>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜

第12話「やがて恋が始まる」

第12話「やがて恋が始まる」
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ふぅ・・・もう最終回なのか・・・
オープニングが・・・
鹿縞山を登っていくはずむ。
「とまりちゃん。いつも側に居てくれた。ちっちゃい頃からずっと、ずっと」

「ぼくのことを一番わかってくれる女の子。とまりちゃん・・・大好きだよ」
「やす菜ちゃん。さびしげな、けれど生きる力を与えてくれるような素敵なフルートを吹く女の子。初恋の人。

「やす菜ちゃん・・・大好きだよ」
好き。でも、だから・・・
「女の子同士だから」
甘えていた。問題を先延ばしにし、刹那的な楽しさだけに身を置いた。やす菜の唇を拒否した時のはずむにはまだ、それなりの自我があった。
しかしその後のはずむには少女三角形を維持しようとする努力がない。
ましてやそれを突き崩す勇気もない。ただ、現状に満足し、ただ、流されるままに身を置いた。そこに自らの意思など無い。

「本当に人が人を好きになるって・・・恋って・・・なんですか?」
ぼくの「好き」は恋ですか?
さて、やす菜はなにやら荷造り中。やはり引っ越すのか・・・
写真に目をやるが、つい視線をそむける。思い出せもしないシルエットを見るのは辛いのだ。
とまりの家に行くはずむだが、居ない。
と、なぜか学校で菜園に水をやっているとまり。とまりもはずむの家に行ったらしい。
はずむの服装はパパの趣味かな?(ぁ
「話が・・あってさ」
「ぼくも話があるんだ。・・・・話しても・・良い?」
「あぁ」
「あのね・・その、だから・・・・」
「あのなぁ」
ちゃんと言う!ちゃんと言うって決めてきたんだ。だから、ちゃんと言うね
あれからずっと考えてたんだ。僕はどうしたらいいのか、どうしたいのか。それで決めたんだ。ぼく・・・やす菜ちゃんの側にいる」

「・・・そっか・・・」
「ごめんねっ・・・とまりちゃんの気持ちはとってもうれしいよ。けど・・」
「判ったから・・・それ以上言うな。
はずむだったら・・・今あたしがどうしてほしいか・・・わかるだろ?」

あたしはお前のガーディアンだぞ?あんまりあたしを惨めな気持ちにさせるな。お前はいつだって、私に笑顔をくれるんだ。
だから・・辛い話はもう良い。わかったから・・・。
二人して水のかけっこを始める。
「いくら何でもやりすぎだろ」
本当にそう思います(何
そして思い出話に花を咲かせる二人。

「最後に一日遊んでくれ。それでお前のこと諦めるから」
最後。二人っきりで、「大好きな人同士として」。
バッティングセンターでのはずむはちょっと「男らしい」感じが。
♪覚えているかな? 子供じみた約束
思いでと呼べない私のわがまま
あの頃と同じ君 見つけるたび嬉しくて
このまま行けるとこまで行こう ずっと
時が流れ いつのまにか 大人になってく
強くなりたい そんなことを 思いつづけながら
せめて今日の私だけの君でいて
想い出をもう一度♪
君のことを 想う気持ち その半分さえ
伝えきれない 足りないけれど 側に居るから
せめて今日が終わるまでは あの空へ君を連れてゆくよ
とまりの心境である。後半ははずむにもあてはまる。むしろはずむの方がしっくり来る。
「やす菜ちゃんがよくなりますように」

「お前のと一緒だよ」
本当か?
いや、嘘でも良いんだ。あたしがはずむを好きな気持ちは変わらない。別にそれで良いんだ。納得して身を引いたんだから。はずむもやす菜を選んだんだ。
想ったり願ったりくらいはしても良いじゃないか。
あたしは舞台から降り、お前たち二人を見守るんだ。何も劇場から出て行くことは無いだろう?そうだろう?
「とまりちゃん・・・・最後に、お願いがあるんだ」
家を出るやす菜。その表情は決意に満ちている。

さよなら、お父さん、お母さん。ごめんね。
不自然な場所でたそがれてるあゆき。その目に飛び込んだのは、乗り捨てられたはずむの自転車。心中かっ!?
と、とまりとはずむは自転車二人乗りで走っていく。ちなみに、法律違反です。

青春だなぁ。
「このまま海まで行くかぁ?」
「海?・・・うん。本当にいけたら良いね」

「遠すぎる・・よな」
3人ではいられない。
たどり着けない場所がある。手の届かない、見えもしない場所がある。たどり着くことの出来ぬサンクチュアリが存在する。・・・いや、はじめから存在していないのかもしれない。
どうにもならないことがある。だけど、それは自分で選んだ道だから。
もう、二人でこうして遊ぶこともない。友達として会う事はあっても、「好きな者同士」にはなれない。なってはいけない。三角形を作ってはならない。
「もういい加減、そういうのは卒業しないとな」
「でも・・・」
「決めたんだろ?じゃあ、お前が泣いちゃだめじゃないか」
「でも、とまりちゃん優しくて・・・ぼく、凄く酷いことしてるのに・・・優しくて・・元気付けてくれて・・・・ごめんね、ごめんね・・」
「謝るな。謝るな!そんなことして欲しくない。
お前が自分で決めてくれて、嬉しかったよ。やす菜なら、まぁ・・・許せるしさ」
「はずむはさ、居るから。いつも、あたしの中に」

思い出は無くならない。誰にも奪うことの出来ない、あたしを好きだって言ってくれたはずむ。
思い出なんて呼べないただのわがままかもしれない。それでも良い。あたしは忘れないから。
凄いだろ?
永遠の愛なんだぜ?
「お前の親は、お前のばあちゃんは、あたしのために河を渡ってくれたんだぞ。あたしをお嫁さんにするために、世界で一番すごい事してくれたんだぞ」
別に過去にしがみつくわけじゃない。でも、あたしはその思い出があれば十分だから。
やめろ。お前ら泣くな。ええいああ
「いけよ、平気だから行けよ。行けよ。行け!男だろ!!」

走り去るはずむ。
ぼくはもう、決めたんだ。やす菜ちゃんのそばに居るって。やす菜ちゃんのそばに居たいって。
はずむ・・・

「いや・・・行っちゃやだ・・・」
とまりを抱きしめるはずむ。
決めたから、決めたけど、だからと言って目の前で泣いているとまりを放っては置けない。それは男のすることじゃない。

強く抱き合う二人。
だが、そのままでは居られない。本当に最後の・・・男としての、大好きなとまりに対しての、最後の優しさ。
「やす菜が待ってる・・」
ありがとう・・・バイバイ、はずむ・・・。
振り返るとそこには誰も居ない。

「追いかけて・・・来るわけないか」
そう、それで良いんだ・・・寂しいけれど・・・やればできるじゃないか、はずむ。それで良いんだ・・。強くなったな、はずむ・・・。
「肩が必要かと思ってね」

あゆきー。
「あたしには自分の足がある」
あぁ・・・あなたは・・・そうね。殻を破って、今、羽根を開こうとしている・・・
「私が代わりに泣いてあげる」

舞台の上に立つ二人の間にあなたを押し込んで、辛い目にあわせて。ごめんね。こうなることは予想できたのに、あなたを泣かせてしまった。私のわがままで。本当に、ごめんね。
でも、今のあなたはとっても素敵。誰にも負けない。傷ついても、自分の力で立ち上がることができる。そう振舞うことができる。
あなたはもう、私なんかの手の届かないところに居るのよ。強くなったのははずむ君だけじゃないわ。あなたもなのよ。
がんばったね。えらかったね。
あなたの友達で居られることは私の誇りよ。
こんなにも美しい姿を見せてくれて、ありがとう。
あなたの悲しみは、私が受け止めてあげる。だからもう、その羽根をたたんで落ちては駄目よ。
旅立つやす菜。

人ごみの中で独り。
♪マチの人ごみ 肩がぶつかって ひとりぼっち
果てない草原 風がビュンビュンと ひとりぼっち
どっちだろう 泣きたくなる場所は
2つマルをつけて ちょっぴりオトナさ♪
「こんなに人が居るのに・・・私には・・」

誰も・・
もう誰も・・
誰も・・
「やす菜ちゃん!」
なぜかやす菜のカバンにまで靄がかかってますが・・・

一瞬、はずむらしきその影にまでおびえるやす菜。
「怖がらないで、ぼくのお願いを聞いてほしいんだ」
ぼくの・・・ぼくの側に居てほしい」
同情から来る「側に居てあげる」ではない。側に居てほしい。
「ウソ・・・」
「ウソじゃない!」

「・・・決めたんだ。やす菜ちゃんのそばに居るって」
「信じて・・・いいの?」
「やす菜ちゃん・・・大好きだよ」

晴れ渡る視界。そこにいるのは紛れもないはずむの姿。そして人々。
「世界が・・見える。見えるの」

はずむの恋は、今、始まる・・・・
〜エピローグ〜
人を求める心。他者を慈しむ心。
愛。
愛を語ることは難しく、愛を見ることも出来ない。
それどころか、愛は時に苦痛を生み、互いの溝を深め、傷つける武器にさえなる。

しかし彼らはそれでも愛を求める。
それが生きる目的だから。
誰かとの別れを悲しみ、
誰かとの出会いを喜び、

心を通わせ、
笑い、
泣き、
怒る。
その一つ一つを経験するために、その中にある愛を求めて生命は生きようとするのだ。

もし、君たちの星に選択のときがきたら、
どうか、過ちを犯さないでほしい。
どんなに苦しくても、どんなに辛くても、
愛がなければ生命は生きていく価値を失うということを・・・。

降り注ぐ光。
それはジャン・プゥからのお別れの涙。
「いとしい?」
生態端末、即ち人工の生命であるジャン・プゥの心に芽生えるそれは「愛」。
別れの涙。だが、それは「愛」がもたらす心。
悲しみも寂しさも、「相手」が居るからこそ生まれる感情。つまり「愛」。
喜びがあるからこそ。
人を想う気持ちがあるからこそ。
人は傷つき、泣き、怒る。
だが、それは決して後ろ向きの感情ではない。前向きの感情がそこに存在して初めて起こりうる、表裏一体の存在。
「つくづく・・愛とは偉大なものだな」

「綺麗・・・」
それはジャン・プゥの悲しみによる涙。でも、とても綺麗。
「愛」があるから。そこに汚れなどあろう筈もない。
♪こぼれた 君の涙 全部すくってあげる
もう泣かないで 一緒に歩いてゆこう
たとえば世界が 背中を向けても
大丈夫 味方だよ いつでもきっと
君のために何ができる そればかり考えてた
ただ笑って欲しくて ここにいる♪
「はずむ君・・・あのね」

「とまりちゃん・・・・あのねっ」


終劇
総評?:まさかテーマが「恋」ではなく「愛」だとはね。
彼女らの願望の一つである「3人で居たい」という観点からフタコイオルタと色々比較してみたくなるのだが。フタコイのテーマとなるのは恋とか愛ではなく、「幸せ」だったわけで。この二つの作品は状況的にはやや似ているが、しかし変に被ってる訳でもなく、上手く棲み分けが出来ている。
だからこそ素直に楽しめたのだろう。パクリかよ!なんて思考が一度も湧かなかった。最初はちょっと心配してたんだけどね。
やす菜エンドについては多くの方がヤキモキしているかも知れない。とまりの方がファンは多っぽいし、結局涙をのむことになったわけで。あゆきの涙はそれこそ本当にとまりの気持ちでもあるわけで。
しかし、3人が3人とも、さなぎの殻を破って大空に舞うことが出来たのだと思う。
はずむの決意から来る涙も、とまりの寂しさから来る涙も、やす菜の信じる心から来る視界も、全ては「愛」が生み出した結果。
はずむがとまりと遊んでいて泣いたのは何故?
とまりがはずむの名を叫んだのは何故?
やす菜が舞台から降りようとしたのは何故?
あゆきがとまりの肩を借りて涙を流したのは何故?
人工生命であるはずのジャン・プゥが涙を流すのは何故?
それはね・・・
関連記事:
第11話「やす菜の瞳から消えたもの」
第10話「小さな嵐」
第9話「この願いはかないますか?」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
あゆき同盟

>>第2期について。
私は不要だと考えます。
たとえばローゼンメイデン。第一期で私は途中まで「所詮この程度か」という印象だった。
しかし後半、主人公であるジュンにスポットを当てることで一つの作品として締りが出て、内容は予想通りだったけれど満足の行く結果だった。
しかし、第二期ではシナリオは薄っぺらく、キャラ萌え以外の見所は絶無となったと言わざるをえない。キャラで引っ張っただけの、無理な内容だった。当然だろう。原作無視だし。何も最終回の終わり方だけを問題視してるわけではなく、全体的に見て「薄い作品」だったと感じる。
かしましもまた、第2期を作るとあぁ言う結果になるのは目に見えている。
だいたい、しょっぱなから三角関係を作り上げて修羅場を越えて最後に「愛」を持ってきて、これ以上何を描こうというのか。ただのドタバタラブコメに成り下がったかしましなど見たくはない。
ARIAとかスクールランブルは2期といわず3期でも4期でもやっていいと思うけど(最低限の質は維持してもらうとして)。質って、画じゃなくて全体的な。(ランブル2期は地雷とのうわさを聞きますが・・)
「もう一つのかしましの姿」を望むのならば原作で十分である。
まぁ、作られたら作られたで見るんですけどね!(ゎゎゎ
続きを隠す
ふぅ・・・もう最終回なのか・・・
オープニングが・・・
鹿縞山を登っていくはずむ。
「とまりちゃん。いつも側に居てくれた。ちっちゃい頃からずっと、ずっと」

