ。信じるんじゃない。信じあうんじゃない。信用は裏切りの第一歩なんだ。信頼は絶望の扉なんだ。希望は地獄への入り口なんだ。
寄り添う二人を眺めて北叟笑むキクリたん・・・。
2人はハジメちゃんの本を元に地獄少女の生い立ちを知る。
少女は言われ無き迫害を受け、村は村の平和の為という建前で少女を追い詰めていき、しまいには命を落とした・・・・殺された。惨殺だ。虐殺だ。閉塞された社会の救われない悲劇。
「一人ぼっちだったんだ・・・地獄少女も」
「でも、やっぱりあってはならないのよ。地獄通信なんて・・・・君は私が守ってあげる、絶対に」
あぁ、やめてくれ。あいちゃんだって独りじゃなかったんだ。力強い味方がいたんだ。でも、だからこそ・・・
抱える物が大きな人間・・・依存対象が大きすぎる人間・・・そういう人間は絶望の重圧に耐えられないのだ・・・・・・。
見えてきたね。「写し鏡の二籠」。
「是が非でも拓真を消す」
今更かよって感じだが自警団の方も最終段階へ。行き当たりバッタリでやりたい放題。根本的に頭が悪いのであろう。
遂に神社へと捜索の手が・・・・彼らを指揮したのは、事もあろうにキクリたんである。
「キクリ悪くないもん♪これでいいんだもん♪」
拓真キュンに人間の醜さ、愚かしさを徹底的に見せ付け、優しくしてくれたセリが欲望にまみれて死ぬのを見せつけ、深く深く傷付けた。
そしてもはや一人で這い上がれなくなった彼に力強い味方と、そして愚かしい敵を与える・・・。
そう、これではまるでキクリたんが「地獄少年」を作っているようではないか・・・・・・・・・・・・・・・・地獄少女を生み出したのもお前かあぁっっッ!!!
「少し、疲れただけ・・・」
そう呟くあいちゃん・・・「地獄少女」は限界を迎えている・・・・後継者が必要なのだ。
イヤしかし。
ここで拓真キュンが、蛍たんが、或いは街の連中が「人間」としての尊厳、強靭さを発揮することが出来たならば・・・地獄通信など必要ないことを証明して見せれば、あいちゃんの魂は開放され、この世から地獄通信は消えて失せるのかも知れぬ・・・。
自警団に捕まった二人は船着場へ。
「あなたたちさえいなければ、私たちは元の生活に戻れるのよ」
その手を汚してしまった馬鹿者たちに、元の生活も糞もあるものか・・・・
つーか、本当に消したいなら地獄に流せよ・・・溺死なんかさせたら証拠残るだろ・・・ん。全員地獄通信利用者で、一人2回以上は無理って事か。
「悪く思うなよ・・・」
自警団の中でも積極的に二人を殺そうと考えていなかった奴が止むに止まれず言いなりに。彼もまたこの街の被害者であろうが、しかし関係無い。被害者であっても加害者なのだ。
それを言えば誤解とはいえ街の人間を恐怖に陥れた拓真キュンも結果的に加害者なのだが。
紅林家のゴタゴタがなければ。柿沼が馬鹿じゃなければ。地獄通信が存在してなければ。あいちゃんが死ななければ。村という閉鎖空間が存在しなければ。進行や崇拝というものが無ければ。
彼の、彼らの、人間どもの不幸はどこで始まったのか。そしていつ終わるのか。
その時!!ようやく登場我らのヒーロー!!復活した刑事である。
襲いくる自警団に威嚇射撃。恐らく使用許可得ずに勝手に使ってると思われるが、その効果は抜群である。そもそも自分達の弱さをひた隠しにする為に地獄通信に頼り、他人を貶め、群れ、己を欺き続けてきた連中である。強靭な力の前では為す術も無く、逃げ出すしか能がない。
拓真キュンにとって希望であり、盾であり、依存対象である蛍たん。刑事は蛍たんにとってのそれである。
恐怖におののき希望に咽ぶ蛍たんを優しく包み、また堕ちゆく拓真キュンの首根っこを引っつかみ、引き上げたヒーロー。
それは赤い糸などという脆弱な絆では為しえない、信頼とぬくもりの結果である。
ともあれ、何とかハッピーエンド。うんうん。
車で署へと向かう三人。
・・・・・・・・・・消失する刑事、田んぼに突っ込む車・・・・・
刑事を消したのは、自警団の中でもまともそうだったあいつである・・・
「これで本当の仲間になったな」
片や薄っぺらい繋がりが約束され、
片や失われた絆、信頼、盾。希望は絶望の始まり・・・優しさは憎しみの側面・・・
2人は事故ったものの、命に別状は無く、大した怪我すらもしていない。幸運である・・・が、しかし。だからなんだというのだ。
生きてるだけで丸儲け。そんな言葉は彼らには通用しない。
「ごめんね、拓真君。ごめんね・・・でももう、どうしようもないの。こうするしか・・ないの。・・・・あなたに、消えてもらうしか。・・・・ごめんなさい」
悟空でもセーラームーンでもウルトラマンでも仮面ライダーでもレンジャーでも大魔神でもアトムでもスーパーマンでも神でも仏でも誰でもいい。
ヒーローよ、降臨してくださいOTL
愛、正義、信念。ただの人間に、そんなものを持って立ち上がることが出来るのか。果たして。
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流行し始める「地獄流し」。
街の人々は己の怨念を全て拓真キュンになすりつけ、次々に隣人を消していく・・・
この街に思いやりなど必要ない。この街に愛情など必要ない。
相容れぬ者は消してしまえばいいのだから・・・・。
やったことは全部「悪魔の子」の責任にして、或いは「悪魔の子」を追い詰める為の善意と称して、溟い正義が蔓延する。死んだ後の事など知ったことか。俺の私のボクの、この感情こそが正義。ウザイ奴は死ねば良い。嫌いな奴は消えれば良い。むかつく奴は苦しめば良い。
みんなみんな死ねばいい。
悪魔の子を利用するしたたかな者がいる一方で、本当に彼を「悪魔」として恐れる者たちもいる。しかし何故、街の住人は拓真キュンを地獄に流さないのか。
地獄通信を本気で信じている者は、彼が殺人犯でないことを何となく気付いているのであろうか。むしろ絶対なる裏技という魅力の前では、拓真キュンが生きてようが死んでようがどうでも良いのか。彼の所為にするのはただの「ついで」で。
スーパーで拓真キュンと目が合った少女は、どうせ悪魔の子に地獄に流されるんなら、自分の嫌いな奴も道連れに・・・・と、コレがおかしいのだ。やられる前にやると考えるのが普通じゃないのか?やられるくらいなら別の奴も巻き込んでやるってのは・・・・。まぁ、戦時下で敵国人に銃を突きつけられた状態なら理解できなくも無いが、彼女のケースは一方的に命を握られているのではなく、反撃に転じる術を知っているし、それを手にしているではないか。
「悪魔の子」と呼ばれるチカラが地獄通信によるモノであって、彼が普通の人間であるということも判っていて (少なくとも予測はつくだろう)、なぜ、その恐怖を第三者にぶつけるのか。
今まさに自分を地獄に流そうとしてる奴を怨むのが筋じゃないのか?それとも、そんなことが如何でも良くなる程に憎む相手がいるのか。
「今なら悪魔の子の所為に出来ますし・・・」というおばちゃんの考えはわかる。彼女にとって「悪魔の子」は自分の命を狙う物ではなく、ただの傀儡だから。しかし先の女の子の行動は腑に落ちないなぁ。
「良いじゃねぇか。依頼がたくさんくりゃあ、それだけ早くお嬢の役目も終わる」
とは輪入道の弁。しかし本当のところ、彼にもわからない。
地獄流しこそはあいちゃんに課せられた罰である。それは規定人数を地獄に流せば終わるのか、規定年数を地獄少女であり続ければ終わるのか、ある特定の心境変化によって終わるのか、或いは終わらないのか・・・
刑事は「地獄通信」の調査をはじめる。図書館で見つけた本の一冊には「美味しいココア」なるものが。ぇ?そんなところに手がかりが!?
「真実の地獄少女」
この本には地獄通信を使用、いや、それ以上の事をしたとしか思えない記述があった。それか全くのデタラメかのいずれかである。
しかしてその実体は・・・・
著者、柴田一。
キタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(゚∀゚)ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ハジメちゃんは捉まらないが、刑事の前にはつぐみたんが登場(・∀・)!
「誰かに伝えたかった。それはあなたかもしれない」
彼女をこの街に呼んだのはキクリたん。何故、この子が柴田親子の事を知っているのか。むむぅ。
刑事は再度、拓真キュンの家へ。怨みの刻印を確認しに来たわけだが、当然彼にそんなモノは無かった・・・が、見張りの一人にその刻印が。
それを見られたおっさんは刑事を叩きのめす。「この刑事、悪魔の子と結託して、我々を消そうとしてるぞ!」
私刑。これが人間の、コレが悪魔の子ではない人間の、これが悪魔の子を恐れる人間の、これが地獄通信を利用する人間の、これが人間の、
人 間 の す る こ と な の だ 。
悪魔はおまえたちの方だ。
悪魔などというのは所詮、人が人を恐れて生み出した偶像にすぎぬ。都合のいい記号にすぎぬ。
拓真キュンに刑事を救うことなど出来はしない。自分を信じてくれる人がなぶり殺しにされるのを、ただ見ているだけしか出来ない。ただ泣くことだけしか出来ない。
蛍たんは地獄ハウスへ。おばあちゃんの部屋に侵入し、世にも恐ろしき物を見たようだが・・・・なんだろう(・∀・)骨女よりエグい姿をしているのか、或いは何かおぞましい行為に興じているのか。
逃げ出すものの、どうしてもハウスに辿り着いてしまう。電話も住所も存在しない世界。
今度はキクリたんに無理矢理おばあちゃんの部屋に連れ込まれ、そこで依頼を受けるあいちゃんの姿を見る・・。次に、大きな瓶の中に突き落とされるが、そこには無数のろうそく。地獄通信の利用者リストであり、応報リストである。
そこに拓真キュンの名前は無かった。
なぜ、キクリたんは彼女にそれを見せたのか。
鍵を握るの誰だ!?
続きを隠す
流行し始める「地獄流し」。
街の人々は己の怨念を全て拓真キュンになすりつけ、次々に隣人を消していく・・・
この街に思いやりなど必要ない。この街に愛情など必要ない。
相容れぬ者は消してしまえばいいのだから・・・・。
やったことは全部「悪魔の子」の責任にして、或いは「悪魔の子」を追い詰める為の善意と称して、溟い正義が蔓延する。死んだ後の事など知ったことか。俺の私のボクの、この感情こそが正義。ウザイ奴は死ねば良い。嫌いな奴は消えれば良い。むかつく奴は苦しめば良い。
みんなみんな死ねばいい。
悪魔の子を利用するしたたかな者がいる一方で、本当に彼を「悪魔」として恐れる者たちもいる。しかし何故、街の住人は拓真キュンを地獄に流さないのか。
地獄通信を本気で信じている者は、彼が殺人犯でないことを何となく気付いているのであろうか。むしろ絶対なる裏技という魅力の前では、拓真キュンが生きてようが死んでようがどうでも良いのか。彼の所為にするのはただの「ついで」で。
スーパーで拓真キュンと目が合った少女は、どうせ悪魔の子に地獄に流されるんなら、自分の嫌いな奴も道連れに・・・・と、コレがおかしいのだ。やられる前にやると考えるのが普通じゃないのか?やられるくらいなら別の奴も巻き込んでやるってのは・・・・。まぁ、戦時下で敵国人に銃を突きつけられた状態なら理解できなくも無いが、彼女のケースは一方的に命を握られているのではなく、反撃に転じる術を知っているし、それを手にしているではないか。
「悪魔の子」と呼ばれるチカラが地獄通信によるモノであって、彼が普通の人間であるということも判っていて (少なくとも予測はつくだろう)、なぜ、その恐怖を第三者にぶつけるのか。
今まさに自分を地獄に流そうとしてる奴を怨むのが筋じゃないのか?それとも、そんなことが如何でも良くなる程に憎む相手がいるのか。
「今なら悪魔の子の所為に出来ますし・・・」というおばちゃんの考えはわかる。彼女にとって「悪魔の子」は自分の命を狙う物ではなく、ただの傀儡だから。しかし先の女の子の行動は腑に落ちないなぁ。
「良いじゃねぇか。依頼がたくさんくりゃあ、それだけ早くお嬢の役目も終わる」
とは輪入道の弁。しかし本当のところ、彼にもわからない。
地獄流しこそはあいちゃんに課せられた罰である。それは規定人数を地獄に流せば終わるのか、規定年数を地獄少女であり続ければ終わるのか、ある特定の心境変化によって終わるのか、或いは終わらないのか・・・
刑事は「地獄通信」の調査をはじめる。図書館で見つけた本の一冊には「美味しいココア」なるものが。ぇ?そんなところに手がかりが!?
「真実の地獄少女」
この本には地獄通信を使用、いや、それ以上の事をしたとしか思えない記述があった。それか全くのデタラメかのいずれかである。
しかしてその実体は・・・・
著者、柴田一。
キタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(゚∀゚)ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ハジメちゃんは捉まらないが、刑事の前にはつぐみたんが登場(・∀・)!
「誰かに伝えたかった。それはあなたかもしれない」
彼女をこの街に呼んだのはキクリたん。何故、この子が柴田親子の事を知っているのか。むむぅ。
刑事は再度、拓真キュンの家へ。怨みの刻印を確認しに来たわけだが、当然彼にそんなモノは無かった・・・が、見張りの一人にその刻印が。
それを見られたおっさんは刑事を叩きのめす。「この刑事、悪魔の子と結託して、我々を消そうとしてるぞ!」
私刑。これが人間の、コレが悪魔の子ではない人間の、これが悪魔の子を恐れる人間の、これが地獄通信を利用する人間の、これが人間の、
人 間 の す る こ と な の だ 。
悪魔はおまえたちの方だ。
悪魔などというのは所詮、人が人を恐れて生み出した偶像にすぎぬ。都合のいい記号にすぎぬ。
拓真キュンに刑事を救うことなど出来はしない。自分を信じてくれる人がなぶり殺しにされるのを、ただ見ているだけしか出来ない。ただ泣くことだけしか出来ない。
蛍たんは地獄ハウスへ。おばあちゃんの部屋に侵入し、世にも恐ろしき物を見たようだが・・・・なんだろう(・∀・)骨女よりエグい姿をしているのか、或いは何かおぞましい行為に興じているのか。
逃げ出すものの、どうしてもハウスに辿り着いてしまう。電話も住所も存在しない世界。
今度はキクリたんに無理矢理おばあちゃんの部屋に連れ込まれ、そこで依頼を受けるあいちゃんの姿を見る・・。次に、大きな瓶の中に突き落とされるが、そこには無数のろうそく。地獄通信の利用者リストであり、応報リストである。
そこに拓真キュンの名前は無かった。
なぜ、キクリたんは彼女にそれを見せたのか。
鍵を握るの誰だ!?
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>>地獄少女 二籠
第23話 「不信」
今日のテーマ:リングウイルス亜種の自然発生説について。

第23話 「不信」
今日のテーマ:リングウイルス亜種の自然発生説について。

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地獄少女が岡の上から見下ろすラブリーヒルズ。
何か合唱の練習→おっさん下手→若いオッサンが非難→おっさんマジでブチギレ5秒前→事情を知らぬ私からは「アホか」としか言えない。
静かな湖畔からヤフー♪ヤフー♪
( ´∀`)
今週も拓真キュン。に接触するはあいちゃん。なにゆえ?
キクリたんも「私の事嫌いー?」とか言っておちょくってるww
と、さっき非難されたおっさんが速攻で糸を解く。それも本人の目の前で。んなバカな。
人を殺すと言う重みが分からぬ中年。まぁ、それはそうであろう。憎んだ相手の正面から首を締めて殺すのと、背後から刺し殺すのと、遠くから撃ち殺すのと、誰かに依頼するのとでは加害者側が感じる「命の重み」は全然違うものだ。とはいえ、銃で撃ち殺すにしたって普通の人はその感触をそうそう忘れることなど出来ない。銃の重みと手触り、反動、あっけなく倒れるターゲット・・・
それに比べると赤い糸を解くだけという地獄通信は何とも気軽に思える。
だがそれも、遠くの人間を消した場合に限るものである。いや、例え遠くだとしても気軽ではない。
どう考えても同情に値しない怨みで「くそ・・・あいつなんて死ねば良いのに・・・」って思った相手が旅先で事故って死んだとなれば、多くの人は「ぇ・・・」となるものだ。「ざまぁカンカンwwww」は少数であると思いたい。
おっさんの場合、自分の目の前でターゲットが消滅し 、体には贄の紋が刻まれる・・・・普通はこれだけでも十分に凹める筈だ。自分が死んでから地獄に流されるとかそう言う問題ではない。
軽いノリによる殺人・・・・むしゃくしゃした時にバットでボールを打ったり、物を壊したり、虫を殺したり、にゃんこを殺したり、人を殺したり、放火したり、国を潰したり、星を花火にしたり・・・・
あぁ、何だ。そうなのか。
星を壊すのもバッティングセンターに行くのも、同じじゃないですか。ましてや人の命など(´゚c_,゚` )水と多少の化合物、無機物の塊やがな。無価値無価値wwwww
どうしてを人を殺しちゃいけないんですか?(´゚c_,゚` )