「ぼくのことを一番わかってくれる女の子。とまりちゃん・・・大好きだよ」
「やす菜ちゃん。さびしげな、けれど生きる力を与えてくれるような素敵なフルートを吹く女の子。初恋の人。

「やす菜ちゃん・・・大好きだよ」
好き。でも、だから・・・
「女の子同士だから」
甘えていた。問題を先延ばしにし、刹那的な楽しさだけに身を置いた。やす菜の唇を拒否した時のはずむにはまだ、それなりの自我があった。
しかしその後のはずむには少女三角形を維持しようとする努力がない。
ましてやそれを突き崩す勇気もない。ただ、現状に満足し、ただ、流されるままに身を置いた。そこに自らの意思など無い。

「本当に人が人を好きになるって・・・恋って・・・なんですか?」
ぼくの「好き」は恋ですか?
さて、やす菜はなにやら荷造り中。やはり引っ越すのか・・・
写真に目をやるが、つい視線をそむける。思い出せもしないシルエットを見るのは辛いのだ。
とまりの家に行くはずむだが、居ない。
と、なぜか学校で菜園に水をやっているとまり。とまりもはずむの家に行ったらしい。
はずむの服装はパパの趣味かな?(ぁ
「話が・・あってさ」
「ぼくも話があるんだ。・・・・話しても・・良い?」
「あぁ」
「あのね・・その、だから・・・・」
「あのなぁ」
ちゃんと言う!ちゃんと言うって決めてきたんだ。だから、ちゃんと言うね
あれからずっと考えてたんだ。僕はどうしたらいいのか、どうしたいのか。それで決めたんだ。ぼく・・・やす菜ちゃんの側にいる」

「・・・そっか・・・」
「ごめんねっ・・・とまりちゃんの気持ちはとってもうれしいよ。けど・・」
「判ったから・・・それ以上言うな。
はずむだったら・・・今あたしがどうしてほしいか・・・わかるだろ?」

あたしはお前のガーディアンだぞ?あんまりあたしを惨めな気持ちにさせるな。お前はいつだって、私に笑顔をくれるんだ。
だから・・辛い話はもう良い。わかったから・・・。
二人して水のかけっこを始める。
「いくら何でもやりすぎだろ」
本当にそう思います(何
そして思い出話に花を咲かせる二人。

「最後に一日遊んでくれ。それでお前のこと諦めるから」
最後。二人っきりで、「大好きな人同士として」。
バッティングセンターでのはずむはちょっと「男らしい」感じが。
♪覚えているかな? 子供じみた約束
思いでと呼べない私のわがまま
あの頃と同じ君 見つけるたび嬉しくて
このまま行けるとこまで行こう ずっと
時が流れ いつのまにか 大人になってく
強くなりたい そんなことを 思いつづけながら
せめて今日の私だけの君でいて
想い出をもう一度♪
君のことを 想う気持ち その半分さえ
伝えきれない 足りないけれど 側に居るから
せめて今日が終わるまでは あの空へ君を連れてゆくよ
とまりの心境である。後半ははずむにもあてはまる。むしろはずむの方がしっくり来る。
「やす菜ちゃんがよくなりますように」

「お前のと一緒だよ」
本当か?
いや、嘘でも良いんだ。あたしがはずむを好きな気持ちは変わらない。別にそれで良いんだ。納得して身を引いたんだから。はずむもやす菜を選んだんだ。
想ったり願ったりくらいはしても良いじゃないか。
あたしは舞台から降り、お前たち二人を見守るんだ。何も劇場から出て行くことは無いだろう?そうだろう?
「とまりちゃん・・・・最後に、お願いがあるんだ」
家を出るやす菜。その表情は決意に満ちている。

さよなら、お父さん、お母さん。ごめんね。
不自然な場所でたそがれてるあゆき。その目に飛び込んだのは、乗り捨てられたはずむの自転車。心中かっ!?
と、とまりとはずむは自転車二人乗りで走っていく。ちなみに、法律違反です。

青春だなぁ。
「このまま海まで行くかぁ?」
「海?・・・うん。本当にいけたら良いね」

「遠すぎる・・よな」
3人ではいられない。
たどり着けない場所がある。手の届かない、見えもしない場所がある。たどり着くことの出来ぬサンクチュアリが存在する。・・・いや、はじめから存在していないのかもしれない。
どうにもならないことがある。だけど、それは自分で選んだ道だから。
もう、二人でこうして遊ぶこともない。友達として会う事はあっても、「好きな者同士」にはなれない。なってはいけない。三角形を作ってはならない。
「もういい加減、そういうのは卒業しないとな」
「でも・・・」
「決めたんだろ?じゃあ、お前が泣いちゃだめじゃないか」
「でも、とまりちゃん優しくて・・・ぼく、凄く酷いことしてるのに・・・優しくて・・元気付けてくれて・・・・ごめんね、ごめんね・・」
「謝るな。謝るな!そんなことして欲しくない。
お前が自分で決めてくれて、嬉しかったよ。やす菜なら、まぁ・・・許せるしさ」
「はずむはさ、居るから。いつも、あたしの中に」

思い出は無くならない。誰にも奪うことの出来ない、あたしを好きだって言ってくれたはずむ。
思い出なんて呼べないただのわがままかもしれない。それでも良い。あたしは忘れないから。
凄いだろ?
永遠の愛なんだぜ?
「お前の親は、お前のばあちゃんは、あたしのために河を渡ってくれたんだぞ。あたしをお嫁さんにするために、世界で一番すごい事してくれたんだぞ」
別に過去にしがみつくわけじゃない。でも、あたしはその思い出があれば十分だから。
やめろ。お前ら泣くな。ええいああ
「いけよ、平気だから行けよ。行けよ。行け!男だろ!!」

走り去るはずむ。
ぼくはもう、決めたんだ。やす菜ちゃんのそばに居るって。やす菜ちゃんのそばに居たいって。
はずむ・・・

「いや・・・行っちゃやだ・・・」
とまりを抱きしめるはずむ。
決めたから、決めたけど、だからと言って目の前で泣いているとまりを放っては置けない。それは男のすることじゃない。

強く抱き合う二人。
だが、そのままでは居られない。本当に最後の・・・男としての、大好きなとまりに対しての、最後の優しさ。
「やす菜が待ってる・・」
ありがとう・・・バイバイ、はずむ・・・。
振り返るとそこには誰も居ない。

「追いかけて・・・来るわけないか」
そう、それで良いんだ・・・寂しいけれど・・・やればできるじゃないか、はずむ。それで良いんだ・・。強くなったな、はずむ・・・。
「肩が必要かと思ってね」

あゆきー。
「あたしには自分の足がある」
あぁ・・・あなたは・・・そうね。殻を破って、今、羽根を開こうとしている・・・
「私が代わりに泣いてあげる」

舞台の上に立つ二人の間にあなたを押し込んで、辛い目にあわせて。ごめんね。こうなることは予想できたのに、あなたを泣かせてしまった。私のわがままで。本当に、ごめんね。
でも、今のあなたはとっても素敵。誰にも負けない。傷ついても、自分の力で立ち上がることができる。そう振舞うことができる。
あなたはもう、私なんかの手の届かないところに居るのよ。強くなったのははずむ君だけじゃないわ。あなたもなのよ。
がんばったね。えらかったね。
あなたの友達で居られることは私の誇りよ。
こんなにも美しい姿を見せてくれて、ありがとう。
あなたの悲しみは、私が受け止めてあげる。だからもう、その羽根をたたんで落ちては駄目よ。
旅立つやす菜。

人ごみの中で独り。
♪マチの人ごみ 肩がぶつかって ひとりぼっち
果てない草原 風がビュンビュンと ひとりぼっち
どっちだろう 泣きたくなる場所は
2つマルをつけて ちょっぴりオトナさ♪
「こんなに人が居るのに・・・私には・・」

誰も・・
もう誰も・・
誰も・・
「やす菜ちゃん!」
なぜかやす菜のカバンにまで靄がかかってますが・・・

一瞬、はずむらしきその影にまでおびえるやす菜。
「怖がらないで、ぼくのお願いを聞いてほしいんだ」
ぼくの・・・ぼくの側に居てほしい」
同情から来る「側に居てあげる」ではない。側に居てほしい。
「ウソ・・・」
「ウソじゃない!」

「・・・決めたんだ。やす菜ちゃんのそばに居るって」
「信じて・・・いいの?」
「やす菜ちゃん・・・大好きだよ」

晴れ渡る視界。そこにいるのは紛れもないはずむの姿。そして人々。
「世界が・・見える。見えるの」

はずむの恋は、今、始まる・・・・
〜エピローグ〜
人を求める心。他者を慈しむ心。
愛。
愛を語ることは難しく、愛を見ることも出来ない。
それどころか、愛は時に苦痛を生み、互いの溝を深め、傷つける武器にさえなる。

しかし彼らはそれでも愛を求める。
それが生きる目的だから。
誰かとの別れを悲しみ、
誰かとの出会いを喜び、

心を通わせ、
笑い、
泣き、
怒る。
その一つ一つを経験するために、その中にある愛を求めて生命は生きようとするのだ。

もし、君たちの星に選択のときがきたら、
どうか、過ちを犯さないでほしい。
どんなに苦しくても、どんなに辛くても、
愛がなければ生命は生きていく価値を失うということを・・・。

降り注ぐ光。
それはジャン・プゥからのお別れの涙。
「いとしい?」
生態端末、即ち人工の生命であるジャン・プゥの心に芽生えるそれは「愛」。
別れの涙。だが、それは「愛」がもたらす心。
悲しみも寂しさも、「相手」が居るからこそ生まれる感情。つまり「愛」。
喜びがあるからこそ。
人を想う気持ちがあるからこそ。
人は傷つき、泣き、怒る。
だが、それは決して後ろ向きの感情ではない。前向きの感情がそこに存在して初めて起こりうる、表裏一体の存在。
「つくづく・・愛とは偉大なものだな」

「綺麗・・・」
それはジャン・プゥの悲しみによる涙。でも、とても綺麗。
「愛」があるから。そこに汚れなどあろう筈もない。
♪こぼれた 君の涙 全部すくってあげる
もう泣かないで 一緒に歩いてゆこう
たとえば世界が 背中を向けても
大丈夫 味方だよ いつでもきっと
君のために何ができる そればかり考えてた
ただ笑って欲しくて ここにいる♪
「はずむ君・・・あのね」

「とまりちゃん・・・・あのねっ」


終劇
総評?:まさかテーマが「恋」ではなく「愛」だとはね。
彼女らの願望の一つである「3人で居たい」という観点からフタコイオルタと色々比較してみたくなるのだが。フタコイのテーマとなるのは恋とか愛ではなく、「幸せ」だったわけで。この二つの作品は状況的にはやや似ているが、しかし変に被ってる訳でもなく、上手く棲み分けが出来ている。
だからこそ素直に楽しめたのだろう。パクリかよ!なんて思考が一度も湧かなかった。最初はちょっと心配してたんだけどね。
やす菜エンドについては多くの方がヤキモキしているかも知れない。とまりの方がファンは多っぽいし、結局涙をのむことになったわけで。あゆきの涙はそれこそ本当にとまりの気持ちでもあるわけで。
しかし、3人が3人とも、さなぎの殻を破って大空に舞うことが出来たのだと思う。
はずむの決意から来る涙も、とまりの寂しさから来る涙も、やす菜の信じる心から来る視界も、全ては「愛」が生み出した結果。
はずむがとまりと遊んでいて泣いたのは何故?
とまりがはずむの名を叫んだのは何故?
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第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
あゆき同盟

>>第2期について。
私は不要だと考えます。
たとえばローゼンメイデン。第一期で私は途中まで「所詮この程度か」という印象だった。
しかし後半、主人公であるジュンにスポットを当てることで一つの作品として締りが出て、内容は予想通りだったけれど満足の行く結果だった。
しかし、第二期ではシナリオは薄っぺらく、キャラ萌え以外の見所は絶無となったと言わざるをえない。キャラで引っ張っただけの、無理な内容だった。当然だろう。原作無視だし。何も最終回の終わり方だけを問題視してるわけではなく、全体的に見て「薄い作品」だったと感じる。
かしましもまた、第2期を作るとあぁ言う結果になるのは目に見えている。
だいたい、しょっぱなから三角関係を作り上げて修羅場を越えて最後に「愛」を持ってきて、これ以上何を描こうというのか。ただのドタバタラブコメに成り下がったかしましなど見たくはない。
ARIAとかスクールランブルは2期といわず3期でも4期でもやっていいと思うけど(最低限の質は維持してもらうとして)。質って、画じゃなくて全体的な。(ランブル2期は地雷とのうわさを聞きますが・・)
「もう一つのかしましの姿」を望むのならば原作で十分である。
まぁ、作られたら作られたで見るんですけどね!(ゎゎゎ
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>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
第11話「やす菜の瞳から消えたもの」
第11話「やす菜の瞳から消えたもの」
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ちょっと頭ラリってます→タイピングが遅いです→リアルタイムレヴューきちぃ。つーか電撃大王のCMで流れるイラストが全部同じに見える(何
( ´∀`)<まぁ何とかなるだろ。
(=゚ー゚)<そうですね。
さて、前回の続きから。キスシーンを目撃してしまったやす菜に気づく二人。
その表情からは「見られてしまった!」という気持ち。
「どうして・・・信じてたのに・・・どうして・・・」
「あたしだって、あたしだっておまえを信じてたんだ!」
と、とまりにやす菜ビンタ炸裂
(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
やす菜にとって、とまりの存在は初めての友達。
本当の友達になりたかった。だからこその淑女協定だ。なのに、裏切られた。今のまま、少女三角形を維持しようとって言ったのに。
「先に裏切ったのはお前だろ!」
とまりにとっては、このキスはただ「はずむとキスしたい」だけではなく、やす菜だけ抜け駆けはずるい!という意識がある。やす菜が好き勝手やってるのに、自分だけ協定を守るなんて馬鹿馬鹿しい。ならば、あたしだって自分のしたいようにする。
ここでやす菜に重大な異変。
とまりの顔が見えない。認識できない・・・・そしてはずむの存在までもが・・・
いや・・・いや・・・そんなの・・・・・
なんなのだこれは。やす菜?お前は、なんなのだ・・・何が起こったのだ?あたしが原因なのか?はずむと抱き合ってたくせに、あたしがはずむとキスしてたのを見ていきなり怒り狂ってあたしをぶって、そして、何だそれは?かみ合ってないぞ?
やす菜を本気で心配するはずむ。とまりとしてはどうしたら良いのかわからない。第一、何が起きてるのかすらもわからない。
はずむは知っているのだろうか?あたしの知らない何かを。はずむとやす菜の間には何か二人だけの秘密があるのだろうか?それとも、ただあたしの行動にショックを受けただけなのか?
それじゃあ、まるであたしが悪いみたいじゃないか・・・
朝を迎えても放心状態のやす菜。もはや人形・・・廃人のようでもある。
「なんか・・視界に入ってないって言うか、あたしたちが見えてないって感じだったな・・・」
病院内の人間も、そして母親さえも認識できなくなっているやす菜。全ての人間が、ただの記号に成り果てた。
心配して家までやってきたはずむ。
そして全ての人間を認識できなくなったことを伝えるやす菜。
「中途半端に優しくするから・・・中途半端に優しいから、いつも不安で・・・・だから・・っ」
吹っ切ってくれればまだ諦めもつく。場合によっては納得もできる。でも、あんな・・・
私は、はずむくんが好き。とまりさんもはずむくんが好き。はずむくんも二人が好きだと言ってくれる。分ってた。分ってたはずなのに・・・
少女三角形なんて維持できるわけがなかった。淑女協定?そんなもの、ただの逃げ道だ。
優しくされたい。でも、あなたのその優しさが私の傷を深くする・・・
抱き合った3匹のハリネズミ。お互い近づこうとして、傷つけあって、涙を流して・・・。
もはや写真さえも見えない。大好きなはずむの顔が見えない。
好きなのに。記憶の中のはずむの笑顔・・・それまでが次々に消えていく。はずむの存在が、大好きなはずむ君の存在が、頭から消えていく。
ただの記号。「はずむ」と言う記号ではない。「人間」と言うだけの記号。
フェルマータは見分けがつくのに、はずむを見つけられない。記憶の中にはずむの顔がない。想いだけが宙ぶらりんで、不安定で。
好きと言う気持ちは本当?好きならどうして思い出せないの?どうして消えていくの?私の感情はどこ?はずむくんはどこ・・・?
「ぼくの・・・せいだ・・・」
はずむが家に帰るととまりが待っていたが、はずむは話などできる気分ではない。
「あたしの気持ちは変わらないから。諦めるつもり無いから」
「どうして・・今そんなこと・・」
「お前のことが・・・好きだから。おまえをやす菜に取られたくない。誰にも渡したくない。だから!」
「やす菜ちゃんは、ぼくのせいで苦しんでるんだ・・・そんなときに、とまりちゃんのことなんて考えられないよ!」
「じゃあ、ちゃんと言えよ。あたしよりやす菜が好きだって。あたしじゃなくあいつを取るって!あたしは本気でここにきてるんだ!」
逃げ出すはずむ。
そんなのありかよ。あたしはあれだけ決心して、お前を好きだという正直な気持ちを認めて、やす菜と戦う決心をして。なのに・・・なのに、お前は逃げ出すのかよ!
ふわりと浮かんだ感情の風船。掴むんなら掴めよ!お前はただ、両方が飛んでいかないようにするばっかりで、どちらも自分の手元に引っ張ろうとしない。
「お前しか・・いないんだ・・・」
とまりを、はずむを、やす菜を、見守ってきたあゆき。
バカな。違うぞ。おまえら、違うぞ。私が望んだ舞台はこんなのじゃない。こんな、絶望にまみれたとまりが見たいんじゃない!
何ではずむのガーディアンであるとまりが、こんなにも弱弱しく泣きじゃくるのだ。
そりゃあ、はずむがどちらかを選べばもう一人は涙を流すだろう。あるいは両方を捨てて二人ともがなく場合も考えられる。そんなことは分っている。それがお前たちの立っている舞台なのだから。
だが、これは違う。私が見たいのは未来に向かって飛び立つ、美しい蝶。なのになんだ、お前らは。泥沼から抜け出すことも出来ず、お互いに足を引っ張って溺れて、泣いて。
泣くのは別に良い。それを乗り越えて未来へと繋がる涙ならば。でも、私の胸で泣くとまりの涙は如何だ?違うだろう?後ろ向きの涙なんて望んでない!
観客として、舞台の修正を要求する。
やす菜は学校を休んでいるのか。
はずむは一人ではいたくないけど、やす菜ともとまりとも一緒にいられない。
そこで明日太に白羽の矢。しかし、さすがに今回はネタは無し。
明日太と二人、笑顔のはずむ。
バカな。
「私は・・舞台へは上がらない・・・・でも・・・!」
観客は舞台に上がらない。でも、役者に野次を飛ばすことはできるし、間違ってたら演出家としての指摘をすることも出来る。
私が見たいのは本当の笑顔。そんな偽りの笑顔じゃない。
「あなたは知ってる。両方の花を咲かすことは出来ない。
同じように育てたら、両方とも枯れてしまうことを。
なのに、あなたは選ばない。同じように愛情を注ぎ、育て、からす。そしてあなたは泣くの。ぼくのせいだって。ぼくが選ばなかったからだって。
でも、その涙は枯れてしまった花のために流す涙じゃない。花を見られなかった自分のため。何も手に入れられなかった寂しさが流す涙。
どうして答えてあげなかったの。とまりは本気だった。やす菜だって本気だった。二人とも傷つく覚悟をしていた。
なのに、あなたは恐れた。自分が傷つくことを、自分が誰かを傷つけることを」
「誰も傷つけたくないなんて、当たり前のことじゃないか・・・」
「もっと深い傷になるのよ」
「そんなことになるなら、恋愛なんて!」
「見損なったわ・・・」
私が好きになった「はずむくん」は、あなたじゃないわ。
3人でいられるのなら、それに越したことはない。でも、3人でいたいのなら、それ相応の努力が必要だ。
やす菜を誤解して行動に出てしまったとまりは軽はずみかもしれない。だが、それをあっけなく受け入れてしまったはずむはもっとだ。
とまりとのキスを目撃された瞬間の表情は明らかに「やってはいけないことをやってるところを見られてしまった」である。やってはいけないと分っててやってるのだ。
3人で居たいとか、二人ともが好きだとか、お前にとっての理想論は目前に迫るとまりの唇に抗うことさえも出来ない程度か。
ならば、3人でいることなど到底かなわない。
決断のとき。それが迫っている・・いや、審判は既に始まっているのだと自覚すべきなのだ。
逃げては駄目。
迷うのは良い。第3の道を探すのも良い。でも、逃げては駄目。
逃げだして、3人ともが涙に暮れる。そんな結末を観客は望まない。役者も望まない。誰も望まない。
あなたは舞台に立つものとして、最後まで演じきりなさい!それが出来ないのなら、最初から舞台になんて立つべきではないのです! マヤ! はずむ!
もしもこのまま・・・このまま3人がズタズタになったら、けしかけた私はどうすれば良いのよ・・・
明日太の存在も引っかかるなぁ・・・「親友」なのに、はずむの相談相手にもなれず、悩みに気づいてやることもできない。ただの「逃げ道」としての存在でしかない。
いや、気づいてはいるんだろうけど、力になってやれない。
とまりは体調崩して保健室へ。
「眠れるわけ・・・無いじゃないか」
やす菜はなにやら決意の表情。
「おばあちゃんちの件、よろしくね」
ん?田舎に引っ込むとかそういうのか?お前も逃げ出すのか?
と、ジャン・プゥと宇宙仁はもう戻って来てたようだ。
しかし、「成果が上がらなかったので」母星に帰る事に。しかも今回は完全に「お別れ」、と。
その成果とは、やす菜の症状の改善だった。
やす菜の「人間不認知症(仮称)」。それは宇宙仁の母星での流行り病と同類のものだという。
てゆーかお前、はずむは如何でも良いのか・・・。
宇宙仁の星では人々は他者に対する興味を失い、コミュニケーションに対する欲求が欠如していると言う。
人が虫の個体差を識別できないのと同じように、人間が人間を識別できないのだ。人間は「人間」であり、「はずむ」でも「とまり」でもない。
それを治すための可能性が「他者への強い興味」。つまり、恋愛。
他人を想うこと、他人を恋の相手として確定し、認識すること。
しかしはずむは恋愛を拒否した。
更に、やす菜は「大好きなはずむくん」さえも・・・いや、それ以前に「親子愛」で結ばれているはずの両親の顔さえ見えないのだ。
やす菜はとまりに今までの症状、そして今の症状を告白する。
今は、はずむも、とまりも、識別できない。
「だから・・・はずむくんを・・・・・・
はずむくんにこんな姿見せたら、きっと、私の側にいようとする。きっと離れようとしない。でも、そんなのイヤ。お互い、辛いだけ・・・だから・・・・」
「ウソ・・言うなよ。今更やせ我慢するなって言ってるんだよ。お前ははずむに側にいてほしい。どんなに辛くても、見えなくても・・・だろ?
はずむが必要なのは、お前だ。
あたしより・・・・あたしより、ずっとずっと必要なんだよ。はずむが」
あたしは、強いガーディアンだから。はずむのことが好きだけど、女として、好きだけど・・・でも、それだけだ。
おまえははずむのことが好きで、それに、お前ははずむがいないと駄目になる。
はずむは何も、同情でお前と付き合ってるんじゃないんだ。あいつは優しいけど、ただそれだけで、お前に同情してるだけで一緒にいるんじゃない。あいつだってお前が好きだから。
だから、お前が逃げ出す必要なんてないんだ。だって、好きなんだろう?
あたしは大丈夫だから・・・逃げるんじゃないし、好きであり続ける。でも、大丈夫だから・・・。
お前の気持ちを知ったとき、悔しくて、寂しくて、不安だった。でも、大丈夫だから・・・。
「良かったよ。相手がおまえで」
「とまりちゃん・・・」
「やっと自然に言えたな」
「ありがとう。とまりちゃん」
私にははずむくんが必要で。はずむくんという存在が必要で、はずむくんが大好きで。とまりちゃんも認めてくれて・・・・
でも・・・
次回、第12話「やがて恋が始まる」