正義だの悪だの馬鹿馬鹿しい(´゚c_,゚` )くだらない常識押し付けて何が喜びだ悲しみだ怨みだ法だ。殺したい時に殺せばいいんだバーカバーカ(´゚c_,゚` )
(゚Д゚)ハァ?
おっさん、証拠なんてないんだから適当に誤魔化してりゃいいだけの話なのに、わざわざ拓真キュンに罪を被せるような言動。うわぁあああああああああ
もしかしたらこのおっさんは、若いオッサンを殺すのはただの手段であって目的でなく、しからばその目的は何かといえば、証拠不十分でお咎め無しの「悪魔の子」を、何とかして町から追い出したいとか云う正義感か。悪魔を追い出すために虫けら一匹消し去って何が悪い!とか。大いなる善行の前の小さな犠牲など取るに足らぬ!とか。あるある。
その頃の拓真キュンには明確なアリバイがない。が、バスが通ったことを証言。バスの運転手は何か思い出そうとしているが、客は「見なかった」と。うわあぁぁぁぁぁぁぁ
見なかったのと居なかったのは同じではないのだが。
世間と隔離された村などでは、住人が一致団結することによって迷信の類が具現化されることがある。よそ者や裏切り者がそれを打ち破ったり荷担するのは難しいものだ。幾ら警察が物的証拠を持ってこようが、村ぐるみでそいつを亡き者にすることも可能なのだ。ガクガク。
さっきから聞き込みしてる男。刑事のようで。
地獄通信の噂を聞きつけたとかでハジメちゃんを継ぐ者降臨。
彼には妹が。つぐみたんを継ぐ者降臨(黙
拓真キュンが心を閉ざしていることを察知し、なにやら決意。おいおい。
さて、オッサンは町の人数人を集めてなにやらあやしげな会議。俺たちの街は俺たちで守らなきゃいけない・・・・隔離された村の考え方だ。それはそれでアリなんだけど、状況証拠と多数決によって物事が進んで行くのはいただけない。ただ、今のところそれを引っ張るカリスマ、偶像が存在していない (オッサンはそれになりきれていない) ので破綻は目に見えているのだが。
や、あえて上下関係を作らずにちょっとした統制を敷いた上で、それぞれがそれぞれの憎しみによって動く・・・・レインボーブリッヂ封鎖できません!(?
自宅の拓真キュンは壊れ気味。そりゃそうだわな。
本当に殺人犯にならないか心配である。
柿沼を流した女が警察へ。失踪と拓真キュンは関係無いと証言。ウマスウマス。とか言ってたらトラックと正面衝突してアボン。あーあ。またしても拓真キュンに関わった人間が死んだ。
憎しみと怨み、それに不運な偶然が渦巻くラブリーヒルズ青春白書。
その事故まで拓真キュンのせいかもしれないとか言い出すおっさん。村に帰れお前は。
「えぇ〜」とか言って反論できない奴ら。村に帰れお前らは。
まぁ実際、両親を殺害しようとした子供が普通に町で暮らしてると思えば、住人が恐れを抱くのは至極当然だ。「えぇ〜」とか言ってる奴らの罪を言及するのはちょいと厳しい。とは言え、「知らなかった」は言い訳にならんが。
しかしおっさんは違う。拓真キュンを追い出すためなら何でもやりかねず、それは正義でも自治でもなく、ただの迫害である。証拠を集める為に活動するのならば良いが、濡れ衣被せて豚箱に送り込もうなどとは浅はかにも程がある。
と、刑事の妹、蛍たんが拓真キュンに突撃。
「ボクに関わった人間は皆不幸になるんだから」
(´Д`)我が子がこんなセリフを吐いたと知ったら、親はどんな気持ちだろうか・・・
拓真キュンが柿沼を地獄に送った。その動機は母の死に関係するのではないかと蛍たんは睨んでいる。柿沼にトドメさしたのは彼ではないが、しかしまぁ、鋭い。と、柿沼を消したのが拓真キュンでないことも分かってるらしい。
あ、違った。
「地獄通信なんて嘘っぱちなんだから」
まぁ、そりゃそうだわな。
しかし犯人は誰なのかと問い詰められても、心を開いてなどと正面切って言われても、無理なもんは無理である。
あぁ、「信じる」って何だろう。
「全部話したら良かったのに」
「話しても信じてもらえない」
「信じてもらえなくても言わないと町の人たちは全ての事件をあなたのせいにしてしまう」
「すればいいさ」
「もうあなただけの問題じゃない。また誰かが地獄に流される」
積極的に接触するあいちゃん。拓真キュンを心配しているのか、仕事を増やすすなと言いたいのか。
「君が依頼を受けなければいいことじゃないか!」
全くその通りではあるが、しかしそれは出来ない。いや、その通りでもないか。需要に対して供給側が拒否したからって何でも解決できるもんじゃない。
昨日、ロリコン化現象とかでジュニアアイドルについてテレビでやってたけど、ロリ写真集なんて昔はやりたい放題やってたのを規制した結果、今のような法律を隙間を縫ったキワどいモノが出てきたわけで、それとて供給を断ったところで幼女誘拐を撲滅できるわけではない (というかその因果関係自体が疑問だが)。何の話だ。
ゲームの残酷描写を規制したからって犯罪が減ってるとは思えないし (減ってるの?)、つーかそう云うの規制すると困るのはコメンテーターとか警察じゃないのwwww犯罪の動機が全部「カッとしてやった」「ムシャクシャしてやった」「イライラしてやった」「ムラムラしてやった」ばっかりだよwww叩けるモノ残しといた方が楽なんじゃないの?偉そうなことを言うだけで何もしないってのがテレビや政治家のあるべき姿なんだよきっとwww
いや、全部なくした方が思考も調査も必要ないから楽か。犯罪者側も楽だな。挙句の果てに精神が如何のこうので無罪。あ、教育や環境が残ってるか。となると、そのうち学校も家庭も廃止して「強い奴だけ生き残る」世界が。ウーン素晴らしい世紀末。
中途半端に「臭い物に蓋」したって何の解決にもならないって話。
まぁ、セクシー路線のジュニアアイドルは無くして良いと思うけどね(ぁ
まぁ、とにかく地獄少女が居なくても殺人はなくならないし、他人を怨む人間も居なくならない。問題はそこではない。
悪いことをすれば必ず自分に返ってくる。どうして皆はそんな簡単なことが分からないの?
まぁ、わかった上でやってるんだろうけどね。やらずに後悔よりやって後悔といったところか。
キクリたんが蛍たんに接触。
「どーして信じてあげなかったの」
「し、信じてるわ。拓真君の無実を」
無実は信じても人は信じないんだな・・・それは信じるとは言わない。
「あの人があんな事する筈ない!」と言うのは「信じている」のとは違う。自分の思い通りに事を進めたいという欲望でしかない。こういうのに限って、事実を知ったときに「裏切られた」とか一人で先走るのだ。
ぶっちゃけ、初対面の子に対して信じるもヘッタクレもないんだが。それに蛍たんはお兄ちゃんの役に立ちたいとかそう言うつもりで出向いてるわけであって、救世主でも何でもないことに留意したい。少なくとも、今のところは。
地獄パワーを見せつけ、どこぞへと招待するキクリたん。やりたい放題かw
刑事が拓真キュンの家へ。彼も知らぬうちに蛍たんはどこぞへ連れ去られたわけだが、外で監視してるおっさん達ももちろん、蛍たんが外に出たのを見ていない。と、彼らを更に離れた場所で監視する者の姿があるが・・・・
玄関には蛍たんの靴がある。と、なぜかおっさんどもまで勝手に入ってきた。なんというガサ入れ。
さて、もちろん蛍たんは居ないし拓真キュンも知らない。知っているとすれば、おっさんだ。地獄通信に依頼された人間が目の前で消えることを知っているのだから。
おっさんは拓真キュンを締め上げるが、刑事の方でも地獄通信に思い当たる。こうなるとおっさんとしては分が悪い。自分が若いオッサンを消したと言う証拠などないが、地獄通信を前提として捜査されてしまうと「悪魔の子」を犯罪者としてでっち上げる事が難しくなる。彼の目的はあくまでもそこなのだ。
「ボクじゃない!信じて!」
その言葉にはっとなる刑事。刑事は疑うのが仕事だなどと言われるが、しかしそれだけでは何も進まない。
つーか民間人がギャースカ騒いでるのを放置してる時点でおかしいし、とりあえず追い出せよこいつら・・・
と、その瞬間、おっさんは追い出されるっつーか、消滅した。また・・・・またしても拓真キュンに関わった人間が消えたのだ。一緒に居た別のおっさんからすれば、まさに悪魔のなせる業である。
流したのは、おっさんたちを監視してた女。自分で消した男の妻に消されたのだ。しかし何でこのおっさんが犯人と分かったのだろう?女の勘か。
めくるめく哀しみの連鎖。そして隔離されたニルヴァーナへと辿り着いた蛍たんの運命や如何に!?待て、次週!
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何か合唱の練習→おっさん下手→若いオッサンが非難→おっさんマジでブチギレ5秒前→事情を知らぬ私からは「アホか」としか言えない。
静かな湖畔からヤフー♪ヤフー♪
( ´∀`)
今週も拓真キュン。に接触するはあいちゃん。なにゆえ?
キクリたんも「私の事嫌いー?」とか言っておちょくってるww
と、さっき非難されたおっさんが速攻で糸を解く。それも本人の目の前で。んなバカな。
人を殺すと言う重みが分からぬ中年。まぁ、それはそうであろう。憎んだ相手の正面から首を締めて殺すのと、背後から刺し殺すのと、遠くから撃ち殺すのと、誰かに依頼するのとでは加害者側が感じる「命の重み」は全然違うものだ。とはいえ、銃で撃ち殺すにしたって普通の人はその感触をそうそう忘れることなど出来ない。銃の重みと手触り、反動、あっけなく倒れるターゲット・・・
それに比べると赤い糸を解くだけという地獄通信は何とも気軽に思える。
だがそれも、遠くの人間を消した場合に限るものである。いや、例え遠くだとしても気軽ではない。
どう考えても同情に値しない怨みで「くそ・・・あいつなんて死ねば良いのに・・・」って思った相手が旅先で事故って死んだとなれば、多くの人は「ぇ・・・」となるものだ。「ざまぁカンカンwwww」は少数であると思いたい。
おっさんの場合、自分の目の前でターゲットが消滅し 、体には贄の紋が刻まれる・・・・普通はこれだけでも十分に凹める筈だ。自分が死んでから地獄に流されるとかそう言う問題ではない。
軽いノリによる殺人・・・・むしゃくしゃした時にバットでボールを打ったり、物を壊したり、虫を殺したり、にゃんこを殺したり、人を殺したり、放火したり、国を潰したり、星を花火にしたり・・・・
あぁ、何だ。そうなのか。
星を壊すのもバッティングセンターに行くのも、同じじゃないですか。ましてや人の命など(´゚c_,゚` )水と多少の化合物、無機物の塊やがな。無価値無価値wwwww
どうしてを人を殺しちゃいけないんですか?(´゚c_,゚` )

正義だの悪だの馬鹿馬鹿しい(´゚c_,゚` )くだらない常識押し付けて何が喜びだ悲しみだ怨みだ法だ。殺したい時に殺せばいいんだバーカバーカ(´゚c_,゚` )
(゚Д゚)ハァ?
おっさん、証拠なんてないんだから適当に誤魔化してりゃいいだけの話なのに、わざわざ拓真キュンに罪を被せるような言動。うわぁあああああああああ
もしかしたらこのおっさんは、若いオッサンを殺すのはただの手段であって目的でなく、しからばその目的は何かといえば、証拠不十分でお咎め無しの「悪魔の子」を、何とかして町から追い出したいとか云う正義感か。悪魔を追い出すために虫けら一匹消し去って何が悪い!とか。大いなる善行の前の小さな犠牲など取るに足らぬ!とか。あるある。
その頃の拓真キュンには明確なアリバイがない。が、バスが通ったことを証言。バスの運転手は何か思い出そうとしているが、客は「見なかった」と。うわあぁぁぁぁぁぁぁ
見なかったのと居なかったのは同じではないのだが。
世間と隔離された村などでは、住人が一致団結することによって迷信の類が具現化されることがある。よそ者や裏切り者がそれを打ち破ったり荷担するのは難しいものだ。幾ら警察が物的証拠を持ってこようが、村ぐるみでそいつを亡き者にすることも可能なのだ。ガクガク。
さっきから聞き込みしてる男。刑事のようで。
地獄通信の噂を聞きつけたとかでハジメちゃんを継ぐ者降臨。
彼には妹が。つぐみたんを継ぐ者降臨(黙
拓真キュンが心を閉ざしていることを察知し、なにやら決意。おいおい。
さて、オッサンは町の人数人を集めてなにやらあやしげな会議。俺たちの街は俺たちで守らなきゃいけない・・・・隔離された村の考え方だ。それはそれでアリなんだけど、状況証拠と多数決によって物事が進んで行くのはいただけない。ただ、今のところそれを引っ張るカリスマ、偶像が存在していない (オッサンはそれになりきれていない) ので破綻は目に見えているのだが。
や、あえて上下関係を作らずにちょっとした統制を敷いた上で、それぞれがそれぞれの憎しみによって動く・・・・レインボーブリッヂ封鎖できません!(?
自宅の拓真キュンは壊れ気味。そりゃそうだわな。
本当に殺人犯にならないか心配である。
柿沼を流した女が警察へ。失踪と拓真キュンは関係無いと証言。ウマスウマス。とか言ってたらトラックと正面衝突してアボン。あーあ。またしても拓真キュンに関わった人間が死んだ。
憎しみと怨み、それに不運な偶然が渦巻くラブリーヒルズ青春白書。
その事故まで拓真キュンのせいかもしれないとか言い出すおっさん。村に帰れお前は。
「えぇ〜」とか言って反論できない奴ら。村に帰れお前らは。
まぁ実際、両親を殺害しようとした子供が普通に町で暮らしてると思えば、住人が恐れを抱くのは至極当然だ。「えぇ〜」とか言ってる奴らの罪を言及するのはちょいと厳しい。とは言え、「知らなかった」は言い訳にならんが。
しかしおっさんは違う。拓真キュンを追い出すためなら何でもやりかねず、それは正義でも自治でもなく、ただの迫害である。証拠を集める為に活動するのならば良いが、濡れ衣被せて豚箱に送り込もうなどとは浅はかにも程がある。
と、刑事の妹、蛍たんが拓真キュンに突撃。
「ボクに関わった人間は皆不幸になるんだから」
(´Д`)我が子がこんなセリフを吐いたと知ったら、親はどんな気持ちだろうか・・・
拓真キュンが柿沼を地獄に送った。その動機は母の死に関係するのではないかと蛍たんは睨んでいる。柿沼にトドメさしたのは彼ではないが、しかしまぁ、鋭い。と、柿沼を消したのが拓真キュンでないことも分かってるらしい。
あ、違った。
「地獄通信なんて嘘っぱちなんだから」
まぁ、そりゃそうだわな。
しかし犯人は誰なのかと問い詰められても、心を開いてなどと正面切って言われても、無理なもんは無理である。
あぁ、「信じる」って何だろう。
「全部話したら良かったのに」
「話しても信じてもらえない」
「信じてもらえなくても言わないと町の人たちは全ての事件をあなたのせいにしてしまう」
「すればいいさ」
「もうあなただけの問題じゃない。また誰かが地獄に流される」
積極的に接触するあいちゃん。拓真キュンを心配しているのか、仕事を増やすすなと言いたいのか。
「君が依頼を受けなければいいことじゃないか!」
全くその通りではあるが、しかしそれは出来ない。いや、その通りでもないか。需要に対して供給側が拒否したからって何でも解決できるもんじゃない。
昨日、ロリコン化現象とかでジュニアアイドルについてテレビでやってたけど、ロリ写真集なんて昔はやりたい放題やってたのを規制した結果、今のような法律を隙間を縫ったキワどいモノが出てきたわけで、それとて供給を断ったところで幼女誘拐を撲滅できるわけではない (というかその因果関係自体が疑問だが)。何の話だ。
ゲームの残酷描写を規制したからって犯罪が減ってるとは思えないし (減ってるの?)、つーかそう云うの規制すると困るのはコメンテーターとか警察じゃないのwwww犯罪の動機が全部「カッとしてやった」「ムシャクシャしてやった」「イライラしてやった」「ムラムラしてやった」ばっかりだよwww叩けるモノ残しといた方が楽なんじゃないの?偉そうなことを言うだけで何もしないってのがテレビや政治家のあるべき姿なんだよきっとwww
いや、全部なくした方が思考も調査も必要ないから楽か。犯罪者側も楽だな。挙句の果てに精神が如何のこうので無罪。あ、教育や環境が残ってるか。となると、そのうち学校も家庭も廃止して「強い奴だけ生き残る」世界が。ウーン素晴らしい世紀末。
中途半端に「臭い物に蓋」したって何の解決にもならないって話。
まぁ、セクシー路線のジュニアアイドルは無くして良いと思うけどね(ぁ
まぁ、とにかく地獄少女が居なくても殺人はなくならないし、他人を怨む人間も居なくならない。問題はそこではない。
悪いことをすれば必ず自分に返ってくる。どうして皆はそんな簡単なことが分からないの?
まぁ、わかった上でやってるんだろうけどね。やらずに後悔よりやって後悔といったところか。
キクリたんが蛍たんに接触。
「どーして信じてあげなかったの」
「し、信じてるわ。拓真君の無実を」
無実は信じても人は信じないんだな・・・それは信じるとは言わない。
「あの人があんな事する筈ない!」と言うのは「信じている」のとは違う。自分の思い通りに事を進めたいという欲望でしかない。こういうのに限って、事実を知ったときに「裏切られた」とか一人で先走るのだ。
ぶっちゃけ、初対面の子に対して信じるもヘッタクレもないんだが。それに蛍たんはお兄ちゃんの役に立ちたいとかそう言うつもりで出向いてるわけであって、救世主でも何でもないことに留意したい。少なくとも、今のところは。
地獄パワーを見せつけ、どこぞへと招待するキクリたん。やりたい放題かw
刑事が拓真キュンの家へ。彼も知らぬうちに蛍たんはどこぞへ連れ去られたわけだが、外で監視してるおっさん達ももちろん、蛍たんが外に出たのを見ていない。と、彼らを更に離れた場所で監視する者の姿があるが・・・・
玄関には蛍たんの靴がある。と、なぜかおっさんどもまで勝手に入ってきた。なんというガサ入れ。
さて、もちろん蛍たんは居ないし拓真キュンも知らない。知っているとすれば、おっさんだ。地獄通信に依頼された人間が目の前で消えることを知っているのだから。
おっさんは拓真キュンを締め上げるが、刑事の方でも地獄通信に思い当たる。こうなるとおっさんとしては分が悪い。自分が若いオッサンを消したと言う証拠などないが、地獄通信を前提として捜査されてしまうと「悪魔の子」を犯罪者としてでっち上げる事が難しくなる。彼の目的はあくまでもそこなのだ。
「ボクじゃない!信じて!」
その言葉にはっとなる刑事。刑事は疑うのが仕事だなどと言われるが、しかしそれだけでは何も進まない。
つーか民間人がギャースカ騒いでるのを放置してる時点でおかしいし、とりあえず追い出せよこいつら・・・
と、その瞬間、おっさんは追い出されるっつーか、消滅した。また・・・・またしても拓真キュンに関わった人間が消えたのだ。一緒に居た別のおっさんからすれば、まさに悪魔のなせる業である。
流したのは、おっさんたちを監視してた女。自分で消した男の妻に消されたのだ。しかし何でこのおっさんが犯人と分かったのだろう?女の勘か。
めくるめく哀しみの連鎖。そして隔離されたニルヴァーナへと辿り着いた蛍たんの運命や如何に!?待て、次週!
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地獄少女 二籠
第22話 「憧憬」
今日のテーマ:閉ざされた扉の破壊に伴う粉塵に起因する障害について。