↑あゆき同盟(・∀・)
関連記事:
第10話「小さな嵐」
第9話「この願いはかないますか?」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
続きを隠す
ちょっと頭ラリってます→タイピングが遅いです→リアルタイムレヴューきちぃ。つーか電撃大王のCMで流れるイラストが全部同じに見える(何
( ´∀`)<まぁ何とかなるだろ。
(=゚ー゚)<そうですね。
さて、前回の続きから。キスシーンを目撃してしまったやす菜に気づく二人。
その表情からは「見られてしまった!」という気持ち。
「どうして・・・信じてたのに・・・どうして・・・」
「あたしだって、あたしだっておまえを信じてたんだ!」
と、とまりにやす菜ビンタ炸裂
(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
やす菜にとって、とまりの存在は初めての友達。
本当の友達になりたかった。だからこその淑女協定だ。なのに、裏切られた。今のまま、少女三角形を維持しようとって言ったのに。
「先に裏切ったのはお前だろ!」
とまりにとっては、このキスはただ「はずむとキスしたい」だけではなく、やす菜だけ抜け駆けはずるい!という意識がある。やす菜が好き勝手やってるのに、自分だけ協定を守るなんて馬鹿馬鹿しい。ならば、あたしだって自分のしたいようにする。
ここでやす菜に重大な異変。
とまりの顔が見えない。認識できない・・・・そしてはずむの存在までもが・・・
いや・・・いや・・・そんなの・・・・・
なんなのだこれは。やす菜?お前は、なんなのだ・・・何が起こったのだ?あたしが原因なのか?はずむと抱き合ってたくせに、あたしがはずむとキスしてたのを見ていきなり怒り狂ってあたしをぶって、そして、何だそれは?かみ合ってないぞ?
やす菜を本気で心配するはずむ。とまりとしてはどうしたら良いのかわからない。第一、何が起きてるのかすらもわからない。
はずむは知っているのだろうか?あたしの知らない何かを。はずむとやす菜の間には何か二人だけの秘密があるのだろうか?それとも、ただあたしの行動にショックを受けただけなのか?
それじゃあ、まるであたしが悪いみたいじゃないか・・・
朝を迎えても放心状態のやす菜。もはや人形・・・廃人のようでもある。
「なんか・・視界に入ってないって言うか、あたしたちが見えてないって感じだったな・・・」
病院内の人間も、そして母親さえも認識できなくなっているやす菜。全ての人間が、ただの記号に成り果てた。
心配して家までやってきたはずむ。
そして全ての人間を認識できなくなったことを伝えるやす菜。
「中途半端に優しくするから・・・中途半端に優しいから、いつも不安で・・・・だから・・っ」
吹っ切ってくれればまだ諦めもつく。場合によっては納得もできる。でも、あんな・・・
私は、はずむくんが好き。とまりさんもはずむくんが好き。はずむくんも二人が好きだと言ってくれる。分ってた。分ってたはずなのに・・・
少女三角形なんて維持できるわけがなかった。淑女協定?そんなもの、ただの逃げ道だ。
優しくされたい。でも、あなたのその優しさが私の傷を深くする・・・
抱き合った3匹のハリネズミ。お互い近づこうとして、傷つけあって、涙を流して・・・。
もはや写真さえも見えない。大好きなはずむの顔が見えない。
好きなのに。記憶の中のはずむの笑顔・・・それまでが次々に消えていく。はずむの存在が、大好きなはずむ君の存在が、頭から消えていく。
ただの記号。「はずむ」と言う記号ではない。「人間」と言うだけの記号。
フェルマータは見分けがつくのに、はずむを見つけられない。記憶の中にはずむの顔がない。想いだけが宙ぶらりんで、不安定で。
好きと言う気持ちは本当?好きならどうして思い出せないの?どうして消えていくの?私の感情はどこ?はずむくんはどこ・・・?
「ぼくの・・・せいだ・・・」
はずむが家に帰るととまりが待っていたが、はずむは話などできる気分ではない。
「あたしの気持ちは変わらないから。諦めるつもり無いから」
「どうして・・今そんなこと・・」
「お前のことが・・・好きだから。おまえをやす菜に取られたくない。誰にも渡したくない。だから!」
「やす菜ちゃんは、ぼくのせいで苦しんでるんだ・・・そんなときに、とまりちゃんのことなんて考えられないよ!」
「じゃあ、ちゃんと言えよ。あたしよりやす菜が好きだって。あたしじゃなくあいつを取るって!あたしは本気でここにきてるんだ!」
逃げ出すはずむ。
そんなのありかよ。あたしはあれだけ決心して、お前を好きだという正直な気持ちを認めて、やす菜と戦う決心をして。なのに・・・なのに、お前は逃げ出すのかよ!
ふわりと浮かんだ感情の風船。掴むんなら掴めよ!お前はただ、両方が飛んでいかないようにするばっかりで、どちらも自分の手元に引っ張ろうとしない。
「お前しか・・いないんだ・・・」
とまりを、はずむを、やす菜を、見守ってきたあゆき。
バカな。違うぞ。おまえら、違うぞ。私が望んだ舞台はこんなのじゃない。こんな、絶望にまみれたとまりが見たいんじゃない!
何ではずむのガーディアンであるとまりが、こんなにも弱弱しく泣きじゃくるのだ。
そりゃあ、はずむがどちらかを選べばもう一人は涙を流すだろう。あるいは両方を捨てて二人ともがなく場合も考えられる。そんなことは分っている。それがお前たちの立っている舞台なのだから。
だが、これは違う。私が見たいのは未来に向かって飛び立つ、美しい蝶。なのになんだ、お前らは。泥沼から抜け出すことも出来ず、お互いに足を引っ張って溺れて、泣いて。
泣くのは別に良い。それを乗り越えて未来へと繋がる涙ならば。でも、私の胸で泣くとまりの涙は如何だ?違うだろう?後ろ向きの涙なんて望んでない!
観客として、舞台の修正を要求する。
やす菜は学校を休んでいるのか。
はずむは一人ではいたくないけど、やす菜ともとまりとも一緒にいられない。
そこで明日太に白羽の矢。しかし、さすがに今回はネタは無し。
明日太と二人、笑顔のはずむ。
バカな。
「私は・・舞台へは上がらない・・・・でも・・・!」
観客は舞台に上がらない。でも、役者に野次を飛ばすことはできるし、間違ってたら演出家としての指摘をすることも出来る。
私が見たいのは本当の笑顔。そんな偽りの笑顔じゃない。
「あなたは知ってる。両方の花を咲かすことは出来ない。
同じように育てたら、両方とも枯れてしまうことを。
なのに、あなたは選ばない。同じように愛情を注ぎ、育て、からす。そしてあなたは泣くの。ぼくのせいだって。ぼくが選ばなかったからだって。
でも、その涙は枯れてしまった花のために流す涙じゃない。花を見られなかった自分のため。何も手に入れられなかった寂しさが流す涙。
どうして答えてあげなかったの。とまりは本気だった。やす菜だって本気だった。二人とも傷つく覚悟をしていた。
なのに、あなたは恐れた。自分が傷つくことを、自分が誰かを傷つけることを」
「誰も傷つけたくないなんて、当たり前のことじゃないか・・・」
「もっと深い傷になるのよ」
「そんなことになるなら、恋愛なんて!」
「見損なったわ・・・」
私が好きになった「はずむくん」は、あなたじゃないわ。
3人でいられるのなら、それに越したことはない。でも、3人でいたいのなら、それ相応の努力が必要だ。
やす菜を誤解して行動に出てしまったとまりは軽はずみかもしれない。だが、それをあっけなく受け入れてしまったはずむはもっとだ。
とまりとのキスを目撃された瞬間の表情は明らかに「やってはいけないことをやってるところを見られてしまった」である。やってはいけないと分っててやってるのだ。
3人で居たいとか、二人ともが好きだとか、お前にとっての理想論は目前に迫るとまりの唇に抗うことさえも出来ない程度か。
ならば、3人でいることなど到底かなわない。
決断のとき。それが迫っている・・いや、審判は既に始まっているのだと自覚すべきなのだ。
逃げては駄目。
迷うのは良い。第3の道を探すのも良い。でも、逃げては駄目。
逃げだして、3人ともが涙に暮れる。そんな結末を観客は望まない。役者も望まない。誰も望まない。
あなたは舞台に立つものとして、最後まで演じきりなさい!それが出来ないのなら、最初から舞台になんて立つべきではないのです!
もしもこのまま・・・このまま3人がズタズタになったら、けしかけた私はどうすれば良いのよ・・・
明日太の存在も引っかかるなぁ・・・「親友」なのに、はずむの相談相手にもなれず、悩みに気づいてやることもできない。ただの「逃げ道」としての存在でしかない。
いや、気づいてはいるんだろうけど、力になってやれない。
とまりは体調崩して保健室へ。
「眠れるわけ・・・無いじゃないか」
やす菜はなにやら決意の表情。
「おばあちゃんちの件、よろしくね」
ん?田舎に引っ込むとかそういうのか?お前も逃げ出すのか?
と、ジャン・プゥと宇宙仁はもう戻って来てたようだ。
しかし、「成果が上がらなかったので」母星に帰る事に。しかも今回は完全に「お別れ」、と。
その成果とは、やす菜の症状の改善だった。
やす菜の「人間不認知症(仮称)」。それは宇宙仁の母星での流行り病と同類のものだという。
てゆーかお前、はずむは如何でも良いのか・・・。
宇宙仁の星では人々は他者に対する興味を失い、コミュニケーションに対する欲求が欠如していると言う。
人が虫の個体差を識別できないのと同じように、人間が人間を識別できないのだ。人間は「人間」であり、「はずむ」でも「とまり」でもない。
それを治すための可能性が「他者への強い興味」。つまり、恋愛。
他人を想うこと、他人を恋の相手として確定し、認識すること。
しかしはずむは恋愛を拒否した。
更に、やす菜は「大好きなはずむくん」さえも・・・いや、それ以前に「親子愛」で結ばれているはずの両親の顔さえ見えないのだ。
やす菜はとまりに今までの症状、そして今の症状を告白する。
今は、はずむも、とまりも、識別できない。
「だから・・・はずむくんを・・・・・・
はずむくんにこんな姿見せたら、きっと、私の側にいようとする。きっと離れようとしない。でも、そんなのイヤ。お互い、辛いだけ・・・だから・・・・」
「ウソ・・言うなよ。今更やせ我慢するなって言ってるんだよ。お前ははずむに側にいてほしい。どんなに辛くても、見えなくても・・・だろ?
はずむが必要なのは、お前だ。
あたしより・・・・あたしより、ずっとずっと必要なんだよ。はずむが」
あたしは、強いガーディアンだから。はずむのことが好きだけど、女として、好きだけど・・・でも、それだけだ。
おまえははずむのことが好きで、それに、お前ははずむがいないと駄目になる。
はずむは何も、同情でお前と付き合ってるんじゃないんだ。あいつは優しいけど、ただそれだけで、お前に同情してるだけで一緒にいるんじゃない。あいつだってお前が好きだから。
だから、お前が逃げ出す必要なんてないんだ。だって、好きなんだろう?
あたしは大丈夫だから・・・逃げるんじゃないし、好きであり続ける。でも、大丈夫だから・・・。
お前の気持ちを知ったとき、悔しくて、寂しくて、不安だった。でも、大丈夫だから・・・。
「良かったよ。相手がおまえで」
「とまりちゃん・・・」
「やっと自然に言えたな」
「ありがとう。とまりちゃん」
私にははずむくんが必要で。はずむくんという存在が必要で、はずむくんが大好きで。とまりちゃんも認めてくれて・・・・
でも・・・
次回、第12話「やがて恋が始まる」

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第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
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>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
第10話 「小さな嵐」
第10話 「小さな嵐」
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「これ以上はずむ君を苦しめたくない」
やす菜の想い。とまりの想い。
しばらくは今の関係のままで・・・。
危ういバランスの上に成立する少女三角形。
今回も明日太はさよならで。はずむがどんどん媚を売るイタイ子になりつつあるな。パパの影響か。可愛いけど。
やす菜も回を追うごとに陰とか刺々しさがなくなって活き活きしてきてる気がする。それはとてもいい傾向。
はずむはみんなと(明日太除く)遊びに行こうとするが、とまりは合宿で無理。3人で行けばとか言うが、あゆきも無理とかで「明日は二人で行ってこいよ」
「信じてるから。友達じゃん」
あたしたちがあせってはずむを取り合えば、それは結果的にはずむを傷つけることになる。もちろん、あたしたちも傷つく。それは避けたい。
だから今は二人がはずむを好き。はずむも二人が好き。それでいいのだ。
「上手くいきそうなの?それで」
そんな状況がずっと続くなどとは誰も思っていない。それはあまりにも難しい。「好き」という感情は友情を凌駕し、普通では考えられないような力を得、そしてバランスを破壊する。
「帰るのはいやなのですぅ」
ということでジャン・プゥと宇宙仁は出て行くことに。すぐ帰ってくるんでしょ?というはずむに対して「成果が上がっていればな・・・」
これは妖しいぞ。宇宙仁はこれまでも3人の恋愛関係を進展させようと色々たくらんでいた。
データを取るために。
興味本位ではない。それはれっきとした「仕事」なのだ。
何のために?
そう、はずむが女の子になったのは不慮の事故ではない。当たり前だ。怪我を治そうとして、間違えて遺伝子レベルで女性化してしまうとかまったく意味が分らない。挙句に元に戻せないとか。ありえないのだ。
そう、はずむは仕組まれた子供だったのだ。
とまりは、やす菜は、データ採りに利用されたようなもの。もし、はずむが女の子にならなかったとしても、3人の関係が今の状態にたどり着いた可能性は高い。だが、それはただの三角関係。
優柔不断な男と、素直になれない女と、トラウマを抱えた女の。そんなものその辺探せば幾らでもデータは取れる。
これが女3人だったら。
そこに「恋」は、「愛」は生まれるか?
男でありながら、女になったものはどういう行動に出るのか?
はずむはそれを知るためだけに利用されたに過ぎない。
そして親友に対して妄想を膨らませることになり、駄目男に成り下がっていく明日太の心の傷は誰が癒してくれるのか?可哀想に。
合宿中のとまりは後輩たちのコイバナに気が気でない。
どう見てもツンデレです。後略。
しかし話がキス止まりでよかった。
「愛し合っていても、二人は恋人同士に戻れないのよねぇ」
後輩は茶化しているが、こりゃ真実であり、向き合うべき事実である。
とまりとはずむは目に見えた進展は無いが、「結婚」の話が出ているあたりはやす菜よりリードしていると言えよう。しかし、それがそのまま進展したとして、どうなるのだ?
恋人同士になれるのか?
というわけで、はずむとやす菜はデート。はずむのあおり描写がやたら巨乳ちゃんなのは気のせいですか。
「とまりちゃんたちにも見せてあげたかったな」
その言葉に、とまりとの約束を思い出すやす菜。
抜け駆け禁止。淑女協定である。
3人は今のバランスを保たなければならない。それがお互いのため。
お土産探索。明日太はいなくてもひどい扱いです。
「喜んでくれるかな?とまり・・・・・さん」
まだ遠慮がちなやす菜。彼女の性格と言えばそれまでだが、心のどこかでとまりを「友達」として認めていない部分があるとも考えられる。
と言うことで合宿所に向かうことに。といっても直接行けないのでとまりに迎えを要請。
はずむはさらに家に電話しているが・・・そのときである。
やす菜に駅員が近づいてくる。男の人だ。
高鳴る心臓。
いやだ。近づかないで。私にかまわないで!
「いやぁ!」
明日太の存在にはだいぶ慣れているだろう。第一、いつもはずむなりとまりなりあゆきなりが側にいる。
しかし今、すぐ側には誰も居ない。そこに認識できない「何か」が迫ってくる。
恐怖。
今まで何度か「認識できない」という描写はあったが、ここまであからさまに男性を拒絶するシーンはなかった。はずむたちとずっと一緒にいることに慣れてしまい、男の人と面と向き合う機会が無かったために前以上に拒否反応が出たのかもしれない。
いくら何でもいつもここまで酷いとまともに生活できるとは考えにくい。ちょくちょく一人で出かけたり買い物したりしてるしね。
というか、ぶっちゃけるとね。
この演出はやりすぎです。スタッフさん。
ここまで深いトラウマなら、幾らはずむやとまりやあゆきと一緒とはいえ、明日太や宇宙仁に対して拒否反応が出るはずだし、ましてや海とか祭りとか水族館とかどう考えても無理です。
やす菜を抱きかかえるはずむ。
ぼくが守ってあげなくちゃ。そう決めたんだから。ごめんね。ごめんね。
その二人を、目撃してしまうとまり
抱き合う二人を突然見つけてしまったのだ。これはきつい。
何で?
淑女協定を持ち出したのはおまえだろ!
なんだよ。そんなのありかよ。
何とか気持ちを抑え、知らないふりをするとまり。
ここで自分の感情を押さえ込んでしまったことが、後の嵐へと繋がる。バタフライ効果である(違います)。
はずむとやす菜は帰れなくなり、合宿所に泊まることに。
反省するやす菜に、庇うはずむ。
やす菜は悪くない・・?
あんなことをしておいて?
どうしてその女を庇うんだよはずむ!あたしの気持ち、知ってるんだろ!どうして・・・
と、はずむ入浴中に乱入してしまうとまり。何この急接近。まったく動じないはずむ・・。
パパの要求を拒否しないのは自分が女であることの自覚が足りない証拠であった。それはつまり自分は男だと言う気持ちが少なからず残っていたからだと言えよう。ただ単に恥じらいが足りないだけかもしれないが・・・。
しかし、裸のとまりが目の前に居るのに動じないと言うのは、それはつまりはずむの心から「男」が消えた証拠である。
でも、幾ら女同士とは言え、自分を好きだといってくれる者・・しかも自分も彼女のことを好きなわけで、何であぁも平然としてるのか。はずむの気持ちがわからんな・・・。取り乱すとまりの方がまだ自然である。相手は自分の好きな人であり、しかも元・男なんだから。
髪をおろしたとまりをべた褒めするはずむ。
「照れてないっ!」
どう見てもツンデレです。後略。
この時の誉めようは男として「色っぽい」とか言ってるのではなく、女として「うらやましい」という面が見られる。
ぼくももっと女っぽくなりたいな。
これは女としての自覚といえようか。
やす菜とのデートは「うん。すっごく楽しかったよ!」
とまりとしては不愉快である。そりゃ楽しいだろうよ。好きな女とデートして抱き合ってりゃあな!
どうしてお前はそうなんだ。何が優柔不断だ。目の前に一つだけおいしいものがあったら迷わず手を出すのか。二つあったら迷うけど、一つしか見えなかったら、見えないもう一つはどうでも良いのかよ。
そうか。それならば仕方がない。
やす菜もそれを知った上でこいつを誘惑したんだ。何が友達だ。何が約束だ。ふざけるな!
いいだろう。そっちがその気なら、こっちだって・・・
眠れないとまり。と、心配したはずむと一緒に散歩。書置きを残すが、それを見たやす菜にとってただ事ではない。
ホタルを見るとまりとはずむ。
髪を下ろし、自分の「女の子らしさ」をアピールするとまり。それは「女」としての決意の表明であった。
あたしとやす菜が友達になれば上手くいく。
二人が手をつなぎ、その上にはずむが立つ。二人が手を離さない限り、その少女三角形は崩れない。でも、ずっとそうしている訳にはいかない。
何度も諦めようとした。
だって、あたしははずむのガーディアンなんだ。はずむが幸せになってくれれば、それで良い筈なんだ。見ているだけでよかったはずなんだ。
はずむを幸せにできるのはやす菜だろう。
だって、はずむはやす菜が好きだったんだから。やす菜はとても女性的で、女のあたしから見ても魅力的だ。
でも・・・。
でも。
やっぱり、負けたくない・・・
あたしは舞台に上がった。剣を手に取った。戦う意思を示した。見ているだけではあたしの幸せは勝ち取れない。
あたしは、はずむが好きだ。誰もよりも、心から。はずむが。好きだ。
口付けを交わす二人。
はずむもそれを望んだ。
やす菜の時とは違う。
最初、やす菜のキスを受け入れたのは同情からだ。2度目に至っては、はずむはやす菜の唇を拒絶している。
今回はどうだ。
とまりは明らかにはずむに恋している。はずむはそれを知っている。そしてはずむもまた、とまりを好きである。その心は本物だ。
たしかにやす菜のことも好きだ。だが、同じようにとまりを好きだ。
二つの綿菓子。それはどちらも食べたい。
いま、一つの綿菓子が自分を待っている。迷うことなどなかった。同情などない。他人の気持ちなど知るか。
ぼくは、とまりちゃんを、好きだ。
そして二人のキスシーンを目撃してしまうやす菜。
どうして?
何をしているの?
私たち、友達じゃないの?
二人で一緒にはずむ君を好きになって。同じ気持ちで一人の人に恋して。だからこそ、傷つけあうのはやめようって・・・。
ねぇ?
とまりさん?
「うそつき!」
二つの綿菓子。手に入れることがかなわず、遠ざかっていく大事なもの。
失って思い知らされるもの。最後のにこった・・・・絶望。
次回、第11話「やす菜の瞳から消えたもの」
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第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」

↑あゆき同盟(・∀・)
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「これ以上はずむ君を苦しめたくない」
やす菜の想い。とまりの想い。
しばらくは今の関係のままで・・・。
危ういバランスの上に成立する少女三角形。
今回も明日太はさよならで。はずむがどんどん媚を売るイタイ子になりつつあるな。パパの影響か。可愛いけど。
やす菜も回を追うごとに陰とか刺々しさがなくなって活き活きしてきてる気がする。それはとてもいい傾向。
はずむはみんなと(明日太除く)遊びに行こうとするが、とまりは合宿で無理。3人で行けばとか言うが、あゆきも無理とかで「明日は二人で行ってこいよ」
「信じてるから。友達じゃん」
あたしたちがあせってはずむを取り合えば、それは結果的にはずむを傷つけることになる。もちろん、あたしたちも傷つく。それは避けたい。
だから今は二人がはずむを好き。はずむも二人が好き。それでいいのだ。
「上手くいきそうなの?それで」
そんな状況がずっと続くなどとは誰も思っていない。それはあまりにも難しい。「好き」という感情は友情を凌駕し、普通では考えられないような力を得、そしてバランスを破壊する。
「帰るのはいやなのですぅ」
ということでジャン・プゥと宇宙仁は出て行くことに。すぐ帰ってくるんでしょ?というはずむに対して「成果が上がっていればな・・・」
これは妖しいぞ。宇宙仁はこれまでも3人の恋愛関係を進展させようと色々たくらんでいた。
データを取るために。
興味本位ではない。それはれっきとした「仕事」なのだ。
何のために?
そう、はずむが女の子になったのは不慮の事故ではない。当たり前だ。怪我を治そうとして、間違えて遺伝子レベルで女性化してしまうとかまったく意味が分らない。挙句に元に戻せないとか。ありえないのだ。
そう、はずむは仕組まれた子供だったのだ。
とまりは、やす菜は、データ採りに利用されたようなもの。もし、はずむが女の子にならなかったとしても、3人の関係が今の状態にたどり着いた可能性は高い。だが、それはただの三角関係。
優柔不断な男と、素直になれない女と、トラウマを抱えた女の。そんなものその辺探せば幾らでもデータは取れる。
これが女3人だったら。
そこに「恋」は、「愛」は生まれるか?
男でありながら、女になったものはどういう行動に出るのか?
はずむはそれを知るためだけに利用されたに過ぎない。
そして親友に対して妄想を膨らませることになり、駄目男に成り下がっていく明日太の心の傷は誰が癒してくれるのか?可哀想に。
合宿中のとまりは後輩たちのコイバナに気が気でない。
どう見てもツンデレです。後略。
しかし話がキス止まりでよかった。
「愛し合っていても、二人は恋人同士に戻れないのよねぇ」
後輩は茶化しているが、こりゃ真実であり、向き合うべき事実である。
とまりとはずむは目に見えた進展は無いが、「結婚」の話が出ているあたりはやす菜よりリードしていると言えよう。しかし、それがそのまま進展したとして、どうなるのだ?
恋人同士になれるのか?
というわけで、はずむとやす菜はデート。はずむのあおり描写がやたら巨乳ちゃんなのは気のせいですか。
「とまりちゃんたちにも見せてあげたかったな」
その言葉に、とまりとの約束を思い出すやす菜。
抜け駆け禁止。淑女協定である。
3人は今のバランスを保たなければならない。それがお互いのため。
お土産探索。明日太はいなくてもひどい扱いです。
「喜んでくれるかな?とまり・・・・・さん」
まだ遠慮がちなやす菜。彼女の性格と言えばそれまでだが、心のどこかでとまりを「友達」として認めていない部分があるとも考えられる。
と言うことで合宿所に向かうことに。といっても直接行けないのでとまりに迎えを要請。
はずむはさらに家に電話しているが・・・そのときである。
やす菜に駅員が近づいてくる。男の人だ。
高鳴る心臓。
いやだ。近づかないで。私にかまわないで!
「いやぁ!」
明日太の存在にはだいぶ慣れているだろう。第一、いつもはずむなりとまりなりあゆきなりが側にいる。
しかし今、すぐ側には誰も居ない。そこに認識できない「何か」が迫ってくる。
恐怖。
今まで何度か「認識できない」という描写はあったが、ここまであからさまに男性を拒絶するシーンはなかった。はずむたちとずっと一緒にいることに慣れてしまい、男の人と面と向き合う機会が無かったために前以上に拒否反応が出たのかもしれない。
いくら何でもいつもここまで酷いとまともに生活できるとは考えにくい。ちょくちょく一人で出かけたり買い物したりしてるしね。
というか、ぶっちゃけるとね。
この演出はやりすぎです。スタッフさん。
ここまで深いトラウマなら、幾らはずむやとまりやあゆきと一緒とはいえ、明日太や宇宙仁に対して拒否反応が出るはずだし、ましてや海とか祭りとか水族館とかどう考えても無理です。
やす菜を抱きかかえるはずむ。
ぼくが守ってあげなくちゃ。そう決めたんだから。ごめんね。ごめんね。
その二人を、目撃してしまうとまり
抱き合う二人を突然見つけてしまったのだ。これはきつい。
何で?
淑女協定を持ち出したのはおまえだろ!
なんだよ。そんなのありかよ。
何とか気持ちを抑え、知らないふりをするとまり。
ここで自分の感情を押さえ込んでしまったことが、後の嵐へと繋がる。バタフライ効果である(違います)。
はずむとやす菜は帰れなくなり、合宿所に泊まることに。
反省するやす菜に、庇うはずむ。
やす菜は悪くない・・?
あんなことをしておいて?
どうしてその女を庇うんだよはずむ!あたしの気持ち、知ってるんだろ!どうして・・・
と、はずむ入浴中に乱入してしまうとまり。何この急接近。まったく動じないはずむ・・。
パパの要求を拒否しないのは自分が女であることの自覚が足りない証拠であった。それはつまり自分は男だと言う気持ちが少なからず残っていたからだと言えよう。ただ単に恥じらいが足りないだけかもしれないが・・・。
しかし、裸のとまりが目の前に居るのに動じないと言うのは、それはつまりはずむの心から「男」が消えた証拠である。
でも、幾ら女同士とは言え、自分を好きだといってくれる者・・しかも自分も彼女のことを好きなわけで、何であぁも平然としてるのか。はずむの気持ちがわからんな・・・。取り乱すとまりの方がまだ自然である。相手は自分の好きな人であり、しかも元・男なんだから。
髪をおろしたとまりをべた褒めするはずむ。
「照れてないっ!」
どう見てもツンデレです。後略。
この時の誉めようは男として「色っぽい」とか言ってるのではなく、女として「うらやましい」という面が見られる。
ぼくももっと女っぽくなりたいな。
これは女としての自覚といえようか。
やす菜とのデートは「うん。すっごく楽しかったよ!」
とまりとしては不愉快である。そりゃ楽しいだろうよ。好きな女とデートして抱き合ってりゃあな!
どうしてお前はそうなんだ。何が優柔不断だ。目の前に一つだけおいしいものがあったら迷わず手を出すのか。二つあったら迷うけど、一つしか見えなかったら、見えないもう一つはどうでも良いのかよ。
そうか。それならば仕方がない。
やす菜もそれを知った上でこいつを誘惑したんだ。何が友達だ。何が約束だ。ふざけるな!
いいだろう。そっちがその気なら、こっちだって・・・
眠れないとまり。と、心配したはずむと一緒に散歩。書置きを残すが、それを見たやす菜にとってただ事ではない。
ホタルを見るとまりとはずむ。
髪を下ろし、自分の「女の子らしさ」をアピールするとまり。それは「女」としての決意の表明であった。
あたしとやす菜が友達になれば上手くいく。
二人が手をつなぎ、その上にはずむが立つ。二人が手を離さない限り、その少女三角形は崩れない。でも、ずっとそうしている訳にはいかない。
何度も諦めようとした。
だって、あたしははずむのガーディアンなんだ。はずむが幸せになってくれれば、それで良い筈なんだ。見ているだけでよかったはずなんだ。
はずむを幸せにできるのはやす菜だろう。
だって、はずむはやす菜が好きだったんだから。やす菜はとても女性的で、女のあたしから見ても魅力的だ。
でも・・・。
でも。
やっぱり、負けたくない・・・
あたしは舞台に上がった。剣を手に取った。戦う意思を示した。見ているだけではあたしの幸せは勝ち取れない。
あたしは、はずむが好きだ。誰もよりも、心から。はずむが。好きだ。
口付けを交わす二人。
はずむもそれを望んだ。
やす菜の時とは違う。
最初、やす菜のキスを受け入れたのは同情からだ。2度目に至っては、はずむはやす菜の唇を拒絶している。
今回はどうだ。
とまりは明らかにはずむに恋している。はずむはそれを知っている。そしてはずむもまた、とまりを好きである。その心は本物だ。
たしかにやす菜のことも好きだ。だが、同じようにとまりを好きだ。
二つの綿菓子。それはどちらも食べたい。
いま、一つの綿菓子が自分を待っている。迷うことなどなかった。同情などない。他人の気持ちなど知るか。
ぼくは、とまりちゃんを、好きだ。
そして二人のキスシーンを目撃してしまうやす菜。
どうして?
何をしているの?
私たち、友達じゃないの?
二人で一緒にはずむ君を好きになって。同じ気持ちで一人の人に恋して。だからこそ、傷つけあうのはやめようって・・・。
ねぇ?
とまりさん?
「うそつき!」
二つの綿菓子。手に入れることがかなわず、遠ざかっていく大事なもの。
失って思い知らされるもの。最後のにこった・・・・絶望。
次回、第11話「やす菜の瞳から消えたもの」
関連記事:
第9話「この願いはかないますか?」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」