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「ここの景色飽きた」
キクリたん、突然現れては住み着いて、好き勝手やった挙句の言い様である。数百年もここに居続け、これからも持続する者の前で気軽に言って良いことばではない。
「慣れすぎた・・・かな」
さて、両親を殺したことになってる拓真キュン再登場です。極限鬱エンド、終局の続きは如何に、といったところか。
取調室に入れられる拓真キュン。殺人容疑といえど、子供を取調室に入れるかなぁ?まぁ、入れるなぁ(何
と、父親は生きてた。
犯人は地獄に流されたなんて言っても誰も信じるはずがない。人が信じたとしても、法律はそれを認めるわけにはいかぬ。しかし拓真キュンはその状況を受け入れ、何とも力強く生きてる感じである。
街中でもやたらと噂されてる。「あぁいう普段大人しい子が怖いのよねぇ」
こういうのって凄い複雑な気持ちになるなぁ。
本当に親を殺した少年が街中歩いてたとして、それを暖かく迎え入れてやることは善意にも見えるけど悪意でもあるわけで。
普段は普通の主婦面しておきながら年端もいかぬ子供を指差してグダグダ言う超排他的なお前らも十分怖いわ!と思う反面、殺人犯は排他され、蔑まれ、石を投げられ差別されるのが当然とも思える。
まぁ、今回は拓真キュンが無実であることを知っているので、こちらの味方をせざるを得ない。
そんな拓真キュンに接近するバイクのお姉さん、せり。事件以来、気さくに声をかけてくれる初めての人かもしれない。
「うち、来る?うち、誰も居ないから気を使ったりしなくて良いし」
なんと言う口説きテクニック( ´∀`)
そんな二人を見送るあいちゃんの姿。登場するだけで「ほのぼの」を「緊張感」に変えてしまうその存在感はまさに舞台荒らし。怖い子っ!
ところで、このせり。村八分にされてる拓真を気遣っているあたり良い人くさいけれど、しかし社会のルールは糞喰らえと云うか、マナーもない。モールをバイクで駆け抜け、公共物にスプレーをぶちまける。
ちゃんと注意する拓真キュンは偉いな( ´∀`)せりも素直に聞いてくれる。
拓真キュンの家は荒れ放題。それを外から監視するように覗く女の目・・・・せりは何やら知っていそうだが?
駆け落ちを持ちかけるせりだが、拓真はついていけない。と、ここでキクリたん登場(=‘ー‘)
キクリたんが勝手に遊びに出たからあいちゃん達がそれを追って来てるのかともちょっと思ったけど、やはり違うらしい。
「拓真は私が人間じゃないの知ってるよ」
(゚Д゚ )!軽軽しく言うな!
何故地獄少女が着ているのか。
「もしかして・・・・」
この町で人から怨みを買う人間・・・真っ先に思い浮かぶのは「親殺しの拓真」なのだ。
今日は女殺しだが(何

夜、どこぞへと電話してるせり。近所のオッサン (蓮江) に金を要求している。死亡フラグである。
蓮江の妻の怒りは自分を裏切った夫と、夫を誘惑した女、どちらに比重が置かれているだろうか。どっちが死ぬのだろうか。
今までの事を全部忘れて位置からやり直す・・・そう言うせりの手首にはリストカットの痕が。
「今は辛いだろうけど頑張れ。変なこと言う奴が居ても放っとけ。拓真は拓真なんだから」
何かにつけて拓真を抱擁するせり。これは重要である。特に今の拓真には上辺だけの言葉ではなく、全身で感じられる温かさが必要なのだ。
本当に殺人犯だった場合も同じかもしれない。死刑囚は別として。殺人を犯す前に温かさを知るべきなのだろうが。
「拓真は一人ぼっちじゃないからね」
生き地獄を味わう羽目になった拓真キュンに対するアフターケアのお話。あぁ、めでたしめでたし。
と思いきや、キクリたん再来。
「地獄少女来たよ、キヒヒ」
ターゲットはせり。追う拓真だが間にあう訳もなく・・・そこに残されたのはバイクの残骸だけ。
家を取られ、それから人生も狂い始めたせりの復讐。
妻を持ちながらも、若い女に良いようにされる男。
地獄少女に頼るしか解決法を見出せぬ女。
バカばっかりである。
そして拓真キュン・・・・自分に関わる者が皆不幸になっていく・・・僕は何のために生まれてきたのだろう?
なんと言う鬱アニメ。
って、次回にも続く!最後まで行くのか!? こ れ は あ ち ぃ
どこまで追い詰められるのか拓真少年、今度は戦争だ!
続きを隠す
キクリたん、突然現れては住み着いて、好き勝手やった挙句の言い様である。数百年もここに居続け、これからも持続する者の前で気軽に言って良いことばではない。
「慣れすぎた・・・かな」
さて、両親を殺したことになってる拓真キュン再登場です。極限鬱エンド、終局の続きは如何に、といったところか。
取調室に入れられる拓真キュン。殺人容疑といえど、子供を取調室に入れるかなぁ?まぁ、入れるなぁ(何
と、父親は生きてた。
犯人は地獄に流されたなんて言っても誰も信じるはずがない。人が信じたとしても、法律はそれを認めるわけにはいかぬ。しかし拓真キュンはその状況を受け入れ、何とも力強く生きてる感じである。
街中でもやたらと噂されてる。「あぁいう普段大人しい子が怖いのよねぇ」
こういうのって凄い複雑な気持ちになるなぁ。
本当に親を殺した少年が街中歩いてたとして、それを暖かく迎え入れてやることは善意にも見えるけど悪意でもあるわけで。
普段は普通の主婦面しておきながら年端もいかぬ子供を指差してグダグダ言う超排他的なお前らも十分怖いわ!と思う反面、殺人犯は排他され、蔑まれ、石を投げられ差別されるのが当然とも思える。
まぁ、今回は拓真キュンが無実であることを知っているので、こちらの味方をせざるを得ない。
そんな拓真キュンに接近するバイクのお姉さん、せり。事件以来、気さくに声をかけてくれる初めての人かもしれない。
「うち、来る?うち、誰も居ないから気を使ったりしなくて良いし」
なんと言う口説きテクニック( ´∀`)
そんな二人を見送るあいちゃんの姿。登場するだけで「ほのぼの」を「緊張感」に変えてしまうその存在感はまさに舞台荒らし。怖い子っ!
ところで、このせり。村八分にされてる拓真を気遣っているあたり良い人くさいけれど、しかし社会のルールは糞喰らえと云うか、マナーもない。モールをバイクで駆け抜け、公共物にスプレーをぶちまける。
ちゃんと注意する拓真キュンは偉いな( ´∀`)せりも素直に聞いてくれる。
拓真キュンの家は荒れ放題。それを外から監視するように覗く女の目・・・・せりは何やら知っていそうだが?
駆け落ちを持ちかけるせりだが、拓真はついていけない。と、ここでキクリたん登場(=‘ー‘)
キクリたんが勝手に遊びに出たからあいちゃん達がそれを追って来てるのかともちょっと思ったけど、やはり違うらしい。
「拓真は私が人間じゃないの知ってるよ」
(゚Д゚ )!軽軽しく言うな!
何故地獄少女が着ているのか。
「もしかして・・・・」
この町で人から怨みを買う人間・・・真っ先に思い浮かぶのは「親殺しの拓真」なのだ。
今日は女殺しだが(何

夜、どこぞへと電話してるせり。近所のオッサン (蓮江) に金を要求している。死亡フラグである。
蓮江の妻の怒りは自分を裏切った夫と、夫を誘惑した女、どちらに比重が置かれているだろうか。どっちが死ぬのだろうか。
今までの事を全部忘れて位置からやり直す・・・そう言うせりの手首にはリストカットの痕が。
「今は辛いだろうけど頑張れ。変なこと言う奴が居ても放っとけ。拓真は拓真なんだから」
何かにつけて拓真を抱擁するせり。これは重要である。特に今の拓真には上辺だけの言葉ではなく、全身で感じられる温かさが必要なのだ。
本当に殺人犯だった場合も同じかもしれない。死刑囚は別として。殺人を犯す前に温かさを知るべきなのだろうが。
「拓真は一人ぼっちじゃないからね」
生き地獄を味わう羽目になった拓真キュンに対するアフターケアのお話。あぁ、めでたしめでたし。
と思いきや、キクリたん再来。
「地獄少女来たよ、キヒヒ」
ターゲットはせり。追う拓真だが間にあう訳もなく・・・そこに残されたのはバイクの残骸だけ。
家を取られ、それから人生も狂い始めたせりの復讐。
妻を持ちながらも、若い女に良いようにされる男。
地獄少女に頼るしか解決法を見出せぬ女。
バカばっかりである。
そして拓真キュン・・・・自分に関わる者が皆不幸になっていく・・・僕は何のために生まれてきたのだろう?
なんと言う鬱アニメ。
って、次回にも続く!最後まで行くのか!? こ れ は あ ち ぃ
どこまで追い詰められるのか拓真少年、今度は戦争だ!
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>>地獄少女 二籠
第二十一話 「紙風船ふわり」
今日のテーマ:THE MANIPULATOR & THE SUBSERVIENT

第二十一話 「紙風船ふわり」
今日のテーマ:THE MANIPULATOR & THE SUBSERVIENT

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オッサンを誘惑する美女・・・それは妖怪、骨女・・・・
を誘惑するあいちゃん。
「迷っているのね・・・・一緒に来なさい」
人間の怨みを代行し、罰を与えつづけるのが地獄少女の役目であり、贖罪である。その地獄少女が何故、こうも積極的に他人を引き入れるのか・・・
話は現代へ。ダメ男に惚れてしまった女。男に財産を全部取られるが、しかしそれでも誠を嫌いになることは出来ない。お金なんて如何でもいいから、戻ってきて欲しい。
しかし男のほうから見ればこの女はただの金づるであり、妙な純愛論持ち出されてもウザイし重いし意味が分からないといったところ。
女は身ごもっているが、それも誠から見れば鎖ではなく、重荷。増してや歓びなど欠片もない。
「こりゃあ解くな、糸」
「いつも泣くのは女・・・」
「いる・・・」
女の背にはなにやら幽霊のような存在。骨女は見覚えがあるようだが・・・?
場面は一転、ちょんまげ流行時代へ。
紙風船を作る可愛い少女おつゆ。上等とはいえぬ待遇で働いているが、本人は不平を言わない。そんなおつゆに簪をプレゼントする若旦那。
「二代目という身分を捨て、お前とここを出る!」
なんという嬉恥ずかしい恋話。日の高いうちから押し倒されておつゆも夢心地・・・・・・・いらん事が頭をよぎったけど、言わないでおこう(ぁ
雪の降る夜、2人は駆け落ちを敢行。
しかし2人が行き着いた先は女郎屋らしき所。
「生娘かい?」
「あ、あぁ」
「嘘ついても分かるんだよ。違うんだね。HAHAHA大したもんだねあんたも、お手つきを借金のかたに連れて来るとは」
若旦那はおつゆの事を一種の宝石か何かとしか思っていなかった。ちょっと優しく磨いて、ついでに自分の汚らわしい欲望を発散しながらもさっさと売り飛ばす。あぁ、なんというカス。
「へへ、堪忍だよ、つゆ」
「涙も出ないだろう?男なんて、所詮あんなものさ」
現代へ。
「そんなやつ、もう忘れた方がいいって。プーなんでしょ?」
友達が慰めている。こういう場合、友達といえど好きな(好きだった)人の悪口を言われるのは「慰めてくれて有難う」と同時に「何勝手なこと言ってんだ!」って怒りが湧くと思うが如何か。どちらに比重を置くか、ですな。
過去に戻る。
おつゆは何だかんだで上手くやってるようで、妹分、キヨにも懐かれている。大分時も過ぎたらしく、骨女の艶っぽさが既に見て取れる。
キヨの方はどうも要領が悪いらしく、おつゆのようには上手く立ち振る舞えない模様。多少の愚痴はこぼすものの、しかしそれほど後ろ向きというわけでも無さそうだ。
「私は大丈夫、バカだからさ、やな事は直ぐに忘れちまうんだ」
しかしこれは自己欺瞞に他ならなかったのであるが・・・・・・・
そんなキヨを大切に思っているおつゆは、鉄っつぁんと共謀して彼女を逃がすことに。しかしキヨは姉さんと一緒じゃないとイヤだと言い張る。
「何でそんな余計なことするのさ!姉さんはなんでも勝手に決めちまう。逃げたいなら姉さんが逃げればいいじゃないか!」
人に行動を強要されるのは気分が良くない。自分がそうありたいとするものを後押ししてくれる場合はそれを弾みにすることも可能だが、そうでない場合は例え自分の事を思ってのことだと分かっていても、大きなお世話と感じずにいられない。
店から逃げることより、姉さんと一緒にいるほうが大事と考えたか、或いは他に・・・・
現代へ。
「そんなに好きなわけ?どこがいいのよ」
「私をちゃんと見てくれたから、大事にしてくれたから・・・」
「上手く騙されて遊ばれただけだって」
「違う・・・そんなんじゃない・・・誠はそんな人じゃない!」
彼女は友達より男に比重を置いたらしい。誠が本当に「そんな人じゃない」ならばそれで良いのであるが・・・・
過去へ。
手はずどおり、おつゆと鉄、キヨは逃げる準備をするが・・・・肝心のキヨが店の者と一緒に現れたのだ。
「やってくれたね!つゆ」
「この着物、この人が買ってくれたんだ・・・つゆ姉さんのよりずっと上物だよ」
キヨが選んだのはおつゆではなく。
店に居続ける事でしか自己確立が出来ないというのでもなく。
その男と共にありたかったから。
その男の手にかかり、あっけなく斬り捨てられる鉄。
おつゆの怒り、怨みの視線は鉄を切り捨て、また自分を殺そうとする男ではなく、キヨに向けられていた・・・・
河に流されたおつゆは哀れな女達の霊を呼び込み、骨女として転生したのだった。
ただただ走ることで自分を主張する輪入道。
幾多の命を啜りながらも無力でありつづけ、しかし真実を探求する一目連。
付喪神である二人に比べ、おつゆの背負うものはドロドロだ。
現代へ。
キクリたんは今日もウインナー。カワユス(=‘ー‘)
女は諦めずに誠の元へ。
「私の事、好きじゃなくてもいい」
もちろん、この男は誉められたもんじゃない。しかし女の方も実際面倒な感じが漂っている。子供がいなかったらどうなっていたであろうか。
「関係ねーよ!」
これ以上に関係あることもないだろう(´゚д゚`)
「ウゼーんだよ!ストーカーじゃねーか!」
これはまぁ、一理なくもない。子供がいなければ。つーか避妊くらいしろよこの人非人が。
ついに決心し、糸を解く女。消える男。見守る妖怪。
地獄コント。

何やってんだお前らwwwwwwww
逆怨みにも対応する地獄通信だが、最初に与える苦痛はあいちゃん達の裁量にかかってるわけで、感情に任せてやってるよな。彼女らは仕置き人じゃなく、ただ「地獄流し」を敢行するだけの筈なのに、冷静に考えて職権濫用じゃないのか。
「誠がいなきゃ、産んでも・・意味ない・・・・」
自殺しようとする女。重い・・・・気軽に中絶してそれを心の底からステータスにするような馬鹿よりはマシか。実際そんな奴は少数だが。
しかしもちろんのこと、この女は正気ではない。ずっと前から何かがとり憑いていたのだ。その正体はもちろんキヨ。
馬鹿だからやな事は直ぐに忘れちまう・・・・そう言っていたはずのキヨが数百年たった今も彷徨いつづけている・・・何ということか。
キヨが選んだ男の子供が出来た。しかし、その男にとってもキヨの存在は軽い。着物をくれてやったのは大切に思っているからとかではなく、ただ単に自分の持ち物を小奇麗にしておきたかっただけなのだ。
おつゆを売った男にとって女が金になる宝石なら、この男にとっての女とは肉便器でしかない。汚れた人間くささなど匂わせようものなら、さっさと切り捨てる。
「何が分かるってのさ。姉さんなんかに分かるわけがない・・・」
無念を抱えた霊として存在しつづけるキヨと、周りを巻き込んで妖怪に転生したおつゆ。どっちが重かろう。まぁ、そういう問題でもないが。
「姉さん、逢えて嬉しかった・・・」
そう言って一人で身投げするキヨ・・・これの意味するところを誰か教えてください(ぁ
誰かを道連れにしながらの自慰という名の自傷。それを卒業するという意思の表れであろうか。それとも霊は身投げすると地獄に落ちたりするのだろうか。
無念を晴らすでもなく、全てに納得するでもなく、「馬鹿だから」などと言いつくろって消滅するキヨ。泣き崩れる骨女を見るに、まともに成仏したとは考えにくい。
さて、キヨはそんなことになってしまったが、憑かれていた方の女は何とか立ち直れそうである。
「いつか、気が向いたらで良いから、キヨを拾ってやってくれないかい?あたしはもう十分救われたからさ・・・」
あいちゃんは役に立つ道具として三藁を勧誘したのか、人間を殺しながらも哀れな霊魂を見逃すことが出来なかったのか。
地獄流しこそはあいちゃんの贖罪であるが、同時に罪でもある。哀れな霊魂を救うこともまた、一つの贖罪であろうか。
何かいつも以上に、内容なぞってるだけになってないか。まぁ良いか(良くない
次回はオーソドックスなイジメ問題。とはちょっと違う模様。むふぅ。
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を誘惑するあいちゃん。
「迷っているのね・・・・一緒に来なさい」
人間の怨みを代行し、罰を与えつづけるのが地獄少女の役目であり、贖罪である。その地獄少女が何故、こうも積極的に他人を引き入れるのか・・・
話は現代へ。ダメ男に惚れてしまった女。男に財産を全部取られるが、しかしそれでも誠を嫌いになることは出来ない。お金なんて如何でもいいから、戻ってきて欲しい。
しかし男のほうから見ればこの女はただの金づるであり、妙な純愛論持ち出されてもウザイし重いし意味が分からないといったところ。
女は身ごもっているが、それも誠から見れば鎖ではなく、重荷。増してや歓びなど欠片もない。
「こりゃあ解くな、糸」
「いつも泣くのは女・・・」
「いる・・・」
女の背にはなにやら幽霊のような存在。骨女は見覚えがあるようだが・・・?
場面は一転、ちょんまげ流行時代へ。
紙風船を作る可愛い少女おつゆ。上等とはいえぬ待遇で働いているが、本人は不平を言わない。そんなおつゆに簪をプレゼントする若旦那。
「二代目という身分を捨て、お前とここを出る!」
なんという嬉恥ずかしい恋話。日の高いうちから押し倒されておつゆも夢心地・・・・・・・いらん事が頭をよぎったけど、言わないでおこう(ぁ
雪の降る夜、2人は駆け落ちを敢行。
しかし2人が行き着いた先は女郎屋らしき所。
「生娘かい?」
「あ、あぁ」
「嘘ついても分かるんだよ。違うんだね。HAHAHA大したもんだねあんたも、お手つきを借金のかたに連れて来るとは」
若旦那はおつゆの事を一種の宝石か何かとしか思っていなかった。ちょっと優しく磨いて、ついでに自分の汚らわしい欲望を発散しながらもさっさと売り飛ばす。あぁ、なんというカス。
「へへ、堪忍だよ、つゆ」
「涙も出ないだろう?男なんて、所詮あんなものさ」
現代へ。
「そんなやつ、もう忘れた方がいいって。プーなんでしょ?」
友達が慰めている。こういう場合、友達といえど好きな(好きだった)人の悪口を言われるのは「慰めてくれて有難う」と同時に「何勝手なこと言ってんだ!」って怒りが湧くと思うが如何か。どちらに比重を置くか、ですな。
過去に戻る。
おつゆは何だかんだで上手くやってるようで、妹分、キヨにも懐かれている。大分時も過ぎたらしく、骨女の艶っぽさが既に見て取れる。
キヨの方はどうも要領が悪いらしく、おつゆのようには上手く立ち振る舞えない模様。多少の愚痴はこぼすものの、しかしそれほど後ろ向きというわけでも無さそうだ。
「私は大丈夫、バカだからさ、やな事は直ぐに忘れちまうんだ」
しかしこれは自己欺瞞に他ならなかったのであるが・・・・・・・
そんなキヨを大切に思っているおつゆは、鉄っつぁんと共謀して彼女を逃がすことに。しかしキヨは姉さんと一緒じゃないとイヤだと言い張る。
「何でそんな余計なことするのさ!姉さんはなんでも勝手に決めちまう。逃げたいなら姉さんが逃げればいいじゃないか!」
人に行動を強要されるのは気分が良くない。自分がそうありたいとするものを後押ししてくれる場合はそれを弾みにすることも可能だが、そうでない場合は例え自分の事を思ってのことだと分かっていても、大きなお世話と感じずにいられない。
店から逃げることより、姉さんと一緒にいるほうが大事と考えたか、或いは他に・・・・
現代へ。
「そんなに好きなわけ?どこがいいのよ」
「私をちゃんと見てくれたから、大事にしてくれたから・・・」
「上手く騙されて遊ばれただけだって」
「違う・・・そんなんじゃない・・・誠はそんな人じゃない!」
彼女は友達より男に比重を置いたらしい。誠が本当に「そんな人じゃない」ならばそれで良いのであるが・・・・
過去へ。
手はずどおり、おつゆと鉄、キヨは逃げる準備をするが・・・・肝心のキヨが店の者と一緒に現れたのだ。
「やってくれたね!つゆ」
「この着物、この人が買ってくれたんだ・・・つゆ姉さんのよりずっと上物だよ」
キヨが選んだのはおつゆではなく。
店に居続ける事でしか自己確立が出来ないというのでもなく。
その男と共にありたかったから。
その男の手にかかり、あっけなく斬り捨てられる鉄。
おつゆの怒り、怨みの視線は鉄を切り捨て、また自分を殺そうとする男ではなく、キヨに向けられていた・・・・
河に流されたおつゆは哀れな女達の霊を呼び込み、骨女として転生したのだった。
ただただ走ることで自分を主張する輪入道。
幾多の命を啜りながらも無力でありつづけ、しかし真実を探求する一目連。
付喪神である二人に比べ、おつゆの背負うものはドロドロだ。
現代へ。
キクリたんは今日もウインナー。カワユス(=‘ー‘)
女は諦めずに誠の元へ。
「私の事、好きじゃなくてもいい」
もちろん、この男は誉められたもんじゃない。しかし女の方も実際面倒な感じが漂っている。子供がいなかったらどうなっていたであろうか。
「関係ねーよ!」
これ以上に関係あることもないだろう(´゚д゚`)
「ウゼーんだよ!ストーカーじゃねーか!」
これはまぁ、一理なくもない。子供がいなければ。つーか避妊くらいしろよこの人非人が。
ついに決心し、糸を解く女。消える男。見守る妖怪。
地獄コント。