↑あゆき同盟(・∀・)
続きを隠す
>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
第9話「この願いはかないますか?」
第9話「この願いはかないますか?」
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はずむ「みんなと一緒にいたい」
とまり「はずむと一緒にいたい」
やす菜「はずむと一緒にいたい」
あゆき「はずむを見ていたい」
並子「宇宙先生と一緒にいたい」
宇宙仁 (?)
ジャン・プゥ「オネニーさまと遊びたい」(?)
明日太「はずむとニャンニャンしたい」(?)
はずむパパ「はずむに萌え萌えしたい」
はずむママ「お前らアホか」(!)
サブタイだけでとりあえず浮かぶのはこれくらいか。なんて欲望に満ち満ちたアニメだろう。
さて、本編見ましょう。
幼少のはずむ。祭りにて。
はずむを抱えて走るはずむママ。遠ざかっていくのは、やす菜ととまり・・・
別れの夢。嫌な夢。大切な人を、大切なものを、失ってしまう夢。とても悲しい夢。
そしておっぱい枕。
(´゚д゚`)!?
現実ではやす菜ととまりに囲まれているはずむ。大切な人。決して失いたくない二人。
「昔から優柔不断だよなぁ」
「優柔不断」に良いイメージなど無い。ハッキリ言って短所。大抵の短所は言い方変えれば長所だが、「優柔不断」はどう言い換えれば長所になるのか、少なくとも私にはわからない。
捨て猫と捨て犬がいる。どっちを拾ってあげようか、迷いまくる。それは優しさでもある。だが、「博愛」なら両方拾ってやれば良いだけの事。迷ったところで片方しか拾えないのなら、片方は野垂れ死にだ。
どっちかしか拾ってやれないと言うのなら、ズバっと一匹決断し、もう一匹を他の誰かに預けると言うところまで思考が回ればそれで良い。迷ったって意味はない。
「優しさ」からくる迷いも然り。
沙羅と双樹、どっちかを選べと言われて迷ったところで、どっちかを選べばどっちかは不幸になる。それは二人に対する優しさから来る迷いではない。傷つけたくないと云うエゴだ。
「優柔不断」は傷つくのが怖い、後悔するのが怖いという後ろ向きの感情。そんなもの、長所とは言えない。
「迷うこと」が悪いわけではない。
最終的に、その迷いを断ち切る事の出来ぬ「優柔不断」が悪いのだ。答えが出せないのなら、投げ出したほうがまだマシだ。答えが出せないと解っていながらも迷いつづけても意味はない。他の誰かにつけ込まれて終わりだ。
「己が納得する答え」が存在する可能性があるのなら、いくらでも悩めば良い。それが無い命題に対して悩むのは馬鹿である。
祭りがあるとかで「かしま神社」に行く事になるが、そこで夢を思い出すはずむ。何かが引っかかっている。
明日太はなんかもう蚊帳の外でカワイソス。もはやお呼ばれすらされて無い上に暇人扱い。あーあ・・・
集合時間を勝手に決めてなきながら逃走。
「勝手に約束を取り付けるあたり、侮れないわね・・・」
というか、あゆき。キャラ変わったな。そうだな・・・・テレビを見ている観客から、舞台を見る観客になった感じ。
舞台や映画がテレビとかけ離れている点の一つがこれ。観客は物語の中に入るのだ。舞台に至っては観客は即ち演者でもある。
さて、祭りと言えば浴衣とかで、あゆきも早速とまりを煽る。とまりとずっと一緒にいたあゆきは知ってるのだ。とまりの秘密を。
とまりは浴衣なんて・・・って感じだが、「見たいな♪とまりちゃんの浴衣」というはずむの言葉に撃沈。
猛ダッシュで帰るとまり。浴衣買ってくれとか言ったとたんに家族パニック。弟がいたのか。「お姉ちゃんが壊れた!」とか。
あゆきも浴衣チョイス。やたらいっぱい持ってる。とまりが浴衣なんて持ってない事知ってるんだから、貸してあげれば良いのに、イヂワルである。
明日太→はずむ妄想。
並子先生→宇宙仁妄想。
( ´∀`)・・・。
浴衣を買いに良くとまりだが、予算がピンチ。そこでやす菜と遭遇。やす菜は帯を見に来ただけだが、とまりは浴衣一式だ。「女のクセに」浴衣の一つも持ってないとまりとしては、一番「女らしい」やす菜に自分の状況を見られるのは痛い。
恋のライバルが女らしいのに、自分は「漢」らしいのだ。そりゃあ、男の方から見ればとまり萌えってのも十分にあるだろうが、本人は別に「漢」を売り物にしてるつもりなど無いし、ツンデレワッショイ言われたところで知った事ではない。
とまりは恋する乙女なのだ。恥ずかしいセリフ禁止っ!
はずむ家では恒例行事の撮影会が。はずむはまだ女の子としての自覚が若干薄い。てゆーか・・・自覚が有無とか関係無く、あの親父の言うコト聞く奴はいないと思うんだが・・・はずむには反抗期らしきものは一切無かったのだろう。うーむ。純粋すぎ。親の教育によるのか。あの不純なパパが・・・・・ずっと押さえつけてきたんだね。はずむが女の子になった瞬間、パパの頭のねじが120本くらい溶けたのだろう。
夏、神社、恋。
宇宙仁はまた何やら企んでいるが、妄想の内容が明日太や並子先生と大差ないのはどうなんだか。
「経験者も割と近くにいるようだし・・」
ちょっwwwおまえらwwwww
昔、祭りからはずむが泣きながら帰った事があるという。はずむが見たあの夢の事であろうか。
わた菓子が欲しいとぐずったらしいが・・・
とまりはやす菜に浴衣を借りることに。
「きもだめし、誘ってくれたお礼・・」
とまりにとって、やす菜を誘うことは海水浴に誘ってくれたお礼でもあり、てゆーかそう言う関係じゃないって気持ちもあり、ライバルだけど友達だろってのがあり、剣で戦うことはあっても毒で戦うことは無いのだとかそう云う感じ。フェミニストとかそう云うもんでも無いけど、まぁ、ドロドロは避けたいのだろう。と言うかとまりにそこまでの積極性は芽生えていない。
舞台には立ったが、演劇を自ら引っ張っていくほどのキャパは今の彼女には無い。
「とまりさん、嫌でしょ?私がはずむ君と一緒にいるの」
だって、好きなんだから。
「それ言ったらお前もだろ」
だって、好きなんだから。
「後とか先とか関係無い!」
だって、好きなんだから。
同志。やす菜ととまりの気持ちは同じ。
さて、神社へ。
なんか今回、ジャン・プゥが可愛いぞ。
「気のせいだったか」
昼間のはずむはちょっと元気が無かった。とまりとやす菜はまた同じ事を考えていた。二人とも、はずむのことを見ているし、考えている。
だって、好きなんだから。
はずむは「なんか忘れてるような・・・」
夢の話。子供の時に、何かがあった・・・・と云うのではなく、忘れられてるのは明日太。
はずむにとっては食欲>>>>>>>>親友という、明日太にはもうどうしようも無い比率。それが妄想に拍車をかける。
親友でいられないのならそれで良い。むしろ好都合だ。俺ははずむの恋人になるのだぁっ!
と、
並子先生orz
「女らしさ」に自信の無いとまり。浴衣なんて着た事も無いし、上手く動けないし。
しかし「とっても可愛い」というはずむの言葉に真っ赤になる。こう云う瞬間のとまりは間違いなく「女の子」だ。好きな相手に可愛いと言われて嬉しくないわけが無い。
「嬉しかったのね」
あゆきー。
わた菓子。
はずむの過去に引っかかるそれは、一体何なのか?
白とピンク、どっちが良い?
ぼくが選ぶのは・・・
やす菜のりんごあめか?とまりのたこ焼きか?
やす菜か?
とまりか?
また選べなかった・・
選べなくて、悲しくて。
宇宙仁の触角に触れ、過去を思い出していくはずむ。
白の綿菓子とピンクの綿菓子。
どっちが食べたい?
「えっと・・・えっと・・・両方!」
「どっちか一つしか選べないのよ」
突然の雨。
「早よ選ばへんから、こないなるんよ」
優柔不断で、気がつくとどっちもなくして、後悔して。
綿菓子なんかよりももっと大切なものを失ってしまうかもしれない・・・
選ばなきゃいけないんだよね・・・
でも、それでも選べないんだ・・・
それを聞いていたとまりとやす菜。
二人は、はずむにピンクの綿菓子と白の綿菓子を差し出す。
「両方とも食べていいのよ」
あの状況のはずむを見て「食べて良いのよ」って発言は危ないですが、わかってますかお嬢さん。
神事に挑戦。またしても迷うはずむに、背を押す二人。
迷ったってどうしようも無い事が世の中にはたくさんある。
右か左か。逃げ出すか。
神事には失敗した。
左を選べば良かった?違う。
逃げ出せば良かった?違う。
右を選んだのだ。それはそれで良い。その決断こそが「偉い」。
とてもずるくてわがままなボクだけど、もう少し、あともう少しで良いですから、この三人でいたい。この願いを聞いてくれますか?
とまりを選ぶんじゃない。
やす菜を選ぶんじゃない。
二人を切り捨てるんじゃない。
三人で居たい。
それもまた、決断。
そもそも、幼少のはずむは白の綿菓子とピンクの綿菓子を前に「両方欲しい」と言っている。それを制するのは第三者であり、世間体であり、誰かが決めた常識や法律である。
はずむは優柔不断なのではなく、欲張りなのだ。
どっちか決められないから、両方取る。「両方」という選択肢が他の誰かに余って邪魔されると動けなくなるだけ。
右を選びたいのに「右は駄目」と言われると、だからと言って左を取る訳にも行かず、でも右は駄目で、どうしようもなくなる。
「優柔不断」とはちょっと違う。
だが、はずむの選んだ「3人でいたい」と言う道。それはある意味で最も苦難に満ちた道。フタコイに比べても、更に難しい3人と言える。・・・・いや、はずむを女と割り切ってしまえばそう難しくもないのか・・。うーむ。
( ´∀`)親友を忘れてますよー。
次回、第10話 「小さな嵐」
あの二人を見るまでは・・・

↑あゆき同盟(・∀・)
【毎回封入特典】
●思い出日記帳(解説書)
【毎回映像特典】
●主人公”大佛はずむ”役の植田佳奈が出演キャストに突撃インタビュー!
かしましい人たちの肖像その1(出演:植田佳奈、堀江由衣)
●各話オーディオコメンタリー(出演:植田佳奈・堀江由衣・田村ゆかり)
関連記事:
第10話「小さな嵐」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
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第7話「みんなで海へ」
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第3話「はずむの心、やす菜の心」
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とまり「はずむと一緒にいたい」
やす菜「はずむと一緒にいたい」
あゆき「はずむを見ていたい」
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宇宙仁 (?)
ジャン・プゥ「オネニーさまと遊びたい」(?)
明日太「はずむとニャンニャンしたい」(?)
はずむパパ「はずむに萌え萌えしたい」
はずむママ「お前らアホか」(!)
サブタイだけでとりあえず浮かぶのはこれくらいか。なんて欲望に満ち満ちたアニメだろう。
さて、本編見ましょう。
幼少のはずむ。祭りにて。
はずむを抱えて走るはずむママ。遠ざかっていくのは、やす菜ととまり・・・
別れの夢。嫌な夢。大切な人を、大切なものを、失ってしまう夢。とても悲しい夢。
そしておっぱい枕。
(´゚д゚`)!?
現実ではやす菜ととまりに囲まれているはずむ。大切な人。決して失いたくない二人。
「昔から優柔不断だよなぁ」
「優柔不断」に良いイメージなど無い。ハッキリ言って短所。大抵の短所は言い方変えれば長所だが、「優柔不断」はどう言い換えれば長所になるのか、少なくとも私にはわからない。
捨て猫と捨て犬がいる。どっちを拾ってあげようか、迷いまくる。それは優しさでもある。だが、「博愛」なら両方拾ってやれば良いだけの事。迷ったところで片方しか拾えないのなら、片方は野垂れ死にだ。
どっちかしか拾ってやれないと言うのなら、ズバっと一匹決断し、もう一匹を他の誰かに預けると言うところまで思考が回ればそれで良い。迷ったって意味はない。
「優しさ」からくる迷いも然り。
沙羅と双樹、どっちかを選べと言われて迷ったところで、どっちかを選べばどっちかは不幸になる。それは二人に対する優しさから来る迷いではない。傷つけたくないと云うエゴだ。
「優柔不断」は傷つくのが怖い、後悔するのが怖いという後ろ向きの感情。そんなもの、長所とは言えない。
「迷うこと」が悪いわけではない。
最終的に、その迷いを断ち切る事の出来ぬ「優柔不断」が悪いのだ。答えが出せないのなら、投げ出したほうがまだマシだ。答えが出せないと解っていながらも迷いつづけても意味はない。他の誰かにつけ込まれて終わりだ。
「己が納得する答え」が存在する可能性があるのなら、いくらでも悩めば良い。それが無い命題に対して悩むのは馬鹿である。
祭りがあるとかで「かしま神社」に行く事になるが、そこで夢を思い出すはずむ。何かが引っかかっている。
明日太はなんかもう蚊帳の外でカワイソス。もはやお呼ばれすらされて無い上に暇人扱い。あーあ・・・
集合時間を勝手に決めてなきながら逃走。
「勝手に約束を取り付けるあたり、侮れないわね・・・」
というか、あゆき。キャラ変わったな。そうだな・・・・テレビを見ている観客から、舞台を見る観客になった感じ。
舞台や映画がテレビとかけ離れている点の一つがこれ。観客は物語の中に入るのだ。舞台に至っては観客は即ち演者でもある。
さて、祭りと言えば浴衣とかで、あゆきも早速とまりを煽る。とまりとずっと一緒にいたあゆきは知ってるのだ。とまりの秘密を。
とまりは浴衣なんて・・・って感じだが、「見たいな♪とまりちゃんの浴衣」というはずむの言葉に撃沈。
猛ダッシュで帰るとまり。浴衣買ってくれとか言ったとたんに家族パニック。弟がいたのか。「お姉ちゃんが壊れた!」とか。
あゆきも浴衣チョイス。やたらいっぱい持ってる。とまりが浴衣なんて持ってない事知ってるんだから、貸してあげれば良いのに、イヂワルである。
明日太→はずむ妄想。
並子先生→宇宙仁妄想。
( ´∀`)・・・。
浴衣を買いに良くとまりだが、予算がピンチ。そこでやす菜と遭遇。やす菜は帯を見に来ただけだが、とまりは浴衣一式だ。「女のクセに」浴衣の一つも持ってないとまりとしては、一番「女らしい」やす菜に自分の状況を見られるのは痛い。
恋のライバルが女らしいのに、自分は「漢」らしいのだ。そりゃあ、男の方から見ればとまり萌えってのも十分にあるだろうが、本人は別に「漢」を売り物にしてるつもりなど無いし、ツンデレワッショイ言われたところで知った事ではない。
とまりは恋する乙女なのだ。恥ずかしいセリフ禁止っ!
はずむ家では恒例行事の撮影会が。はずむはまだ女の子としての自覚が若干薄い。てゆーか・・・自覚が有無とか関係無く、あの親父の言うコト聞く奴はいないと思うんだが・・・はずむには反抗期らしきものは一切無かったのだろう。うーむ。純粋すぎ。親の教育によるのか。あの不純なパパが・・・・・ずっと押さえつけてきたんだね。はずむが女の子になった瞬間、パパの頭のねじが120本くらい溶けたのだろう。
夏、神社、恋。
宇宙仁はまた何やら企んでいるが、妄想の内容が明日太や並子先生と大差ないのはどうなんだか。
「経験者も割と近くにいるようだし・・」
ちょっwwwおまえらwwwww
昔、祭りからはずむが泣きながら帰った事があるという。はずむが見たあの夢の事であろうか。
わた菓子が欲しいとぐずったらしいが・・・
とまりはやす菜に浴衣を借りることに。
「きもだめし、誘ってくれたお礼・・」
とまりにとって、やす菜を誘うことは海水浴に誘ってくれたお礼でもあり、てゆーかそう言う関係じゃないって気持ちもあり、ライバルだけど友達だろってのがあり、剣で戦うことはあっても毒で戦うことは無いのだとかそう云う感じ。フェミニストとかそう云うもんでも無いけど、まぁ、ドロドロは避けたいのだろう。と言うかとまりにそこまでの積極性は芽生えていない。
舞台には立ったが、演劇を自ら引っ張っていくほどのキャパは今の彼女には無い。
「とまりさん、嫌でしょ?私がはずむ君と一緒にいるの」
だって、好きなんだから。
「それ言ったらお前もだろ」
だって、好きなんだから。
「後とか先とか関係無い!」
だって、好きなんだから。
同志。やす菜ととまりの気持ちは同じ。
さて、神社へ。
なんか今回、ジャン・プゥが可愛いぞ。
「気のせいだったか」
昼間のはずむはちょっと元気が無かった。とまりとやす菜はまた同じ事を考えていた。二人とも、はずむのことを見ているし、考えている。
だって、好きなんだから。
はずむは「なんか忘れてるような・・・」
夢の話。子供の時に、何かがあった・・・・と云うのではなく、忘れられてるのは明日太。
はずむにとっては食欲>>>>>>>>親友という、明日太にはもうどうしようも無い比率。それが妄想に拍車をかける。
親友でいられないのならそれで良い。むしろ好都合だ。俺ははずむの恋人になるのだぁっ!
と、
並子先生orz
「女らしさ」に自信の無いとまり。浴衣なんて着た事も無いし、上手く動けないし。
しかし「とっても可愛い」というはずむの言葉に真っ赤になる。こう云う瞬間のとまりは間違いなく「女の子」だ。好きな相手に可愛いと言われて嬉しくないわけが無い。
「嬉しかったのね」
あゆきー。
わた菓子。
はずむの過去に引っかかるそれは、一体何なのか?
ぼくが選ぶのは・・・
やす菜のりんごあめか?とまりのたこ焼きか?
とまりか?
また選べなかった・・
選べなくて、悲しくて。
宇宙仁の触角に触れ、過去を思い出していくはずむ。
白の綿菓子とピンクの綿菓子。
どっちが食べたい?
「えっと・・・えっと・・・両方!」
「どっちか一つしか選べないのよ」
突然の雨。
「早よ選ばへんから、こないなるんよ」
優柔不断で、気がつくとどっちもなくして、後悔して。
綿菓子なんかよりももっと大切なものを失ってしまうかもしれない・・・
選ばなきゃいけないんだよね・・・
でも、それでも選べないんだ・・・
それを聞いていたとまりとやす菜。
二人は、はずむにピンクの綿菓子と白の綿菓子を差し出す。
「両方とも食べていいのよ」
あの状況のはずむを見て「食べて良いのよ」って発言は危ないですが、わかってますかお嬢さん。
神事に挑戦。またしても迷うはずむに、背を押す二人。
迷ったってどうしようも無い事が世の中にはたくさんある。
右か左か。逃げ出すか。
神事には失敗した。
左を選べば良かった?違う。
逃げ出せば良かった?違う。
右を選んだのだ。それはそれで良い。その決断こそが「偉い」。
とてもずるくてわがままなボクだけど、もう少し、あともう少しで良いですから、この三人でいたい。この願いを聞いてくれますか?
とまりを選ぶんじゃない。
やす菜を選ぶんじゃない。
二人を切り捨てるんじゃない。
三人で居たい。
それもまた、決断。
そもそも、幼少のはずむは白の綿菓子とピンクの綿菓子を前に「両方欲しい」と言っている。それを制するのは第三者であり、世間体であり、誰かが決めた常識や法律である。
はずむは優柔不断なのではなく、欲張りなのだ。
どっちか決められないから、両方取る。「両方」という選択肢が他の誰かに余って邪魔されると動けなくなるだけ。
右を選びたいのに「右は駄目」と言われると、だからと言って左を取る訳にも行かず、でも右は駄目で、どうしようもなくなる。
「優柔不断」とはちょっと違う。
だが、はずむの選んだ「3人でいたい」と言う道。それはある意味で最も苦難に満ちた道。フタコイに比べても、更に難しい3人と言える。・・・・いや、はずむを女と割り切ってしまえばそう難しくもないのか・・。うーむ。
( ´∀`)親友を忘れてますよー。
次回、第10話 「小さな嵐」
あの二人を見るまでは・・・

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かしましい人たちの肖像その1(出演:植田佳奈、堀江由衣)
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第8話「見ているだけが・・・・・・」
に関連して。
今日の一曲
RYTHEM「女友達」