何やってんだお前らwwwwwwww
逆怨みにも対応する地獄通信だが、最初に与える苦痛はあいちゃん達の裁量にかかってるわけで、感情に任せてやってるよな。彼女らは仕置き人じゃなく、ただ「地獄流し」を敢行するだけの筈なのに、冷静に考えて職権濫用じゃないのか。
「誠がいなきゃ、産んでも・・意味ない・・・・」
自殺しようとする女。重い・・・・気軽に中絶してそれを心の底からステータスにするような馬鹿よりはマシか。実際そんな奴は少数だが。
しかしもちろんのこと、この女は正気ではない。ずっと前から何かがとり憑いていたのだ。その正体はもちろんキヨ。
馬鹿だからやな事は直ぐに忘れちまう・・・・そう言っていたはずのキヨが数百年たった今も彷徨いつづけている・・・何ということか。
キヨが選んだ男の子供が出来た。しかし、その男にとってもキヨの存在は軽い。着物をくれてやったのは大切に思っているからとかではなく、ただ単に自分の持ち物を小奇麗にしておきたかっただけなのだ。
おつゆを売った男にとって女が金になる宝石なら、この男にとっての女とは肉便器でしかない。汚れた人間くささなど匂わせようものなら、さっさと切り捨てる。
「何が分かるってのさ。姉さんなんかに分かるわけがない・・・」
無念を抱えた霊として存在しつづけるキヨと、周りを巻き込んで妖怪に転生したおつゆ。どっちが重かろう。まぁ、そういう問題でもないが。
「姉さん、逢えて嬉しかった・・・」
そう言って一人で身投げするキヨ・・・これの意味するところを誰か教えてください(ぁ
誰かを道連れにしながらの自慰という名の自傷。それを卒業するという意思の表れであろうか。それとも霊は身投げすると地獄に落ちたりするのだろうか。
無念を晴らすでもなく、全てに納得するでもなく、「馬鹿だから」などと言いつくろって消滅するキヨ。泣き崩れる骨女を見るに、まともに成仏したとは考えにくい。
さて、キヨはそんなことになってしまったが、憑かれていた方の女は何とか立ち直れそうである。
「いつか、気が向いたらで良いから、キヨを拾ってやってくれないかい?あたしはもう十分救われたからさ・・・」
あいちゃんは役に立つ道具として三藁を勧誘したのか、人間を殺しながらも哀れな霊魂を見逃すことが出来なかったのか。
地獄流しこそはあいちゃんの贖罪であるが、同時に罪でもある。哀れな霊魂を救うこともまた、一つの贖罪であろうか。
何かいつも以上に、内容なぞってるだけになってないか。まぁ良いか(良くない
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第二十話 「乙女のアルバム」
今日のテーマ:大嫌いだったそばかすをちょっとひとなでして溜息をひとつ

第二十話 「乙女のアルバム」
今日のテーマ:大嫌いだったそばかすをちょっとひとなでして溜息をひとつ

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多重人格ネタキタかと思ったら閉塞による自壊・・・・というか、これは何とも「二籠」。
マリを呪うはジュリ。部屋には松葉杖が転がっている。
二人は同じ髪形をし、カバンにも同じキーホルダー。しかし姉妹でも何でもない。
「私、フランス映画って大嫌い。マリも見るのやめて。でないと・・・・」
最強の武器「黒い藁人形」で脅しをかけるジュリ。何てこった。
と思えば家ではマリに自作のお揃い共有グッズをプレゼント。
「恨みを込めてね」
(;´Д`)
どうやらマリのせいでジュリが怪我をしてしまい、それで怨みが発生したらしい。だが、それでは済まぬあいちゃんの発言。
「とても深い憎しみ・・・・愛しすぎたから」
可愛さ余って憎さ100倍。
これはあれ。まさにラヴ。恋に落ちた相手の全てを取り込みたいと思うのは人間の本能であり、それに従ってジュリはマリと同一の存在であろうとする。友情にだって多かれ少なかれ、そういうのを求める人間はそれなりに居る。
「傘・・・貸してあげれば良かったかな・・・裏切らないでいてくれれば、糸解いたりしないからね・・・・」
憎しみ、怨み。
マリと同一であろうとする少女にとって、相手の事が分からないこと、自分が変わること、引き離されること・・・そんな事は許せない。
一種のストーカーでもあるが、マリの方も引け目があるし、その上向こうは藁人形を持っているのだ。下手なことは言えない。
説得?バカな。何を、どうやって、どのように。私はただ、肉体を殺されぬよう、心を殺していれば・・・・・・・・・あぁ、どうしてこんなことに。
一目連がマリに接触。
ジュリマリの「歴史アルバム」とやらを見るが、ある時期からマリの顔から微笑みが消えている。あからさまに、だ。
ジュリはそんなもので満足できるのだろうか・・・・
マリが食べたものの写メまで要求しているが、本当に求めるべきは他にあるのではないか・・・
それでも、マリが嫌がっていることを知ってても、地獄少女を脅しの道具に利用するというどっからどう見ても低劣下劣極まりない小賢しい手を使おうとも、互いに地獄に落ちることになっても、それでも、それでも!
──マリと同一でありたい──
そのように見えるがどうか。
しかしマリは違う。マリから見たジュリは、自分の命を握って好き放題やってる虐めっ子である。しかし、ジュリをそんな風にしたのは何を隠そう、マリ本人。
「私が・・・ジュリを傷つけた・・・」
私が悪かった。だからジュリはあんな風になった。こんな生活はもうイヤだけど、でもこれはきっと罰なんだ・・・・どうしようもないんだ・・・・・・・・
キクリたんの方でもあいちゃんとお揃いしてて上機嫌。一々骨女に突っかかってるのが何かもう、かわいいぞ。
で、具体的に二人の間に何があったのか・・・・
以前は不自然なほどに仲良しで、一緒にテニス部で頑張っていた。
ある時、マリは先輩にダブルスを組まないかと持ちかけられる。これは勿論大出世であり、自分を試すチャンスであり、何より経験を得られるというのは非常に大きい。
しかしマリの脳裏に浮かぶはジュリの姿。先輩の申し出は確かに超絶魅力的ではあるが、しかし大好きなジュリと天秤にかけるとなると話は別である。
断ろうとするマリ・・・が、その場面を目撃したジュリは一瞬にして脳天を突き破られる。これはもう、恋人の浮気現場を目撃してしまったがどうすれば良いか分からなくなってとりあえず逃げた的な雰囲気である。しかし友達が先輩と話してるだけで・・・中々素晴らしい妄想力を持っているとみた。
完全にパニックに陥っていたジュリは側溝に脚をとられ、テニスどころではなくなってしまった・・・・
「いいよ、マリには一生私を背負って生きてもらうから」
(;´Д`)えええぇえぇっぇぇぇっぇぇぇっぇ!?
この飛躍をどう補完すれば良いのか。
大好きなマリと同じでありたいって言うジュリの気持ちは分かるし、裏切られたと感じればそれがそのまま憎しみに転移するというのも理にかなう。好きだから壊したいとかそういう矛盾を受け入れる準備はしていた。
しかし、これは何よ?
そんな逆怨みありか?マリは弁明しなかったのか?過去の写真に写る先輩をズタズタにするほど、ジュリの心は一瞬で闇か?いくら何でも不安定すぎる!それまで仲良く出来たのが不自然じゃないか!!
大好きなマリを奪おうとした先輩を憎むんなら分かるし、マリのほうから先輩に打診したというのなら、マリを怨むのも頷ける。
「その人は、私達を引き裂いた厭な女だから」
その心理はわかる。先輩に対して逆怨みならまだ分かる。だが何故、それがマリに直接ぶつけられるのだ!?
デートに誘われたわけでもないし、第一マリは断ろうとしてたのに!
「忘れられないの。あのときのマリと先輩の光景が。この足が忘れさせてくれない」
医者はもう治ってると言うが、ジュリの痛みは消えない。
曰く、当たり屋、と。
「ごめん。ごめんね、ジュリ」
これがいかん。こんなこと言うから誤解はとけず、一人立ちもさせることが出来ず、ジュリは「そうやって、一生面倒見てね。マリが裏切らなかったらこんな事にはならなかったんだから」などとふざけたセリフを吐かねばならなくなるのだ。
ジュリは被害者なんかじゃない・・・そう教えてやれるのはお前だろうが!
壊れるのが怖くて触れられないほど細い絆を世間では「友情」などとは呼ばぬ!マリよ!
お前にとって、ジュリとは本当に友達だったのか?
実際、マリは説得を試みたこともあったかもしれない。誤解を解こうとしたのかもしれない。だが、ジュリの暴走速度はもはや光速の域に達し、マリの言い訳など受け入れる暇も無く藁人形を手にしていた。
そうなってしまえば、マリとて人の子である。どんなにジュリの事を大切に思っていたにせよ、心臓を鷲掴みにされた状態で説得しようなどとはどう考えても自殺行為。荒れ狂う虎の顎をなでようとするようなものである。
「そこまでして誰かと繋がっていたいもんかねぇ?」
ひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤ
( ´∀`)<劇団ひとりの立場は・・・・
「あんまり深入りするんじゃないよ」
「あぁ」
それを聞いてたあいちゃん。キクリたんにつけてもらったお揃いの髪飾りを外してしまう。耐えがたき裏切りにあい、この世の誰よりも孤独である筈のあいちゃんが、今こうして仲間・・・家族と共にあるというのは何とも皮肉ではないか。
しかしそれに浸ってはいけないことをちゃんと知ってるあいちゃんは決して家族ごっこなどしない。輪入道を迎えた時はそういうものに憧れを持っていたやも知れぬが、しかし「足」として割り切ってもいる。
「あーあ、ちっともテスト勉強できなかったなぁ。足が痛くて」
曰く、当たり屋、と。
マリはジュリと成績を合わせるために名前を消して0点の模様。他の生徒にもバカップルと揶揄されている。
まぁ、成績合わせるためにはこれが一番手っ取り早くて確実ですな。そして同じ大学へ・・・・って、それは別問題だが。
しかしそんな事は如何でも良いかのごとく、さっさと昼ご飯を買いに良くマリ・・・・を見送るジュリの表情は複雑である。「なんだよイジメ甲斐ねーなツマンネーな」という感じでもなく、こう・・・なんだろうな。ちょっとムカついたことがあったので意地悪してみたが、怒るでもなく泣くでもなくスルーされた時の、言い知れぬ置いてけぼり感。要するに寂しさが現れている気がする。
どうしてこんな酷いこと言ってるのにあなたは何も言ってくれないの!?
あ、そうか。マリは先輩の件について本当に弁解も説得もせずに謝ったのかもしれない。それがジュリの闇を余計に広げる結果となったのか。
同一でありたいからこそ、同一じゃないところが好き。
自由にしたいからこそ、お人形になってくれないところが好き。
何でもかんでも受け入れられてしまうからこそ、憎い。
うむうむ。となれば先輩との光景を見た時のパニックはまぁ、ホンモノとして、その後の「一生面倒見て」ってのは、その時点では本気では無かったのだろう。しかしマリがあっさりとそれを受け入れてしまった為、ジュリの方でも引けなくなって暴走は加速、と。
まぁ、ジュリの場合、あそこでマリが弁解したところで「そんなこと信じられない!」とか言って、要するに二択を与えはするけどよほど感動的な第三の選択を持ち出さない限り結果は同じ、みたいな。ジュリの気持ちもちょっと解ってきたかな?非常に分かりやすい言葉でいえば「度を越えた構ってチャン」に近い。
せめて、怪我さえしなければこんな展開に放っていなかったやも知れぬ。まぁ、それも遅かれ早かれなのかも知れぬが。
後日、マリは一目連と再開。
「まだ束縛されてるの?」
「良いんです。私にはジュリしかいないから。できれば元に戻りたいんです」
「じゃあ頑張れ。きっと、思いは届くよ」
はげまされ、一目連の胸で泣くマリ。
しかし、あぁ、恐ろしく過酷で残酷なるはその「必然性」!
その姿を目撃してしまったジュリは足の怪我など忘れて走り出す。
大好きなマリと同一でありたい。一緒にいたい・・・・その気持ちを恋に例えはしてみたものの、どこかでそれを避けようとしていた私。だが、もうそんなこと言ってられない。
ジュリはマリの事が恋愛対象として、大好きなのだ。
マリを誘惑した先輩は先輩でなく、一人の女であった。ジュリにとっては恋人を奪われる瞬間を目撃したようなものである。となればあそこまでうろたえるのも当然だ。
マリに対する好きの気持ちと、相反する憎しみが渦巻くのも納得が深まるものである。ジュリの感情の触れ幅と云うか、何かそういうものがもっと一般人的であったならば、ヤキモチ妬きの可愛い行為で済んだのだが・・・
「傷付けたのは足じゃない。心なの!」
マリのほうでもジュリの気持ちを知っていた。それどころか、マリもジュリが大好きであった。今は喧嘩中というか倦怠期というか調停中というか、そんな感じだがしかし如何すれば良いか迷っているうちにジュリは藁人形を入手し、2人の絆を赤い糸に具現化してしまった。
なんというか。
面倒くせー女だな>ジュリ(マテ
「私達、ずっと一緒でしょ!」
先輩との光景を見られたあの日は何も言えなかった。闇へ向かって暴走を始めるジュリを止めることが出来なかった。
しかし、それはもうイヤだ。
ジュリの事が好き。大好き。一緒にいたい。前みたいに仲良くしたい。だからもう、逃げない。目を瞑らない。ジュリがつまづく前に、見えなくなる前に、私は私の思ったことを言うんだ!
ジュリの目に希望の光が見えた!
マリから逃げ出し、殻に閉じこもって刺ばかり剥き出しにしていたジュリの闇に、一筋の光。それは赤い糸なんかとは比べるべくも無い強固なる絆!
一目連の登場によって二人の関係性に止めが刺されたかのように見えたが、しかし2人はへこたれない!本当の友情、いや、愛情は障害を乗り越え、より素晴らしく発展してゆくのである!!
あぁ!
しかし冷酷無慈悲なるは絶対的「必然性」!!迫り来る巨大な現実。殺人兵器は無力なる少女を宙へと打ち上げたのだ・・・・・
終わり行く世界・・・・
ジュリが大切に持ち歩いていたのは藁人形ではなく、その陰に隠れた一枚の写真・・・・ありし日の2人の姿。本当の笑顔。
マリはジュリの手を握り、藁人形の糸を解く・・・・・。
「死んだら何処行くかわからないけど、これなら二人一緒に地獄へいけるでしょ?」
「お揃い飽ーきた!」
ってわけで次回は骨女過去話(`・ω・´)!
続きを隠す
マリを呪うはジュリ。部屋には松葉杖が転がっている。
二人は同じ髪形をし、カバンにも同じキーホルダー。しかし姉妹でも何でもない。
「私、フランス映画って大嫌い。マリも見るのやめて。でないと・・・・」
最強の武器「黒い藁人形」で脅しをかけるジュリ。何てこった。
と思えば家ではマリに自作のお揃い共有グッズをプレゼント。
「恨みを込めてね」
(;´Д`)
どうやらマリのせいでジュリが怪我をしてしまい、それで怨みが発生したらしい。だが、それでは済まぬあいちゃんの発言。
「とても深い憎しみ・・・・愛しすぎたから」
可愛さ余って憎さ100倍。
これはあれ。まさにラヴ。恋に落ちた相手の全てを取り込みたいと思うのは人間の本能であり、それに従ってジュリはマリと同一の存在であろうとする。友情にだって多かれ少なかれ、そういうのを求める人間はそれなりに居る。
「傘・・・貸してあげれば良かったかな・・・裏切らないでいてくれれば、糸解いたりしないからね・・・・」
憎しみ、怨み。
マリと同一であろうとする少女にとって、相手の事が分からないこと、自分が変わること、引き離されること・・・そんな事は許せない。
一種のストーカーでもあるが、マリの方も引け目があるし、その上向こうは藁人形を持っているのだ。下手なことは言えない。
説得?バカな。何を、どうやって、どのように。私はただ、肉体を殺されぬよう、心を殺していれば・・・・・・・・・あぁ、どうしてこんなことに。
一目連がマリに接触。
ジュリマリの「歴史アルバム」とやらを見るが、ある時期からマリの顔から微笑みが消えている。あからさまに、だ。
ジュリはそんなもので満足できるのだろうか・・・・
マリが食べたものの写メまで要求しているが、本当に求めるべきは他にあるのではないか・・・
それでも、マリが嫌がっていることを知ってても、地獄少女を脅しの道具に利用するというどっからどう見ても低劣下劣極まりない小賢しい手を使おうとも、互いに地獄に落ちることになっても、それでも、それでも!
──マリと同一でありたい──
そのように見えるがどうか。
しかしマリは違う。マリから見たジュリは、自分の命を握って好き放題やってる虐めっ子である。しかし、ジュリをそんな風にしたのは何を隠そう、マリ本人。
「私が・・・ジュリを傷つけた・・・」
私が悪かった。だからジュリはあんな風になった。こんな生活はもうイヤだけど、でもこれはきっと罰なんだ・・・・どうしようもないんだ・・・・・・・・
キクリたんの方でもあいちゃんとお揃いしてて上機嫌。一々骨女に突っかかってるのが何かもう、かわいいぞ。
で、具体的に二人の間に何があったのか・・・・
以前は不自然なほどに仲良しで、一緒にテニス部で頑張っていた。
ある時、マリは先輩にダブルスを組まないかと持ちかけられる。これは勿論大出世であり、自分を試すチャンスであり、何より経験を得られるというのは非常に大きい。
しかしマリの脳裏に浮かぶはジュリの姿。先輩の申し出は確かに超絶魅力的ではあるが、しかし大好きなジュリと天秤にかけるとなると話は別である。
断ろうとするマリ・・・が、その場面を目撃したジュリは一瞬にして脳天を突き破られる。これはもう、恋人の浮気現場を目撃してしまったがどうすれば良いか分からなくなってとりあえず逃げた的な雰囲気である。しかし友達が先輩と話してるだけで・・・中々素晴らしい妄想力を持っているとみた。
完全にパニックに陥っていたジュリは側溝に脚をとられ、テニスどころではなくなってしまった・・・・
「いいよ、マリには一生私を背負って生きてもらうから」
(;´Д`)えええぇえぇっぇぇぇっぇぇぇっぇ!?
この飛躍をどう補完すれば良いのか。
大好きなマリと同じでありたいって言うジュリの気持ちは分かるし、裏切られたと感じればそれがそのまま憎しみに転移するというのも理にかなう。好きだから壊したいとかそういう矛盾を受け入れる準備はしていた。
しかし、これは何よ?
そんな逆怨みありか?マリは弁明しなかったのか?過去の写真に写る先輩をズタズタにするほど、ジュリの心は一瞬で闇か?いくら何でも不安定すぎる!それまで仲良く出来たのが不自然じゃないか!!
大好きなマリを奪おうとした先輩を憎むんなら分かるし、マリのほうから先輩に打診したというのなら、マリを怨むのも頷ける。
「その人は、私達を引き裂いた厭な女だから」
その心理はわかる。先輩に対して逆怨みならまだ分かる。だが何故、それがマリに直接ぶつけられるのだ!?
デートに誘われたわけでもないし、第一マリは断ろうとしてたのに!
「忘れられないの。あのときのマリと先輩の光景が。この足が忘れさせてくれない」
医者はもう治ってると言うが、ジュリの痛みは消えない。
曰く、当たり屋、と。
「ごめん。ごめんね、ジュリ」
これがいかん。こんなこと言うから誤解はとけず、一人立ちもさせることが出来ず、ジュリは「そうやって、一生面倒見てね。マリが裏切らなかったらこんな事にはならなかったんだから」などとふざけたセリフを吐かねばならなくなるのだ。
ジュリは被害者なんかじゃない・・・そう教えてやれるのはお前だろうが!
壊れるのが怖くて触れられないほど細い絆を世間では「友情」などとは呼ばぬ!マリよ!
お前にとって、ジュリとは本当に友達だったのか?
実際、マリは説得を試みたこともあったかもしれない。誤解を解こうとしたのかもしれない。だが、ジュリの暴走速度はもはや光速の域に達し、マリの言い訳など受け入れる暇も無く藁人形を手にしていた。
そうなってしまえば、マリとて人の子である。どんなにジュリの事を大切に思っていたにせよ、心臓を鷲掴みにされた状態で説得しようなどとはどう考えても自殺行為。荒れ狂う虎の顎をなでようとするようなものである。
「そこまでして誰かと繋がっていたいもんかねぇ?」
ひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤひとりはイヤ
( ´∀`)<劇団ひとりの立場は・・・・
「あんまり深入りするんじゃないよ」
「あぁ」
それを聞いてたあいちゃん。キクリたんにつけてもらったお揃いの髪飾りを外してしまう。耐えがたき裏切りにあい、この世の誰よりも孤独である筈のあいちゃんが、今こうして仲間・・・家族と共にあるというのは何とも皮肉ではないか。
しかしそれに浸ってはいけないことをちゃんと知ってるあいちゃんは決して家族ごっこなどしない。輪入道を迎えた時はそういうものに憧れを持っていたやも知れぬが、しかし「足」として割り切ってもいる。
「あーあ、ちっともテスト勉強できなかったなぁ。足が痛くて」
曰く、当たり屋、と。
マリはジュリと成績を合わせるために名前を消して0点の模様。他の生徒にもバカップルと揶揄されている。
まぁ、成績合わせるためにはこれが一番手っ取り早くて確実ですな。そして同じ大学へ・・・・って、それは別問題だが。
しかしそんな事は如何でも良いかのごとく、さっさと昼ご飯を買いに良くマリ・・・・を見送るジュリの表情は複雑である。「なんだよイジメ甲斐ねーなツマンネーな」という感じでもなく、こう・・・なんだろうな。ちょっとムカついたことがあったので意地悪してみたが、怒るでもなく泣くでもなくスルーされた時の、言い知れぬ置いてけぼり感。要するに寂しさが現れている気がする。
どうしてこんな酷いこと言ってるのにあなたは何も言ってくれないの!?
あ、そうか。マリは先輩の件について本当に弁解も説得もせずに謝ったのかもしれない。それがジュリの闇を余計に広げる結果となったのか。
同一でありたいからこそ、同一じゃないところが好き。
自由にしたいからこそ、お人形になってくれないところが好き。
何でもかんでも受け入れられてしまうからこそ、憎い。
うむうむ。となれば先輩との光景を見た時のパニックはまぁ、ホンモノとして、その後の「一生面倒見て」ってのは、その時点では本気では無かったのだろう。しかしマリがあっさりとそれを受け入れてしまった為、ジュリの方でも引けなくなって暴走は加速、と。
まぁ、ジュリの場合、あそこでマリが弁解したところで「そんなこと信じられない!」とか言って、要するに二択を与えはするけどよほど感動的な第三の選択を持ち出さない限り結果は同じ、みたいな。ジュリの気持ちもちょっと解ってきたかな?非常に分かりやすい言葉でいえば「度を越えた構ってチャン」に近い。
せめて、怪我さえしなければこんな展開に放っていなかったやも知れぬ。まぁ、それも遅かれ早かれなのかも知れぬが。
後日、マリは一目連と再開。
「まだ束縛されてるの?」
「良いんです。私にはジュリしかいないから。できれば元に戻りたいんです」
「じゃあ頑張れ。きっと、思いは届くよ」
はげまされ、一目連の胸で泣くマリ。
しかし、あぁ、恐ろしく過酷で残酷なるはその「必然性」!
その姿を目撃してしまったジュリは足の怪我など忘れて走り出す。
大好きなマリと同一でありたい。一緒にいたい・・・・その気持ちを恋に例えはしてみたものの、どこかでそれを避けようとしていた私。だが、もうそんなこと言ってられない。
ジュリはマリの事が恋愛対象として、大好きなのだ。
マリを誘惑した先輩は先輩でなく、一人の女であった。ジュリにとっては恋人を奪われる瞬間を目撃したようなものである。となればあそこまでうろたえるのも当然だ。
マリに対する好きの気持ちと、相反する憎しみが渦巻くのも納得が深まるものである。ジュリの感情の触れ幅と云うか、何かそういうものがもっと一般人的であったならば、ヤキモチ妬きの可愛い行為で済んだのだが・・・
「傷付けたのは足じゃない。心なの!」
マリのほうでもジュリの気持ちを知っていた。それどころか、マリもジュリが大好きであった。今は喧嘩中というか倦怠期というか調停中というか、そんな感じだがしかし如何すれば良いか迷っているうちにジュリは藁人形を入手し、2人の絆を赤い糸に具現化してしまった。
なんというか。
面倒くせー女だな>ジュリ(マテ
「私達、ずっと一緒でしょ!」
先輩との光景を見られたあの日は何も言えなかった。闇へ向かって暴走を始めるジュリを止めることが出来なかった。
しかし、それはもうイヤだ。
ジュリの事が好き。大好き。一緒にいたい。前みたいに仲良くしたい。だからもう、逃げない。目を瞑らない。ジュリがつまづく前に、見えなくなる前に、私は私の思ったことを言うんだ!
ジュリの目に希望の光が見えた!
マリから逃げ出し、殻に閉じこもって刺ばかり剥き出しにしていたジュリの闇に、一筋の光。それは赤い糸なんかとは比べるべくも無い強固なる絆!
一目連の登場によって二人の関係性に止めが刺されたかのように見えたが、しかし2人はへこたれない!本当の友情、いや、愛情は障害を乗り越え、より素晴らしく発展してゆくのである!!
あぁ!
しかし冷酷無慈悲なるは絶対的「必然性」!!迫り来る巨大な現実。殺人兵器は無力なる少女を宙へと打ち上げたのだ・・・・・
終わり行く世界・・・・
ジュリが大切に持ち歩いていたのは藁人形ではなく、その陰に隠れた一枚の写真・・・・ありし日の2人の姿。本当の笑顔。
マリはジュリの手を握り、藁人形の糸を解く・・・・・。
「死んだら何処行くかわからないけど、これなら二人一緒に地獄へいけるでしょ?」
「お揃い飽ーきた!」
ってわけで次回は骨女過去話(`・ω・´)!
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>>地獄少女 二籠
第19話 「湯けむり地獄、旅の宿」
今日のテーマ:地獄交差点
第19話 「湯けむり地獄、旅の宿」
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今回はゲームやりながら一回見たっきりとかで、その上見直す気が起きないとかで。
見所は裸祭と褌祭。あとは輪入道とあいちゃんの馴れ初めと地獄通信のルーツ、怨恨の輪廻といったところか。
で、何で見直す気がないのかというと、ここ最近の地獄少女に於ける「わざとらしさ」がどうも不満だーっ。
芝居がかってると云うか、展開が強引と云うか、厨臭いと云うか。ネタを挟んでくるのは楽しいし良いんだけど、終始漂う如何にも「作られた世界」的なうそ臭さは戴けない。
うそ臭い展開が絶対駄目なのかと言うと、そうでは無い。
外連身を重視するのならそれはそれで良いんだけど、現状は実験的と云うか、ちと半端。テーマがテーマなだけに、もっと現代人置いてけぼりで「この怨みはらさでおくべきかーっ」とか言って怪談めいたものにしてしまうのも、アリっちゃあアリ (現代や近未来における恨みの質を描き出すという観点で言えば無しだが) なんだが、やはり半端。ずっとこのままいくと鬱アニメは鬱アニメとして、「所詮アニメじゃん?」で終わるぞ。
まぁ、所詮アニメなんですけどね。
痛快な時代劇にするのか、ただただ後味の悪いだけの時代劇にするのか、問題提起をしまくるだけしまくって「後はあなたが決めることよ」にするのかで、全話終了後の地獄少女の位置が決まるであろう。3年後に「あれは凹むけど良かった!」となるか、「良かったけどなぁ・・・」になるか。
ぇ?問題提起をしまくった上で綺麗にまとめる線はないのかって?
そ ん な 事 は し な く て 良 い で す 。
つーか、纏めれるもんなら纏めてみろって感じだが、それは洗脳に他ならないし、最後の最後で視聴者に優しいアニメに成り下がられたりしたら別の意味で凹みますよ。深夜アニメにゆとりなど必要ない。
あ、ケーブルだと深夜じゃねーな( ´∀`)
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今回はゲームやりながら一回見たっきりとかで、その上見直す気が起きないとかで。
見所は裸祭と褌祭。あとは輪入道とあいちゃんの馴れ初めと地獄通信のルーツ、怨恨の輪廻といったところか。
で、何で見直す気がないのかというと、ここ最近の地獄少女に於ける「わざとらしさ」がどうも不満だーっ。
芝居がかってると云うか、展開が強引と云うか、厨臭いと云うか。ネタを挟んでくるのは楽しいし良いんだけど、終始漂う如何にも「作られた世界」的なうそ臭さは戴けない。
うそ臭い展開が絶対駄目なのかと言うと、そうでは無い。
外連身を重視するのならそれはそれで良いんだけど、現状は実験的と云うか、ちと半端。テーマがテーマなだけに、もっと現代人置いてけぼりで「この怨みはらさでおくべきかーっ」とか言って怪談めいたものにしてしまうのも、アリっちゃあアリ (現代や近未来における恨みの質を描き出すという観点で言えば無しだが) なんだが、やはり半端。ずっとこのままいくと鬱アニメは鬱アニメとして、「所詮アニメじゃん?」で終わるぞ。
まぁ、所詮アニメなんですけどね。
痛快な時代劇にするのか、ただただ後味の悪いだけの時代劇にするのか、問題提起をしまくるだけしまくって「後はあなたが決めることよ」にするのかで、全話終了後の地獄少女の位置が決まるであろう。3年後に「あれは凹むけど良かった!」となるか、「良かったけどなぁ・・・」になるか。
ぇ?問題提起をしまくった上で綺麗にまとめる線はないのかって?
つーか、纏めれるもんなら纏めてみろって感じだが、それは洗脳に他ならないし、最後の最後で視聴者に優しいアニメに成り下がられたりしたら別の意味で凹みますよ。深夜アニメにゆとりなど必要ない。
あ、ケーブルだと深夜じゃねーな( ´∀`)
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第十八話 「あのひとの記録」
今日のテーマ:閉塞の拡大による圧殺と矮小な解脱。

第十八話 「あのひとの記録」
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「その日、私はこの人を地獄へ流すことを決意した」
今回のターゲットは車椅子生活の母。依頼者であるリナの結婚が決まった矢先、不注意で事故った母を引き取ることになったのが半年前。それ以前にも殆ど一緒に暮らしたことは無かったし、一緒に暮らしていた僅かな期間でさえ、これといった想い出は無い。母の笑顔すら見たことの無い娘。
母は他の男のところへと去っていった。
そんな母が。
母として接することすらなかった母が。
勝手に事故って半身不随になった母が。
突然我が家に舞い戻ってきたのだ。
どうして離婚してなかったの!?身寄りが無い?施設に入れられる?知ったことじゃないわ!!
リナは完全に母を拒絶した。
介護なんてしない。知るか。今更なんだ。何が母だ。ふざけるな。帰れ!何処へでも帰れ!私に近づくな!
逃げては駄目。お母さんから、何よりも自分から。
逃げる!逃げるだと!?良かろう。何とでも言え!私を子供として扱わなかったあの女を母と認めることなど出来るか!全てを拒絶してやる!!
しかし同居は決定事項なのでそうも言ってられず、父に促されてご対面。幼き頃に分かれた母と娘の感動の再開・・・・・・
「ノックもしないで入ってくるの?あなたたちは。
卑屈な態度は取りませんよ。私を引き取ったのはあなたたちの勝手ですから。誰もお願いした覚えはありませんからね」
「ちょwwwww」
「以後気をつけます」
「わかれば良いんです」
あぁ、これが母娘の、夫婦の会話であろうか。前回もそんなこと書いた気がするが。
なんという傲慢!なんという鉄面皮!これが、この女が!この人間が!私の母だと!?生みの親だと!?認めん・・絶対に認めんぞぉ!!
「俺なら、あんな婆さんには近づきたくないが・・・子供は怖いもの知らずだなぁ」
この「子供」はキクリたんのことであるが、これはどういうことだ。おかしいじゃないか。いつもと違うじゃないか。
何でキクリたんの行動を黙認してるんだ?
「母の横暴は続いている」
母は何故、ここまで執拗に父娘をいびるのか。
感動のご対面は軽々とぶち壊し、家事をする父を呼びつけては「背中を掻いて」。父は心身ともに憔悴し始め、リナも我侭を言ってられなくなった。
母の行動は自分を構って欲しくて我侭を言うとか、自分の不甲斐なさから当り散らすとかそういう雰囲気は見られず、純然たる「いびり」である。そこには嫉妬とか教育とかいう感情は無い。さらに言えば享楽的な態度も無し。少なくとも、そのようにしか見えない。
では、彼女を突き動かしている感情とは、一体何か・・・・?
テレビで地獄通信の話題が。リナは依頼を仄めかすが、父は流石に冷静。「冗談でもそういう事言うな」と。
だがしかし、「どうしてあの人の言いなりになるの?」という問いには何も答えられない。
可哀想だからとか。
夫婦だからとか。
家族だからとか。
愛しているからとか。
そんな上辺の言葉すら出てこない。
母の態度は明らかにおかしいが、しかしそれに従う父もおかしい。何なのだこいつらは。こんなわけの解らない男女が私の両親だと?馬鹿馬鹿しい。
さて、キクリたん出陣。母が隠し持っている小さな「何か」に興味津々。それが何なのか知ってて問い詰めているのだろうが・・・・
更に注目すべきは、母の態度。夫や娘に対するものと比べると、あからさまに「優しい」。よって、彼女が人間全部を憎んでるとか言うことは無いようである。では何故・・・・・・・・
その頃、リナはあいちゃんと接触し、藁人形ゲット。
リナの結婚の話があやしくなってくる。
何ということだ!あの女!あの女!憎きあの女!
あいつが来てから何もかも滅茶苦茶だ!疫病神め!
「美千代には一生の負い目があるんだ・・・」
突如語られる、真実。
「おまえは美千代の子じゃない・・・・」
不倫!?
母は他の男の元へと去ったが、父よ!貴様もか!
と、そうでは無かった。母は子供を産めぬ体だったのだ。そこで夫婦が選んだのは養子ではなく、代理母。これならば少なくとも父と子は実の親子で居られる。しかしそれは、それだからこそ、美千代は傷つき悩んだ。
なんというバカな女!父を試したですって!?あぁ、おろかな!どうして自分で行動しなかったのだ!どうして自分の存在が父を追い詰めていることに気付かなかったのだ!
なんというバカな男!妻の気持ちも解らないの!?あぁ、おろかな!何と軽はずみな行動!どうして自分の行為が母を追い詰めていることに気付かなかったのだ!
そして私自身もまた、親のことを何にも解っちゃいない・・・どうして人は人を理解できないの?たったそれだけのことで、幸せになれるのに・・・
どうして母は父の事を、私の事を。
どうして父は母の事を。私の事を。
どうして私は母の事を。父の事を。
「あなたは私が如何こうじゃなくて、自分が安心したいだけなのよ」
夫を偽善者と罵り、そしてトラックの前へと飛び出した妻・・・・
身勝手な人間ども!どうして他人を罵る時、相手の目に映る自分の姿に気付けないのだ!
リナへの更なる追い討ちとして、生みの母も亡くなったとの事。
Sir.Destiny!見ているか!嘲っているか!お前の思惑通り、私の人生は、運命は、滅茶苦茶だ!
こうなれば最後の望みは因果律を無視した「地獄流し」・・・・
キクリたん、もっかい母に接触。
「それちょうだい」
「駄目よ」
「どうして?」
「どうしても」
それはさて置き、リナの持っていた藁人形が行方不明に。
「あれはもう、あなたの物じゃない」
いつの間にか所有権が父へと移っていた。そんなんアリなの?
当の父は母を連れて河川敷を散歩。想い出の場所である。
「許してくれないか」
「許す?」
「私を許し、リナが生まれてきたことを祝福して欲しい
「本気で仰ってるの?」
「お前との想い出は美しいものにしておきたい」
あーあー。そりゃ偽善者とか言われるわ。ツンデレ相手にこんなこと言ったって攻略は不可能である。
「リナが大事なんだ。これ以上見過ごせない。だから一言、私を、私とリナを許すといって欲しい」
「言えません。あなたを許すなんて、あの子を認めるなんて、私には絶対出来ません」
前回、ハム太郎の祖母は愛する息子の嫁を嫌っていた。憎んでいた。怨んでいた。しかしそれでも、その女の娘であるハム太郎の事は愛していた(演技とも考えられるが、とりあえずその案は却下)。憎き女の娘である前に、愛する息子の娘であるからだ。
今回の母はそうはいかない。
リナは憎き夫の娘であり、どこぞの女の娘だ。夫も娘も完全に「他人」である。一度入った亀裂は増すばかりであり、修復など叶いはしない・・・・
そんな娘の事を「大事なんだ」とか言われて納得するような素直な性格は持ち合わせていない。
ある意味で完ぺき主義者だったのやも知れぬ。自分が子供を産めぬ体であることが発覚した時点で、彼女のアイデンティティは完全に崩れ去ったのか・・・・・。
父は諦めた。この女は、この男の器にはおさまらなかった。いや、どんな男も、彼女とともに幸せになることは難しいであろうが・・・。
「どうか許してくれ」
そう言って藁人形の糸に手をかける父。一瞥をくれる美千代であるが、彼女は恐らく、それがなんであるかを知っている。知っていて、そして彼女もまた諦めているからこそ、何も言わない。
走るリナ!
やめてお父さん!殺しちゃ駄目!どうしてって・・・・?それは・・・・・私が殺すから!!
「これで良いんだ・・・これで・・・・」
美千代は地獄へ。父は軽く精神異常。
許してくれないから殺すとかで全くもって何もよろしくないが、しかし全てを諦めている夫婦に残された道はこれしかなかった。
「父は私を救い、あの人を救ったのだと思った」
誰も幸せになれないアニメ。これを見て一体誰が救われるのか。
さて、美千代が持っていたもの・・・それは幼き頃のリナがあげた小さなおはじき。それは彼女に残されたただ一つの人間らしい心・・・・馬鹿め。それがデレ要素だろうが!
キクリたんは何故、これに興味を持っていたか。
A.本当はリナのこと、娘として認めたいんでしょ?という問いかけ。
B.軽く突っつくことで逆に美千代のツン要素を増幅させて「こんなものには何の意味も無い」という気持ちを誘導。最後まで意地を張らせる為。
C.良いからさっさとよこせオバン!
あいちゃん達が黙認していることから、Aの線はありえないとかで本当どうしようもない。いつものことだが。
次回は湯煙地獄。乳と尻と車です。何だこれ。
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「その日、私はこの人を地獄へ流すことを決意した」
今回のターゲットは車椅子生活の母。依頼者であるリナの結婚が決まった矢先、不注意で事故った母を引き取ることになったのが半年前。それ以前にも殆ど一緒に暮らしたことは無かったし、一緒に暮らしていた僅かな期間でさえ、これといった想い出は無い。母の笑顔すら見たことの無い娘。
母は他の男のところへと去っていった。
そんな母が。
母として接することすらなかった母が。
勝手に事故って半身不随になった母が。
突然我が家に舞い戻ってきたのだ。
どうして離婚してなかったの!?身寄りが無い?施設に入れられる?知ったことじゃないわ!!
リナは完全に母を拒絶した。
介護なんてしない。知るか。今更なんだ。何が母だ。ふざけるな。帰れ!何処へでも帰れ!私に近づくな!
逃げては駄目。お母さんから、何よりも自分から。
逃げる!逃げるだと!?良かろう。何とでも言え!私を子供として扱わなかったあの女を母と認めることなど出来るか!全てを拒絶してやる!!
しかし同居は決定事項なのでそうも言ってられず、父に促されてご対面。幼き頃に分かれた母と娘の感動の再開・・・・・・
「ノックもしないで入ってくるの?あなたたちは。
卑屈な態度は取りませんよ。私を引き取ったのはあなたたちの勝手ですから。誰もお願いした覚えはありませんからね」
「ちょwwwww」
「以後気をつけます」
「わかれば良いんです」
あぁ、これが母娘の、夫婦の会話であろうか。前回もそんなこと書いた気がするが。
なんという傲慢!なんという鉄面皮!これが、この女が!この人間が!私の母だと!?生みの親だと!?認めん・・絶対に認めんぞぉ!!
「俺なら、あんな婆さんには近づきたくないが・・・子供は怖いもの知らずだなぁ」
この「子供」はキクリたんのことであるが、これはどういうことだ。おかしいじゃないか。いつもと違うじゃないか。
何でキクリたんの行動を黙認してるんだ?
「母の横暴は続いている」
母は何故、ここまで執拗に父娘をいびるのか。
感動のご対面は軽々とぶち壊し、家事をする父を呼びつけては「背中を掻いて」。父は心身ともに憔悴し始め、リナも我侭を言ってられなくなった。
母の行動は自分を構って欲しくて我侭を言うとか、自分の不甲斐なさから当り散らすとかそういう雰囲気は見られず、純然たる「いびり」である。そこには嫉妬とか教育とかいう感情は無い。さらに言えば享楽的な態度も無し。少なくとも、そのようにしか見えない。
では、彼女を突き動かしている感情とは、一体何か・・・・?
テレビで地獄通信の話題が。リナは依頼を仄めかすが、父は流石に冷静。「冗談でもそういう事言うな」と。
だがしかし、「どうしてあの人の言いなりになるの?」という問いには何も答えられない。
可哀想だからとか。
夫婦だからとか。
家族だからとか。
愛しているからとか。
そんな上辺の言葉すら出てこない。
母の態度は明らかにおかしいが、しかしそれに従う父もおかしい。何なのだこいつらは。こんなわけの解らない男女が私の両親だと?馬鹿馬鹿しい。
さて、キクリたん出陣。母が隠し持っている小さな「何か」に興味津々。それが何なのか知ってて問い詰めているのだろうが・・・・
更に注目すべきは、母の態度。夫や娘に対するものと比べると、あからさまに「優しい」。よって、彼女が人間全部を憎んでるとか言うことは無いようである。では何故・・・・・・・・
その頃、リナはあいちゃんと接触し、藁人形ゲット。
リナの結婚の話があやしくなってくる。
何ということだ!あの女!あの女!憎きあの女!
あいつが来てから何もかも滅茶苦茶だ!疫病神め!
「美千代には一生の負い目があるんだ・・・」
突如語られる、真実。
「おまえは美千代の子じゃない・・・・」
不倫!?
母は他の男の元へと去ったが、父よ!貴様もか!
と、そうでは無かった。母は子供を産めぬ体だったのだ。そこで夫婦が選んだのは養子ではなく、代理母。これならば少なくとも父と子は実の親子で居られる。しかしそれは、それだからこそ、美千代は傷つき悩んだ。
なんというバカな女!父を試したですって!?あぁ、おろかな!どうして自分で行動しなかったのだ!どうして自分の存在が父を追い詰めていることに気付かなかったのだ!
なんというバカな男!妻の気持ちも解らないの!?あぁ、おろかな!何と軽はずみな行動!どうして自分の行為が母を追い詰めていることに気付かなかったのだ!
そして私自身もまた、親のことを何にも解っちゃいない・・・どうして人は人を理解できないの?たったそれだけのことで、幸せになれるのに・・・
どうして母は父の事を、私の事を。
どうして父は母の事を。私の事を。
どうして私は母の事を。父の事を。
「あなたは私が如何こうじゃなくて、自分が安心したいだけなのよ」
夫を偽善者と罵り、そしてトラックの前へと飛び出した妻・・・・
身勝手な人間ども!どうして他人を罵る時、相手の目に映る自分の姿に気付けないのだ!
リナへの更なる追い討ちとして、生みの母も亡くなったとの事。
Sir.Destiny!見ているか!嘲っているか!お前の思惑通り、私の人生は、運命は、滅茶苦茶だ!
こうなれば最後の望みは因果律を無視した「地獄流し」・・・・
キクリたん、もっかい母に接触。
「それちょうだい」
「駄目よ」
「どうして?」
「どうしても」
それはさて置き、リナの持っていた藁人形が行方不明に。
「あれはもう、あなたの物じゃない」
いつの間にか所有権が父へと移っていた。そんなんアリなの?
当の父は母を連れて河川敷を散歩。想い出の場所である。
「許してくれないか」
「許す?」
「私を許し、リナが生まれてきたことを祝福して欲しい
「本気で仰ってるの?」
「お前との想い出は美しいものにしておきたい」
あーあー。そりゃ偽善者とか言われるわ。ツンデレ相手にこんなこと言ったって攻略は不可能である。
「リナが大事なんだ。これ以上見過ごせない。だから一言、私を、私とリナを許すといって欲しい」
「言えません。あなたを許すなんて、あの子を認めるなんて、私には絶対出来ません」
前回、ハム太郎の祖母は愛する息子の嫁を嫌っていた。憎んでいた。怨んでいた。しかしそれでも、その女の娘であるハム太郎の事は愛していた(演技とも考えられるが、とりあえずその案は却下)。憎き女の娘である前に、愛する息子の娘であるからだ。
今回の母はそうはいかない。
リナは憎き夫の娘であり、どこぞの女の娘だ。夫も娘も完全に「他人」である。一度入った亀裂は増すばかりであり、修復など叶いはしない・・・・
そんな娘の事を「大事なんだ」とか言われて納得するような素直な性格は持ち合わせていない。
ある意味で完ぺき主義者だったのやも知れぬ。自分が子供を産めぬ体であることが発覚した時点で、彼女のアイデンティティは完全に崩れ去ったのか・・・・・。
父は諦めた。この女は、この男の器にはおさまらなかった。いや、どんな男も、彼女とともに幸せになることは難しいであろうが・・・。
「どうか許してくれ」
そう言って藁人形の糸に手をかける父。一瞥をくれる美千代であるが、彼女は恐らく、それがなんであるかを知っている。知っていて、そして彼女もまた諦めているからこそ、何も言わない。
走るリナ!
やめてお父さん!殺しちゃ駄目!どうしてって・・・・?それは・・・・・私が殺すから!!
「これで良いんだ・・・これで・・・・」
美千代は地獄へ。父は軽く精神異常。
許してくれないから殺すとかで全くもって何もよろしくないが、しかし全てを諦めている夫婦に残された道はこれしかなかった。
「父は私を救い、あの人を救ったのだと思った」
誰も幸せになれないアニメ。これを見て一体誰が救われるのか。
さて、美千代が持っていたもの・・・それは幼き頃のリナがあげた小さなおはじき。それは彼女に残されたただ一つの人間らしい心・・・・馬鹿め。それがデレ要素だろうが!
キクリたんは何故、これに興味を持っていたか。
A.本当はリナのこと、娘として認めたいんでしょ?という問いかけ。
B.軽く突っつくことで逆に美千代のツン要素を増幅させて「こんなものには何の意味も無い」という気持ちを誘導。最後まで意地を張らせる為。
C.良いからさっさとよこせオバン!
あいちゃん達が黙認していることから、Aの線はありえないとかで本当どうしようもない。いつものことだが。
次回は湯煙地獄。乳と尻と車です。何だこれ。
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>>地獄少女 二籠
第17話「沈黙のまなざし」
今日のテーマ:自己主張と自己否定、または他人の干渉について。

第17話「沈黙のまなざし」
今日のテーマ:自己主張と自己否定、または他人の干渉について。

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まずは一目連の過去。キクリたんも言ってるが、彼は付喪神である。その正体はOPの刀がヒント・・・ではなく、そのもの。何てこった。
一対一に果し合いをすることもあれば、悪人の手先となって善良な者を殺すこともある。誰かが誰かの命を奪う道具であり、自分は何を見ていたところで己の信念で行動できず、ただただ現実を目の当たりにし、果てしなく絶望していく・・・それが一目連。
同じく付喪神らしき輪入道は主を守れなかったことを悔いるあまり地獄に落ちた?
骨女は怨みと絶望を抱いて妖怪に変化して地獄へ?境遇はあいちゃんに一番近い。
一目連は使われる身ではあるものの、数え切れぬ罪を抱えて地獄へ?
今回の依頼者・・・ちょwwwwとっとこww走るよwwwwwwwクシクシwwwwwww
というわけで、ネネたんの怨みの相手は実の母親。が、その相手が曲者である。デザイナーとして活躍しているが、一目連と輪入道は彼女の事を知っていた。
というのも、実は元依頼者だったのだ。
11年前、酒に溺れて暴れる夫を地獄に流した女である。
家庭を滅茶苦茶にする男を消し去ってくれた母に対する怨み・・・・ネネたんは自分が父親によってどんな目にあっていたのか、覚えていないのだ。更に、父を殺したのが母であると信じている節もある。
ネネたんは学校の帰りに「お婆ちゃん」と逢引。このおばあちゃんがまた、ブー太郎である。今回はシナリヲもクサくてわざとらしいが、人選もなんか変だぞ。
さて、このお婆ちゃん、沼子も大概性格が悪い感じとかで、ネネたんと穂波たんを追い詰めていた。元夫である平太郎の母であるが、そんなやつに、何でネネたんは懐いているのか。懐いてるというより、何か気を使って一緒に居てやってるみたいな臭いもするが。
で、ネネたんを洗脳してるのが、この沼子であった。しかも、ネネたんが可愛くてどうこうと言うより、本当の事を知られる前に思い通り操ってやろうという魂胆が見える。何とかして母親から遠ざけてやろうという気概。
ネネたんもすっかり洗脳されてるとかで、沼子と一緒に暮らすことを決める。母が反対すれば、いっそ地獄に流してやる・・・・お父さんの仇を討つ!
なんという因果。
そんな穂波たんに張り付いてるのは一目連。
「知らせてあげたら?黙っててあげるから♪」
ほっとんど一目連と絡みのなかったキクリたんだが、ここにきて急接近。誰ですかこのわざとらしいシナリオを押し通したのは。
「知ってるよ、本当は刀でしょ」
何故、それが判るのか。実はモノを見ることにかけては一目連より一枚上手なんじゃないかとか。
「誰にも言わないよ」とか言ってけしかけてるが、これは善意からやってるなんてことは無く、引っかき回すのが目的と考えるべきか。
「藁人形になっても心は刀のままなんだ」
「今回の仕事から、あいつ外した方が良かねぇか?」
「今回だけ外して、それで済むことなの?」
これまたわざとらしい会話であるが・・・まぁ良いか。
さて、穂波たんはネネたんのカバンから藁人形を発見してしまう。
「お父さんの写真なら、無いわよ」
「お母さんて、お父さんのこと何も話してくれないのね」
擦れ違う母娘。
「私、お婆ちゃんとこ行きたい。母さんと居たくないの」
「反対しても、出て行くんでしょ?」
あっさり承諾する穂波たん。
沼子が本当は良い人なんかじゃないということを骨身に沁みて知っているはずなのに、何故、そんなことが出来るのか。それはつまり、ネネたんの恨みの相手が自分であることを悟り、そしてネネたんに自分と同じ苦しみを味わって欲しくない為と考えたい。
また、沼子がネネたんに近づいたのは洗脳の為であろうが、息子を溺愛していた沼子にとってはそれなりに大切な孫である。沼子が嫌いなのは穂波たんただ一人であるため、彼女さえ我慢すれば、表面的に丸く収まるという算段である。
そんな沼子に対し、「あんな男」と言い切ってしまう。言い切られてしまう平太郎のクズっぷりが窺える。
「人殺しのあんたよりはマシだろ」
「証拠があるんですか?」(このセリフはまずい)
「動機だけありゃ十分だろ!やられた仕返しに殺したんだろ!」
「虐待の事は認めてくれるんですね」(あ、誘導尋問か)
事を冷静に見つめ、丸く収めようとする穂波たん。何故、結婚する前に平太郎の本性に気付けなかったのか。子供が生まれてから豹変したのか。政治が悪いと何もかんも上手くいかねーや!
言い争う2人を目撃してしまうネネたん。
「違うんだよ、お前のお父さんは・・・」
沼子のこのセリフは息子である平太郎を美化したいのか、ネネたんを傷付けまいとして言っているのか、微妙なところ。
やけになって飛び出したネネたんを追うのは穂波たん・・・・と、一目連。ついでに輪入道。
さて、父親の正体を知ってしまったネネたんだが、母への怨みは消えない。母は悪い父を消し去ってくれた英雄ではなく、嘘をつき続けてきたペテン師なのだ。おばあちゃんも。
「母さんも地獄少女にお願いしたから、父さんの暴力から解放される為に・・・っ」
もう滅茶苦茶である。
大好きだと思い込んでた父はDV。
本当の事を全部隠そうとしたにっくきは母、本当は自分の為を思ってその身を犠牲に。
私ゃおいなりさんかい!?と言いたくなるのも仕方が無い。言ってないが。
「そのつもりだが、どうかな。いざとなったら、如何するかは俺にもわからない」
母の怨みはあまりにもおろかな形で娘へと遺伝した。バカな人間達。今までただ見守るだけだった一目連に、もうやってられるかという感情が芽生えている。元は積極行為の代名詞たる刀なのだ。
「流されたって良い!もうどうなったって良い!母さんも、私も、おばあちゃんも、皆滅茶苦茶になれば良い!」
「私だけで良い!ネネちゃんがその糸を引かなくても、願いはかなうのよ?私は地獄に流される。あなたまで地獄に行かせたくない」
これが親子の会話であろうか。
娘の願いを今すぐに成就させる為、飛び降りようとする母・・・・
幸せな家庭を築く筈だった。
それは破られ、せめてリセットできないものかと手を出した裏技。
娘は父を美化し、義理の母はねちっこく絡んでくる。しかし、それでも良い。娘が幸せになれるのなら、それでも良い。だが、幸せになれないのだけは御免だ。自分なんかを怨んで地獄に落ちちゃいけない。
死すべきものは死んだ筈だった。なのになぜ、11年もたった今、親子はこんな形で引き裂かれにゃならんのだ。それが地獄通信。
思わず駆け出す一目連。
それを止めようとする輪入道・・・を、阻止するあいちゃん。
感情を殺し、地獄のシ者として生きねばならぬあいちゃんにとって、こういう展開は甚だ遺憾であるはずだ。他人の事なんて思いやっていては、こんな仕事はやってられない。可哀想だの何だのという気持ちを持って人間を殺せるものか。
三藁もそういう苦悩をさせたくないから、あくまでも冷徹な悪であろうとしていた筈だった。だが、無理なのだ。
恨みを抱いたあいちゃんと骨女。主を想い続けた輪入道。そして己の無力さに辟易していた一目連。感情を無くせなどというのは無理なのだ。
だがせめて、己の蟠りに決着をつけることくらいは出来る筈だ。今回だけ無理矢理押し殺したって、一目連はきっと仕事に専念できない。一度湧いた感情はそうそう消えやしない。それを知っているあいちゃんだからこそ、今回だけは好きにさせてやろうという計らい。
だが、一目連とて正義の使者ではない。現世の人間に積極的に関わるべきでないことなど100も知っている。だから彼は、穂波たんを助けはしない・・・・あのころとは違い、助けようと思えば助けられるが、それでも一線は超えない・・・・
見てはならぬもの。見ない方が良いものを見つづけてきた一目連は、そちらの辛さも知っている。せめて、ネネたんの苦悩をやわらげたい・・・・そう考えてかどうか、ネネたんの目をその一瞬から遠ざけるのだった・・・・
「あの人だったのね」
「あなたのことは特に気にかかっていたみたい」
「あの人に頼んでもらえないかしら?ネネのことも、見守ってくれないかどうか・・・」
「伝えとく」
今回はあいちゃんも、いかにも人間らしい。しかし、死してなお娘の事を思う母が何故に地獄に行かねばならぬのか・・・人を怨むという行為には如何なる善意も通用しないのだ。
「一目連が居なくなったら、輪入道と2人っきり」
ぬ。
三藁が人間に手を出したら、もう仕事は続けられないということである。上の存在から更迭されるのか消されるのか・・・
輪入道はそれを知っていたから一目連を止めようとしたわけだが、あいちゃんは如何か。まさか知らないということは無いであろうが、となれば最初から一線を超えないことを信じていたか、もしか超えたとしてもそれは彼の信念に基づくものであり、無理矢理止めちゃいかんと考えたか。
そうくると、問題はキクリたんだ。知っててけしかけたに違いない。なんと言う悪女。カワユス。
「どうして俺を誘う?」
「探しているものがあるんでしょ?」
「あんたらと居て、それが見つかるのか?」
「見つかるかどうかはあなた次第。どうする」
「ま、ここも飽きたしな」

「仲間って良いもんだよ」
「悪いが、お前達を仲間だとは思っていない」
「仲間じゃなくて何なのさ」
「家族・・・かな」
Σ(*´д`*)
「あんたどうだい」
「俺ぁ、恋人、かな」
Σ(*´д`*)
探していたのは、そう。居場所。
人間は果てしない鬱に陥れといて、何3人で勝手にハッピーエンド演じてんだ!(ぁ
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一対一に果し合いをすることもあれば、悪人の手先となって善良な者を殺すこともある。誰かが誰かの命を奪う道具であり、自分は何を見ていたところで己の信念で行動できず、ただただ現実を目の当たりにし、果てしなく絶望していく・・・それが一目連。
同じく付喪神らしき輪入道は主を守れなかったことを悔いるあまり地獄に落ちた?
骨女は怨みと絶望を抱いて妖怪に変化して地獄へ?境遇はあいちゃんに一番近い。
一目連は使われる身ではあるものの、数え切れぬ罪を抱えて地獄へ?
今回の依頼者・・・ちょwwwwとっとこww走るよwwwwwwwクシクシwwwwwww
というわけで、ネネたんの怨みの相手は実の母親。が、その相手が曲者である。デザイナーとして活躍しているが、一目連と輪入道は彼女の事を知っていた。
というのも、実は元依頼者だったのだ。
11年前、酒に溺れて暴れる夫を地獄に流した女である。
家庭を滅茶苦茶にする男を消し去ってくれた母に対する怨み・・・・ネネたんは自分が父親によってどんな目にあっていたのか、覚えていないのだ。更に、父を殺したのが母であると信じている節もある。
ネネたんは学校の帰りに「お婆ちゃん」と逢引。このおばあちゃんがまた、ブー太郎である。今回はシナリヲもクサくてわざとらしいが、人選もなんか変だぞ。
さて、このお婆ちゃん、沼子も大概性格が悪い感じとかで、ネネたんと穂波たんを追い詰めていた。元夫である平太郎の母であるが、そんなやつに、何でネネたんは懐いているのか。懐いてるというより、何か気を使って一緒に居てやってるみたいな臭いもするが。
で、ネネたんを洗脳してるのが、この沼子であった。しかも、ネネたんが可愛くてどうこうと言うより、本当の事を知られる前に思い通り操ってやろうという魂胆が見える。何とかして母親から遠ざけてやろうという気概。
ネネたんもすっかり洗脳されてるとかで、沼子と一緒に暮らすことを決める。母が反対すれば、いっそ地獄に流してやる・・・・お父さんの仇を討つ!
なんという因果。
そんな穂波たんに張り付いてるのは一目連。
「知らせてあげたら?黙っててあげるから♪」
ほっとんど一目連と絡みのなかったキクリたんだが、ここにきて急接近。誰ですかこのわざとらしいシナリオを押し通したのは。
「知ってるよ、本当は刀でしょ」
何故、それが判るのか。実はモノを見ることにかけては一目連より一枚上手なんじゃないかとか。
「誰にも言わないよ」とか言ってけしかけてるが、これは善意からやってるなんてことは無く、引っかき回すのが目的と考えるべきか。
「藁人形になっても心は刀のままなんだ」
「今回の仕事から、あいつ外した方が良かねぇか?」
「今回だけ外して、それで済むことなの?」
これまたわざとらしい会話であるが・・・まぁ良いか。
さて、穂波たんはネネたんのカバンから藁人形を発見してしまう。
「お父さんの写真なら、無いわよ」
「お母さんて、お父さんのこと何も話してくれないのね」
擦れ違う母娘。
「私、お婆ちゃんとこ行きたい。母さんと居たくないの」
「反対しても、出て行くんでしょ?」
あっさり承諾する穂波たん。
沼子が本当は良い人なんかじゃないということを骨身に沁みて知っているはずなのに、何故、そんなことが出来るのか。それはつまり、ネネたんの恨みの相手が自分であることを悟り、そしてネネたんに自分と同じ苦しみを味わって欲しくない為と考えたい。
また、沼子がネネたんに近づいたのは洗脳の為であろうが、息子を溺愛していた沼子にとってはそれなりに大切な孫である。沼子が嫌いなのは穂波たんただ一人であるため、彼女さえ我慢すれば、表面的に丸く収まるという算段である。
そんな沼子に対し、「あんな男」と言い切ってしまう。言い切られてしまう平太郎のクズっぷりが窺える。
「人殺しのあんたよりはマシだろ」
「証拠があるんですか?」(このセリフはまずい)
「動機だけありゃ十分だろ!やられた仕返しに殺したんだろ!」
「虐待の事は認めてくれるんですね」(あ、誘導尋問か)
事を冷静に見つめ、丸く収めようとする穂波たん。何故、結婚する前に平太郎の本性に気付けなかったのか。子供が生まれてから豹変したのか。政治が悪いと何もかんも上手くいかねーや!
言い争う2人を目撃してしまうネネたん。
「違うんだよ、お前のお父さんは・・・」
沼子のこのセリフは息子である平太郎を美化したいのか、ネネたんを傷付けまいとして言っているのか、微妙なところ。
やけになって飛び出したネネたんを追うのは穂波たん・・・・と、一目連。ついでに輪入道。
さて、父親の正体を知ってしまったネネたんだが、母への怨みは消えない。母は悪い父を消し去ってくれた英雄ではなく、嘘をつき続けてきたペテン師なのだ。おばあちゃんも。
「母さんも地獄少女にお願いしたから、父さんの暴力から解放される為に・・・っ」
もう滅茶苦茶である。
大好きだと思い込んでた父はDV。
本当の事を全部隠そうとしたにっくきは母、本当は自分の為を思ってその身を犠牲に。
私ゃおいなりさんかい!?と言いたくなるのも仕方が無い。言ってないが。
「そのつもりだが、どうかな。いざとなったら、如何するかは俺にもわからない」
母の怨みはあまりにもおろかな形で娘へと遺伝した。バカな人間達。今までただ見守るだけだった一目連に、もうやってられるかという感情が芽生えている。元は積極行為の代名詞たる刀なのだ。
「流されたって良い!もうどうなったって良い!母さんも、私も、おばあちゃんも、皆滅茶苦茶になれば良い!」
「私だけで良い!ネネちゃんがその糸を引かなくても、願いはかなうのよ?私は地獄に流される。あなたまで地獄に行かせたくない」
これが親子の会話であろうか。
娘の願いを今すぐに成就させる為、飛び降りようとする母・・・・
幸せな家庭を築く筈だった。
それは破られ、せめてリセットできないものかと手を出した裏技。
娘は父を美化し、義理の母はねちっこく絡んでくる。しかし、それでも良い。娘が幸せになれるのなら、それでも良い。だが、幸せになれないのだけは御免だ。自分なんかを怨んで地獄に落ちちゃいけない。
死すべきものは死んだ筈だった。なのになぜ、11年もたった今、親子はこんな形で引き裂かれにゃならんのだ。それが地獄通信。
思わず駆け出す一目連。
それを止めようとする輪入道・・・を、阻止するあいちゃん。
感情を殺し、地獄のシ者として生きねばならぬあいちゃんにとって、こういう展開は甚だ遺憾であるはずだ。他人の事なんて思いやっていては、こんな仕事はやってられない。可哀想だの何だのという気持ちを持って人間を殺せるものか。
三藁もそういう苦悩をさせたくないから、あくまでも冷徹な悪であろうとしていた筈だった。だが、無理なのだ。
恨みを抱いたあいちゃんと骨女。主を想い続けた輪入道。そして己の無力さに辟易していた一目連。感情を無くせなどというのは無理なのだ。
だがせめて、己の蟠りに決着をつけることくらいは出来る筈だ。今回だけ無理矢理押し殺したって、一目連はきっと仕事に専念できない。一度湧いた感情はそうそう消えやしない。それを知っているあいちゃんだからこそ、今回だけは好きにさせてやろうという計らい。
だが、一目連とて正義の使者ではない。現世の人間に積極的に関わるべきでないことなど100も知っている。だから彼は、穂波たんを助けはしない・・・・あのころとは違い、助けようと思えば助けられるが、それでも一線は超えない・・・・
見てはならぬもの。見ない方が良いものを見つづけてきた一目連は、そちらの辛さも知っている。せめて、ネネたんの苦悩をやわらげたい・・・・そう考えてかどうか、ネネたんの目をその一瞬から遠ざけるのだった・・・・
「あの人だったのね」
「あなたのことは特に気にかかっていたみたい」
「あの人に頼んでもらえないかしら?ネネのことも、見守ってくれないかどうか・・・」
「伝えとく」
今回はあいちゃんも、いかにも人間らしい。しかし、死してなお娘の事を思う母が何故に地獄に行かねばならぬのか・・・人を怨むという行為には如何なる善意も通用しないのだ。
「一目連が居なくなったら、輪入道と2人っきり」
ぬ。
三藁が人間に手を出したら、もう仕事は続けられないということである。上の存在から更迭されるのか消されるのか・・・
輪入道はそれを知っていたから一目連を止めようとしたわけだが、あいちゃんは如何か。まさか知らないということは無いであろうが、となれば最初から一線を超えないことを信じていたか、もしか超えたとしてもそれは彼の信念に基づくものであり、無理矢理止めちゃいかんと考えたか。
そうくると、問題はキクリたんだ。知っててけしかけたに違いない。なんと言う悪女。カワユス。
「どうして俺を誘う?」
「探しているものがあるんでしょ?」
「あんたらと居て、それが見つかるのか?」
「見つかるかどうかはあなた次第。どうする」
「ま、ここも飽きたしな」

「仲間って良いもんだよ」
「悪いが、お前達を仲間だとは思っていない」
「仲間じゃなくて何なのさ」
「家族・・・かな」
Σ(*´д`*)
「あんたどうだい」
「俺ぁ、恋人、かな」
Σ(*´д`*)
探していたのは、そう。居場所。
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第十六話 「悪女志願」
今日のテーマ:群と個と自然淘汰。

第十六話 「悪女志願」
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舞台は京都。藁人形を抱いた蘭を使い捨てにする男、手島。糸解いて終了。
とはいかず。
藁人形は手に入れたものの、他人を貶めることが出来ないで居る。そんな蘭をやたらと応援するのは骨女。
「ええのん?それで。復讐するんやったら手伝うたろか?」
突然声をかけてきたマツは自分も手島に酷い目に合わされたから、一緒に復讐しようと持ちかける。しかしその女の顔はいかにも「騙す側」の顔だ。突然の提案に戸惑う蘭だが、しかし断ることが出来ない。主張が出来ないのだ。手島から見ても確かに「都合のいい女」かも。ちょっと優しくてやりゃ会社の機密でもなんでも漏らしてしまい、人の事を気遣って自分を押し殺すことによって、結果的に誰かを苦しめる。誰も傷付けたくないという感情が悲劇を生むパターン。
「慰謝料ふんだくるって、どうやって?」
言葉遣い悪いよ蘭たん(;´Д`)
この娘はもしかすると、気を使い過ぎるとかじゃなくて、ただ単に人に影響されやすいだけなのかも。今まではたまたま優しい感じの人とばかり付き合ってたから、こうなったとか。で、手島との出会いから徐々におかしくなり、本来なら考えられない、「人を怨んで地獄通信にアクセス」などという蛮行に出る。
マツは蘭による色仕掛けを提案するが、蘭は器量に自信がない。というか度胸がない。
「社長さんにお金返したいんやろ?」
コレを言われると蘭はきついのだ。しかしこういう言動からも、マツが「復讐を手伝っている」のではなく、「復讐に利用している」様に見える。
蘭に化粧を施すマツ・・・ここで骨女の過去が!(゚Д゚ )
骨女は元花魁っぽい。
「あんたは騙されたんやから、騙しかえさな」
まぁ、地獄少女に頼って呪い殺すよりは多少健全なのかも知れぬ。蘭からすれば、たとえ自分がマツに騙されているとしても、目的は果たせるのだから問題ない。化粧によって容姿にも自信が沸いてきた。容姿の自信は他の全ての自信へとつながるものである。
町を歩けば男どもに注目され、銀行員がうろたえるほどだ。そんなバカな(=‘ー‘)オトコってバカね。
実は誰も注目なんかしてないのに、自意識過剰な娘であったとかそんな感じも。
「ところでお嬢は化粧しないのか?」
「必要ない」
「地獄少女だから」なのか「中学生だから」なのか。はたまた「化粧」という文化そのものを否定しているのか。
そんなわけで蘭は手島を誘惑。容易く引っかかる手島も大概だな。
「金なら余っとるから」
手島の口癖であるが、金の力を信用しきり、或いはそれしか持てないという事を自ら語っているようなものだ。自分の武器が限られている者ほど、それをやたらに誇示したがる。そうしなければ己を保てないのだ。要するに怖いのだ。不安なのだ。ツンツン。
手島にとっては世の中金である。金を持つ者こそが勝者であり、無い者はバカなのだ。そして自分は金を手にし、のし上がった。利用できるものは利用し、自分の世界観に従って強くなろうとしている。他人を騙す行為は許されるものではないが、しかし自己実現のために我武者羅に頑張ることは評価されても良いのではなかろうか。
自己実現とはちょっと違うか。
彼の行為には思いやりが無い。即ち愛がない。しかしそれは、彼がそんなものに価値を見出せなかっただけの事。他人を気遣って小さくなったって意味は無く、金さえあればなんだって出来る・・・そう考えるに至る人生ドラマがあったのだろう。
世の中には「元気があれば何でも出来る」と言い切る人や、「下半身さえあれば良い!」な人も居るのだ。価値観なんてそれぞれである。
でもまぁ、人様にメーワクかけちゃいかんよな。
蘭は手島からケイタイを奪い、マツに渡す。この小さな機械が手島の生命線なのだ。
マツはそれを使い、手島の預金を全額、どこぞへと振り込む。そんな簡単なものなの?ケイタイ落としたら人生終わるじゃん。終わりはしないか。持ってないから分からんけど。
トイレにはキクリたんが。
「おばちゃん、ケバいわ。ほんまケバわwwwキッキッキッキッキ」
「ほんと・・・・あなた、ケバイですよ」
キクリたんは「そうやって自分を偽って何が楽しいのだね?」とかそういう事言ってるんじゃなく、ただ単におちょくってるだけであろう。
しかし蘭はそう言われても骨女みたいに怒ることは出来ず、鏡を見て自嘲する。或いは開き直るか。
「あんなオトコの為に、何を思いつめてたのかしら、私」
考え様によっては残酷な女である。自分の弱さを信じ、他人を思いやり、小さくなって人の言いなりになることで、誰も傷つけずに生きる。それが彼女流の処世術だったわけだ。しかしそれは誰かが間違ったことをしていてもそれを是正しようとせず、自分を責めることで納得するという勝手な自己完結。被害者という地位に甘んじ、今回のように第三者 (社長) の存在がない限り、相手に干渉し切れない。
挙句の果てに「あんな男」などと吐き捨てるのだ。
他人に接触、干渉しすぎる熱血もウザイが、悲劇のヒロイン気取って自傷に走るのもいかがなものか。
しかしまぁ、綺麗になって生まれ変わった上で吐き捨てたのだからマシか。ただの愚痴ではなく、相手を超えてから振り返って指差して笑うのだ。少々残酷ではあっても、努力した人間の特権と言える。
実は蘭が望んだのはそんな嘲笑ではなく、ただ単に社長を助けたいということだけだったのだが・・・・・・
翌日、作った口座を即行で解約する蘭。マツが振り込んだのはこの口座だ。
テレビでは手島の横領疑惑が出ている。
山分けしようと言うマツに対し、蘭は社長の借金分だけで良いと言う。蘭の目的は手島への怨みを晴らすことでも、金をゲットすることでもなく、社長を助けることだから。地獄通信にアクセスしてるのはただ「武器」を持って居たかっただけと考えたい。
「いい気味。スッキリしたぁ♪」とか言ってるが、まぁ、それは人間だしね。聖人君子ではないのだ。
骨女は分け前の殆どをせしめる事がマツの思惑だと考えたが、しかしマツは蘭の申し出を却下し、きっちり半分こする。共謀して犯罪をやらかした場合、分け前は均等に配る・・・・それぞれが裏切らない為の保険として、当然の事である。誰が活躍したのかとかは関係無い。
だが、その行為は何となく、マツがそういう事に慣れているように見える。
マツの店では「スミエちゃん」の噂が。マツの元相棒?らしい。
それはさて置き、蘭はゲットした金を寄付することを決心。欲が無いのか、欲に素直になれないのかは判らないが、「いい子」であることには変わらない。
蘭からは怨みの念が消え、骨女は藁人形である必要が無くなったので、あいちゃん達も引き上げ。
だが、ちょっと違った。
「地獄に流す相手が居なくなったのさ」
手島はなんと、自殺していたのだ。
「どうして自殺なんてするの!?たかがお金のことでっ」
手島にとって、それはただの日本銀行券などではない。生きる目的であり、理由であり、価値である。
「これでうちら、ほんまもんの同志になれたって訳やな」
「利用されていた」
最初は確かにそうだけど、ここまで来てその考え方はちょっと都合よく響く。一人で復讐しようが、藁人形の糸を解こうが、マツの手先として復讐しようが、大して変わらないのだ。こういう考え方は控えたい。
「お金なんてどうでも良かった。私が望んだのはそんなことじゃなかった」
「お金は要らないって言ったのに!」などというのは何の免罪符にもならない。
視聴者は蘭に騙されてはいけない。まるで彼女がどうしようもない被害者のように描かれているが、そんなことはない。彼女には主張できない弱さとともに、流されながらも「いい気味だ」などと思える汚さを持っている。もしかしたら化粧によって生まれ変わった蘭だからこそ、そういう部分が浮き彫りになったのかも知れぬ。化粧している蘭とスッピンの蘭では別人格なのだ。
要するに、化粧してる蘭はまぎれも無く「悪女」である。
手島さんに対する呪いが成就されたから、お人形さんは消えた。もしかしたら私が手島さんを・・・・
自分を追い詰めるスッピン蘭。最初は多少なりともそのつもりだったのに、自分を利用したマツを使って自分自身を「被害者」に仕立て上げている。スッピン蘭は被害者で居ることによって、自分と他人を守り続けるのだ。
ただ、スッピン蘭は確かに自分を追い込むことでしか自分を保てない娘ではあるが、立ちはだかった壁から逃げ出さない強さも持っている。
「私、自首しますから!」
「この世の中奇麗事だけでは生きていかれへん」
「人を騙すなんて、私イヤです!」
「上手いこといかんもんやなぁ。お人形さんみたいなあんたを選んだのに、これまたアカンか?」
思い通りにならない人形なんていらない。思い通りにならないくらいなら、自分の手で壊してやる・・・
「人間の言うこと嘘だらけや!」
自分を信じられない女。
金だけを信じる男。
他人を信じられない女。
なんともはや。
マツが元相棒のスミエちゃんを殺していたことを知った骨女は、急いで蘭の元へ。
恐らく、あいちゃんも知っていた筈だ。また、骨女の過去も知っているであろう。骨女が蘭に肩入れしていることも・・・しかし積極的に協力などしない。それがプロである。違うか。
蘭は腹を刺されて重症。
「私、利用されてた・・・・」
思い出される骨女の過去・・・・彼女もまた、利用され、殺されたのであろう・・・
「どうして、人は人を騙すのかな・・・」
「あいつらは人じゃない!あいつらは鬼だ!」
「鬼・・・おにだったら、地獄に、返さないと・・・・あの人が、何の罪も無い女の人を止めるのを止めないと・・・・」
コレはどう取ればいいのだ?本心なのか?
本当に「次の犠牲者を出さぬ為に」自ら地獄へ向かうのか?本当にそこに「怨み」は無いのか?
なんて。怨みが無ければ地獄通信は繋がらない。彼女は復讐を正当化しようとしてるが、まぁ、ハジメちゃんみたいにそれを止めようとする人間も居ないし、好きにするがいいさ。
今度こそ躊躇無く糸を解く蘭。
で、地獄コントは久しぶりにそこはかとなくコント。ここは地獄のヰリュゥジョン〜♪
コレは是非、実写版でもやっていただきたいwwwwもう終わったけど。
蘭はそのまま絶命。
前回と同じく原点回帰のようにも見えるが、穿った見方をしてしまった上に主人公死んでるとかでやはり鬱アニメだ。
次回、一目連過去話クルぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ(゚∀゚)ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
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とはいかず。
藁人形は手に入れたものの、他人を貶めることが出来ないで居る。そんな蘭をやたらと応援するのは骨女。
「ええのん?それで。復讐するんやったら手伝うたろか?」
突然声をかけてきたマツは自分も手島に酷い目に合わされたから、一緒に復讐しようと持ちかける。しかしその女の顔はいかにも「騙す側」の顔だ。突然の提案に戸惑う蘭だが、しかし断ることが出来ない。主張が出来ないのだ。手島から見ても確かに「都合のいい女」かも。ちょっと優しくてやりゃ会社の機密でもなんでも漏らしてしまい、人の事を気遣って自分を押し殺すことによって、結果的に誰かを苦しめる。誰も傷付けたくないという感情が悲劇を生むパターン。
「慰謝料ふんだくるって、どうやって?」
言葉遣い悪いよ蘭たん(;´Д`)
この娘はもしかすると、気を使い過ぎるとかじゃなくて、ただ単に人に影響されやすいだけなのかも。今まではたまたま優しい感じの人とばかり付き合ってたから、こうなったとか。で、手島との出会いから徐々におかしくなり、本来なら考えられない、「人を怨んで地獄通信にアクセス」などという蛮行に出る。
マツは蘭による色仕掛けを提案するが、蘭は器量に自信がない。というか度胸がない。
「社長さんにお金返したいんやろ?」
コレを言われると蘭はきついのだ。しかしこういう言動からも、マツが「復讐を手伝っている」のではなく、「復讐に利用している」様に見える。
蘭に化粧を施すマツ・・・ここで骨女の過去が!(゚Д゚ )
骨女は元花魁っぽい。
「あんたは騙されたんやから、騙しかえさな」
まぁ、地獄少女に頼って呪い殺すよりは多少健全なのかも知れぬ。蘭からすれば、たとえ自分がマツに騙されているとしても、目的は果たせるのだから問題ない。化粧によって容姿にも自信が沸いてきた。容姿の自信は他の全ての自信へとつながるものである。
町を歩けば男どもに注目され、銀行員がうろたえるほどだ。そんなバカな(=‘ー‘)オトコってバカね。
実は誰も注目なんかしてないのに、自意識過剰な娘であったとかそんな感じも。
「ところでお嬢は化粧しないのか?」
「必要ない」
「地獄少女だから」なのか「中学生だから」なのか。はたまた「化粧」という文化そのものを否定しているのか。
そんなわけで蘭は手島を誘惑。容易く引っかかる手島も大概だな。
「金なら余っとるから」
手島の口癖であるが、金の力を信用しきり、或いはそれしか持てないという事を自ら語っているようなものだ。自分の武器が限られている者ほど、それをやたらに誇示したがる。そうしなければ己を保てないのだ。要するに怖いのだ。不安なのだ。ツンツン。
手島にとっては世の中金である。金を持つ者こそが勝者であり、無い者はバカなのだ。そして自分は金を手にし、のし上がった。利用できるものは利用し、自分の世界観に従って強くなろうとしている。他人を騙す行為は許されるものではないが、しかし自己実現のために我武者羅に頑張ることは評価されても良いのではなかろうか。
自己実現とはちょっと違うか。
彼の行為には思いやりが無い。即ち愛がない。しかしそれは、彼がそんなものに価値を見出せなかっただけの事。他人を気遣って小さくなったって意味は無く、金さえあればなんだって出来る・・・そう考えるに至る人生ドラマがあったのだろう。
世の中には「元気があれば何でも出来る」と言い切る人や、「下半身さえあれば良い!」な人も居るのだ。価値観なんてそれぞれである。
でもまぁ、人様にメーワクかけちゃいかんよな。
蘭は手島からケイタイを奪い、マツに渡す。この小さな機械が手島の生命線なのだ。
マツはそれを使い、手島の預金を全額、どこぞへと振り込む。そんな簡単なものなの?ケイタイ落としたら人生終わるじゃん。終わりはしないか。持ってないから分からんけど。
トイレにはキクリたんが。
「おばちゃん、ケバいわ。ほんまケバわwwwキッキッキッキッキ」
「ほんと・・・・あなた、ケバイですよ」
キクリたんは「そうやって自分を偽って何が楽しいのだね?」とかそういう事言ってるんじゃなく、ただ単におちょくってるだけであろう。
しかし蘭はそう言われても骨女みたいに怒ることは出来ず、鏡を見て自嘲する。或いは開き直るか。
「あんなオトコの為に、何を思いつめてたのかしら、私」
考え様によっては残酷な女である。自分の弱さを信じ、他人を思いやり、小さくなって人の言いなりになることで、誰も傷つけずに生きる。それが彼女流の処世術だったわけだ。しかしそれは誰かが間違ったことをしていてもそれを是正しようとせず、自分を責めることで納得するという勝手な自己完結。被害者という地位に甘んじ、今回のように第三者 (社長) の存在がない限り、相手に干渉し切れない。
挙句の果てに「あんな男」などと吐き捨てるのだ。
他人に接触、干渉しすぎる熱血もウザイが、悲劇のヒロイン気取って自傷に走るのもいかがなものか。
しかしまぁ、綺麗になって生まれ変わった上で吐き捨てたのだからマシか。ただの愚痴ではなく、相手を超えてから振り返って指差して笑うのだ。少々残酷ではあっても、努力した人間の特権と言える。
実は蘭が望んだのはそんな嘲笑ではなく、ただ単に社長を助けたいということだけだったのだが・・・・・・
翌日、作った口座を即行で解約する蘭。マツが振り込んだのはこの口座だ。
テレビでは手島の横領疑惑が出ている。
山分けしようと言うマツに対し、蘭は社長の借金分だけで良いと言う。蘭の目的は手島への怨みを晴らすことでも、金をゲットすることでもなく、社長を助けることだから。地獄通信にアクセスしてるのはただ「武器」を持って居たかっただけと考えたい。
「いい気味。スッキリしたぁ♪」とか言ってるが、まぁ、それは人間だしね。聖人君子ではないのだ。
骨女は分け前の殆どをせしめる事がマツの思惑だと考えたが、しかしマツは蘭の申し出を却下し、きっちり半分こする。共謀して犯罪をやらかした場合、分け前は均等に配る・・・・それぞれが裏切らない為の保険として、当然の事である。誰が活躍したのかとかは関係無い。
だが、その行為は何となく、マツがそういう事に慣れているように見える。
マツの店では「スミエちゃん」の噂が。マツの元相棒?らしい。
それはさて置き、蘭はゲットした金を寄付することを決心。欲が無いのか、欲に素直になれないのかは判らないが、「いい子」であることには変わらない。
蘭からは怨みの念が消え、骨女は藁人形である必要が無くなったので、あいちゃん達も引き上げ。
だが、ちょっと違った。
「地獄に流す相手が居なくなったのさ」
手島はなんと、自殺していたのだ。
「どうして自殺なんてするの!?たかがお金のことでっ」
手島にとって、それはただの日本銀行券などではない。生きる目的であり、理由であり、価値である。
「これでうちら、ほんまもんの同志になれたって訳やな」
「利用されていた」
最初は確かにそうだけど、ここまで来てその考え方はちょっと都合よく響く。一人で復讐しようが、藁人形の糸を解こうが、マツの手先として復讐しようが、大して変わらないのだ。こういう考え方は控えたい。
「お金なんてどうでも良かった。私が望んだのはそんなことじゃなかった」
「お金は要らないって言ったのに!」などというのは何の免罪符にもならない。
視聴者は蘭に騙されてはいけない。まるで彼女がどうしようもない被害者のように描かれているが、そんなことはない。彼女には主張できない弱さとともに、流されながらも「いい気味だ」などと思える汚さを持っている。もしかしたら化粧によって生まれ変わった蘭だからこそ、そういう部分が浮き彫りになったのかも知れぬ。化粧している蘭とスッピンの蘭では別人格なのだ。
要するに、化粧してる蘭はまぎれも無く「悪女」である。
手島さんに対する呪いが成就されたから、お人形さんは消えた。もしかしたら私が手島さんを・・・・
自分を追い詰めるスッピン蘭。最初は多少なりともそのつもりだったのに、自分を利用したマツを使って自分自身を「被害者」に仕立て上げている。スッピン蘭は被害者で居ることによって、自分と他人を守り続けるのだ。
ただ、スッピン蘭は確かに自分を追い込むことでしか自分を保てない娘ではあるが、立ちはだかった壁から逃げ出さない強さも持っている。
「私、自首しますから!」
「この世の中奇麗事だけでは生きていかれへん」
「人を騙すなんて、私イヤです!」
「上手いこといかんもんやなぁ。お人形さんみたいなあんたを選んだのに、これまたアカンか?」
思い通りにならない人形なんていらない。思い通りにならないくらいなら、自分の手で壊してやる・・・
「人間の言うこと嘘だらけや!」
自分を信じられない女。
金だけを信じる男。
他人を信じられない女。
なんともはや。
マツが元相棒のスミエちゃんを殺していたことを知った骨女は、急いで蘭の元へ。
恐らく、あいちゃんも知っていた筈だ。また、骨女の過去も知っているであろう。骨女が蘭に肩入れしていることも・・・しかし積極的に協力などしない。それがプロである。違うか。
蘭は腹を刺されて重症。
「私、利用されてた・・・・」
思い出される骨女の過去・・・・彼女もまた、利用され、殺されたのであろう・・・
「どうして、人は人を騙すのかな・・・」
「あいつらは人じゃない!あいつらは鬼だ!」
「鬼・・・おにだったら、地獄に、返さないと・・・・あの人が、何の罪も無い女の人を止めるのを止めないと・・・・」
コレはどう取ればいいのだ?本心なのか?
本当に「次の犠牲者を出さぬ為に」自ら地獄へ向かうのか?本当にそこに「怨み」は無いのか?
なんて。怨みが無ければ地獄通信は繋がらない。彼女は復讐を正当化しようとしてるが、まぁ、ハジメちゃんみたいにそれを止めようとする人間も居ないし、好きにするがいいさ。
今度こそ躊躇無く糸を解く蘭。
で、地獄コントは久しぶりにそこはかとなくコント。ここは地獄のヰリュゥジョン〜♪
コレは是非、実写版でもやっていただきたいwwwwもう終わったけど。
蘭はそのまま絶命。
前回と同じく原点回帰のようにも見えるが、穿った見方をしてしまった上に主人公死んでるとかでやはり鬱アニメだ。
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>>地獄少女 二籠
第十五話 「この国のために」
今日のテーマ:シンボルと権力、または犬。

第十五話 「この国のために」
今日のテーマ:シンボルと権力、または犬。

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かおりーん(・∀・)
Σ(゚Д゚ )はっ
国の未来の為に立ち上がった。伊達政春。
一方で大泉太一郎を地獄流ししようとする少女の姿が・・・・
(※小泉純一郎とは何の関係もございません。ご了承ください笑笑笑)
百合子は学校へもいかず政治活動。父もまた「国のため」という大義名分を掲げているため、目先の利益(要するに仕事)に興味がない。家族ぐるみで伊達を応援してるところもあるというのに、政治に参加しようとしない母に対し、父は不満を募らせている。
国民が政治に無関心で居ることは避けねばならぬ。
しかし、本質を何も理解してないものがカッコだけでギャーギャーわめいたところで良い方向に進むはずも無い。
しかし「自分には分からない」といって政治に目を向けないのは遺憾。
しかし現実を捨てて理想に走るような形で政治に携わることが善ではない。
しかし全てを諦めて言いなりになるのが国民の本分ではない。
しかし己の分もわきまえない行為は迷惑でしかない。
しかし泣き寝入りが正しいとはいえない。
しかししかししかしかかし。
街にはホームレスがあふれ、金の無い企業は軒並み潰れ、身体障害者を考慮しない都市計がはびこり・・・・
百合子の視線の向こうには大泉太一郎首相。
「どうしてこの男が、地獄に流されないの!?」
百合子は地獄通信に彼の名を刻んだが、しかし「受け取れません」というエラーメッセージしか返ってこない。何故か。
地獄通信が依頼を拒否する理由として考えられるのは・・・
1.怨みの念が足りない
2.架空の人物である。
3.地獄側の住人である。
4.既に天国その他へ行っている。
いいや、実はもっと単純な問題であったのだが・・・・・・・・・・
場面は伊達の事務所へ。百合子の姿もそこにあるが、父は遅刻。
「駅向こうのポスター、貼りなおしてくれるかな」などと言いなりの父。選挙活動ってこういうもんなの?地元住民を顎で使うような。
伊達のポスターには画鋲が刺されている。それを外しながら「こんな馬鹿が居るから日本の政治は良くならないんだ」などといいながら、隣りのポスターに画鋲を刺す・・・・うわぁ。そりゃ政治も良くならんわ。
「この、大泉チルドレンめ!」
ちょwwwwwこれは何か、練馬大根ブラザーズへの挑戦なのかwwwwwwww
Σ(゚Д゚ )はっ
国の未来の為に立ち上がった。伊達政春。
一方で大泉太一郎を地獄流ししようとする少女の姿が・・・・
(※小泉純一郎とは何の関係もございません。ご了承ください笑笑笑)
百合子は学校へもいかず政治活動。父もまた「国のため」という大義名分を掲げているため、目先の利益(要するに仕事)に興味がない。家族ぐるみで伊達を応援してるところもあるというのに、政治に参加しようとしない母に対し、父は不満を募らせている。
国民が政治に無関心で居ることは避けねばならぬ。
しかし、本質を何も理解してないものがカッコだけでギャーギャーわめいたところで良い方向に進むはずも無い。
しかし「自分には分からない」といって政治に目を向けないのは遺憾。
しかし現実を捨てて理想に走るような形で政治に携わることが善ではない。
しかし全てを諦めて言いなりになるのが国民の本分ではない。
しかし己の分もわきまえない行為は迷惑でしかない。
しかし泣き寝入りが正しいとはいえない。
しかししかししかしかかし。
街にはホームレスがあふれ、金の無い企業は軒並み潰れ、身体障害者を考慮しない都市計がはびこり・・・・
百合子の視線の向こうには大泉太一郎首相。
「どうしてこの男が、地獄に流されないの!?」
百合子は地獄通信に彼の名を刻んだが、しかし「受け取れません」というエラーメッセージしか返ってこない。何故か。
地獄通信が依頼を拒否する理由として考えられるのは・・・
1.怨みの念が足りない
2.架空の人物である。
3.地獄側の住人である。
4.既に天国その他へ行っている。
いいや、実はもっと単純な問題であったのだが・・・・・・・・・・
場面は伊達の事務所へ。百合子の姿もそこにあるが、父は遅刻。
「駅向こうのポスター、貼りなおしてくれるかな」などと言いなりの父。選挙活動ってこういうもんなの?地元住民を顎で使うような。
伊達のポスターには画鋲が刺されている。それを外しながら「こんな馬鹿が居るから日本の政治は良くならないんだ」などといいながら、隣りのポスターに画鋲を刺す・・・・うわぁ。そりゃ政治も良くならんわ。
「この、大泉チルドレンめ!」
ちょwwwwwこれは何か、練馬大根ブラザーズへの挑戦なのかwwwwwwww