未完/aa.zip
少女たちよ ボンボワイヤージュ
少女はいつの日か 旅立っていく
空を 小鳥が 飛んでいくように
あなたを見送るわ 朝のバス停で
きっときっと 青春は美しい
ボンボワイヤージュ ムームームー
友よ、くじけないで
ボンボワイヤージュ ムームームー
いつか また逢いましょうね
涙なんか見せずに
笑顔で手を振りましょう
あなたを送ったあとは
今度は私が旅立つ
大切な人
ボンボワイヤージュ
女友達
少女は旅立って 大人になるの
蕾が ふくらみ 花ひらくように
手紙をちょうだいね メールでもいいけど
きっときっと 人生は美しい
ボンボワイヤージュ ムームームー
友よ、忘れないで
ボンボワイヤージュ ムームームー
ずっと仲良しでいてね
うしろなんか見ないで
真っ直ぐ前へ進もう
あなたを送ったあとは
今度は私が旅立つ
大切な人
ボンボワイヤージュ
女友達
あなたを送ったあとは
今度は私が旅立つ
大切な人
ボンボワイヤージュ
女友達
Bon voyageってのは「よい旅を」みたいな意味。「ボンボヤージュ」は間違い。
この唄、あゆき視点で見てみるとなかなか面白い。かも?
少女たちよ ボンボワイヤージュ
まず、この「少女たち」と言うのは、はずむ・とまり・やす菜である。
少女はいつの日か 旅立っていく
空を 小鳥が 飛んでいくように
あゆきはやす菜に向かって「あなたも羽根を広げ始めたのかもしれない」とか言っている。
あなたたちは、羽根を広げて飛んでいく。私の手の届かないところへ。
蝶のように、鳥のように。
あなたを見送るわ 朝のバス停で
きっときっと 青春は美しい
私は舞台には立たないけれど、羽根を広げる事もないけど、努力もしないけど、それでも、私は醜くなんか無い。
あなたたちの美しい姿を見送る事で、私の心もまた美しく満たされる。私の「青春」はそこにある。
ボンボワイヤージュ ムームームー
友よ、くじけないで
ボンボワイヤージュ ムームームー
いつか また逢いましょうね
私は見守り、見送る。でも、時々は逢いたい。触れなくて良い。見ていたい。
涙なんか見せずに
笑顔で手を振りましょう
あなたたちは、特に私の気持ちを知ってるやす菜は、私に気を使う必要なんて無いのよ。
はずむが私から離れていっても、私は悲しくない。はずむが笑顔ならば、私はそれで良い。だから、私は悲しまない。涙など見せるわけもない。
笑顔で拍手を送るだけ。
あなたを送ったあとは
今度は私が旅立つ
大切な人
ボンボワイヤージュ
女友達
みんなが私の前から飛び立って行ったあと、残された私はどうすれば良いだろう?
遠くにいるはずむの幸せを願いつつ、想いつつ、私は立ち止まる。
でも、それは多分いけないこと。私は私の幸せを噛みしめながらも、先へ進まなきゃいけない。
特に、やす菜の存在。
やす菜は自分勝手な部分も確かにあるけれど、それでも他人の気持ちを気にしてる。男の人の顔を認識できないというハンデから、尚更他人の心を恐れる。
以前、友達の言葉を無視してはずむに走ったシーンがあった。あれは無神経からなせるものではない。恐怖からなせるものなのだ。
はずむに一直線になれたのも、ある意味ではその恐怖から逃避するためのもの。でも、今は逃げる必要がない。他人を思いやる余裕がある。
そんなやす菜はもしかしたら、私の事を気にして後ろめたい気持ちになるかもしれない。彼女がとまりに打ち勝つことが出来たとしても、私が彼女を足止めしてはどうにもならない。
そしてとまりもまた、活発に見えて自分を追い詰める性格だ。彼女の明るさは自信の無さの表れ。土壇場で最初に泣き出すのはおそらく彼女だ。
とまりは、優しい。鈍感な分、気づいたら立ち止まってしまう。
だから、私も劇場からはなれなければならない。観客がずっと居座っていては、舞台の上の役者はずっと演じ続けなければならないから。
そして、舞台から下りた役者と、劇場をあとにした観客とは、ただの「女友達」として場を共有できるのではないか。
羽根を広げて飛び立つことは何も「永遠の別れ」ではない。
友よ、忘れないで
あなたたちは幸せになってくれればそれで良い。でも、一人の傍観者がいた事は心の隅にでも留めて置いてくれるとうれしい。あなたたちを賞賛する者がいる事を知って欲しい。
あなたたちは幸せになる義務がある。
役者は客を満足させなければならないのだ。
あなたたちが納得する形で、幸せを手に入れて欲しい。
とまりをけしかけたのはその為だ。
もし、あのままはずむとやす菜が幸せになったとしたら、私は納得していないとまりを見ていられない。
ずっと仲良しでいてね
うしろなんか見ないで
真っ直ぐ前へ進もう
私はただの客であって、女友達。だからあなたたちも「役者」として私に接する必要はない。
舞台の上で、舞台の向こうで、みんな笑顔でいて欲しい。
勿論、そこは戦場である。涙を流す者もいるだろう。
でも、客を気にして引きつる笑顔だけは見たくない。偽りの気持ちは見たくない。
そして幕が下りたら、きっと私も前へと進むから。安心して。精一杯やりなさい。
関連記事:
第10話「小さな嵐」
第9話「この願いはかないますか?」
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第8話「見ているだけが・・・・・・」
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3月4日。追記。
さて、今回の主人公はあゆき。なのか?

幼少のあゆき。カワイス。
一匹の青虫がさなぎとなり、蝶へと成長する。
旅立ち。個人の確立。幸福。
自由。
しかしそれは弱弱しく、あまりにも脆く、そして他人が触れてはならぬ絶対の領域。
神聖なる心。
それはとてもとても美しい。
だが。
私は、蝶になど成れなくて良い。
宇宙仁の提案。「きもだめし」。
ところで、ジャン・プゥの「おねにーさま」を聞くたびに、あぁ、はずむは男の子でもあるんだなぁと再確認させられるわけで。いつか元に戻るんじゃないのかという、はずむ自身の不安定さがにじみ出る。
さて、明日太はまだはずむの事を引きずってます。てゆーか妄想がパワーアップしててもうこの男、完全にはずむの虜。

しかしとまりがいる限り彼に春はこないようだ。もうまじめなエピソードは来ないのだろうか。もうちょっと頑張れ。

やす菜が一緒じゃないことを変に感じるとまりだが、彼女はフェルマータの定期検診。言うべき事があったのに、場を失ってしまったとまり。
「さて、どうすっかな?」
ところで今回、脚本変わった?はずむのキャラが違うような・・・狙ってのことなら別に良いけど。
「ごめんなさい。受け取れないわ。こういうの」
「他にいるのか?好きな奴が」
「いるわ。でも、あなたには関係無いことでしょ」

交際を申し込まれるあゆき。あっさり引き下がる男を見ると、どうも彼女が難攻不落の鉄騎兵である事は周知の事実か。
を、目撃してしまうはずむ。テンパって見つかるが、あゆきは別に怒っていない。
あゆきが思いを馳せるのは一体誰なのか?
「頑張って」と言うはずむに対し、
「ううん。頑張らない。私は頑張らないの。舞台に上がるつもりは無いから」

私は客で良い。
私は舞台の上に拍手を送るだけの傍観者で良い。
恋も、愛も要らない。私は私の好きな人が舞台の上で演じるのを眺め、紫のバラを送れればそれで満足なのだ。
どうして?
蝶は確かに美しい。でも、なりたいとは思わない。
怖い?
いいえ。
どうして自分を騙すの?
騙してなんかいない。私は、私が幸せだと思う道を辿るだけ。
好きな人の笑顔が見れればそれで良い?
美しくなりたいと思う人もいれば、美しいものを見ていたいと思う人もいるわ。
手に入れたいとは思わない?
いいえ。私は触れてはいけないの。汚してはいけない。壊してはいけないの。

よし、君に「mastermind」の称号をくれてやる(黙
はずむのガーディアンとして活動していた頃のとまりに近いものがある。が、やはり違う。
好きだからこそ手を触れない。
とまりは触れる勇気が足りなかっただけだ。触れたいのに、触れようとしなかった。触れたいからこそ、触れる事が出来ずにいた。
あゆきは違う。
本当に?
汚してしまうのが、傷つけてしまうのが怖いだけ。
蝶へと成長し、羽根を広げるさなぎに触れてはいけない。壊してしまうから。
少女。
はずむたちの年代には若干当てはまらない気もするが、世に言う「少女」の魅力はここにある。「ギリギリの危うさ」とでも言えば良いのか。
大人ではない。でも、子供でもない。
触れてはならぬ、一瞬の輝き。
おっさんやオバチャンや青年や淑女が持ちえない、一種の魔力。
あゆきはそれを知ってしまった。その存在を垣間見た。
私などが触れてはいけない。永遠のサンクチュアリ。
だから私は傍観する。
そう、「はずむ」を、そして彼女を取り巻く二人の少女と一人の少年を、傍観する。
とまりはやす菜の家へ。フェルマータに追い返されそうになるが、何とかやす菜と合流。

とまりのやす菜への用事とは、海へ行ったときの写真の件だった。

楽しそうなはずむの写真。
「来栖さんと一緒だからかな」
「やす菜と一緒だからだろ」
「どっち・・なんだろうね」
否とよ。
3人一緒だから、だよ。
しかしとまりとやす菜はそれでは納得しないだろう。少なくとも今のところ。
そしてこの写真からは、はずむ本人を前にした時の、とまりの積極性とやす菜の若干の不安が見て取れる。とまりは女友達として接している部分もあるのだが、そんな二人に対してわずかながらの嫉妬を覚えるやす菜の表情だ。
やす菜ははずむ一直線だし、ずうずうしい面も持っているが、どこか煮え切らない部分もある。自分自身に対するコンプレックスから来るのかもしれない。
だからこその「来栖さんと一緒だからかな」と言うセリフ。
わずかに負けた。そんな気がしているのだ。
肝試しに誘うとまり。はずむから電話があるはずだが、合えて自らの口から言うとまり。前回とは逆である。

この二人はもうだめぽ( ´,_ゝ`)
てゆーか並子先生エロス!!!!(*゚∀゚)=3ハァハァ

はずむはとまりとペア。はずむ自身、とまりにべったりでやす菜の心境は複雑である。はずむはそのあたり、あまり自覚が無い。

しかしそこはやす菜、笑顔で認める余裕があった。これにはあゆきも意外だったようだ。

彼女もまた、成長しているのか。いや、やす菜は最初からこういう性格。自分を押し込め、部屋の隅で一人でガタガタ震えるタイプだ。むしろはずむ一直線でずうずうしい(ある意味で「本性」)言動が例外だと言える。
それは「無理をしている」とも言え、とまりとしては複雑だ。
ぼくがやす菜ちゃんを受け止めてあげなきゃいけないんだ。
口ばっかりで行動・・・否、心さえ伴なわないはずむ。体は女でも、女心にまでは気が回らないのか。
と言うか恐怖でテンパっててそんな余裕すらないか。
「好きな女」を守るなどと言ってられない。まぁ、それもまたはずむの魅力。

しかし・・いくら何でも、ここまで甘えんぼの萌えキャラに仕立て上げるのは・・・まぁ、可愛いけど。
とまりはとまりではずむの行動に軽くドギマギ。

「みんな一緒がよかったよぅ!」
みんな一緒なら楽しい。はずむにはそういう心理が働いている。彼女は別に意識して言ったセリフではない。だが、心の奥ではみんなと一緒にいたいというのがある。
はずむが望むのはどろどろした昼ドラ三角関係ではなく、フタコイオルタナティブのような3人の「ぼくらの時間」を持つことだ。
さて一方ではやす菜とあゆきペア。何か気まずい。

「とまりに・・何か言われたんでしょ?あの子、すぐに顔に出るから」
「えぇ・・」
「はずむ君のこと?」
「うん・・」
「本気で舞台に上がる気になったのかな・・」
私は何をしているのだろう・・・
とまりをけしかけて、舞台の上に上げて、やす菜と戦わせて・・・それで?
「ほっとした・・・かな。正直に言ってくれて、スッキリしたって言うか・・・。
はずむ君のこと、きっと来栖さんも本気で好きだから。
何か嬉しくて。私と同じ気持ちの人がそばにいるだって。」
やす菜にとって、とまりの存在はライバルであると同時に、同志でもある。同じ人を好きになったのだ。
それは解り合える部分もあるということ。
「綺麗になったわね」

「あなたも、羽根を広げ始めたのかもしれない」
みんな、羽根を広げて飛んでいく。
私は舞台にすら上がらないのに、みんなは私を置いて飛んでいく。
でも、私は後悔などしない。自分で決めたのだから。そして、飛びたつ蝶たちを見送る事が私の幸せなのだ。
「どうしていつも、はずむ君のそばに?」

!
違う。私は側にいたいのではない・・。
「来栖さんの友達だからだって想ってた・・・けど違う」
「とまりほど鈍感ってわけじゃないのね」

この表情。
「でも、あなたの答えは丸じゃないわ。三角、かな」
そう。私は、はずむのことが、好きだ。
でも、それだけなのだ。
彼(女)を見守り、そして誰かが彼(女)と幸せになって、それを見守る事が私の幸せ。
さぁ、戦え、やす菜。
お前かとまり。あるいは他の誰か。
はずむを幸せにして見せろ。はずむに笑顔をくれてやれ。
それが私の「幸せ」
他力本願?何とでもいえば良い。お前たちが躓けば私ははずむの笑顔を見るために策を弄するだけの事。
そう、お前たちは所詮、駒よ。私の幸せのための、はずむの笑顔のための。

宇宙仁に脅かされてやす菜ととまりを置いて逃げるはずむ。男の子のままだったら完全に駄目キャラだが、まぁ、今はとまりが男役。問題ない(のか

「やす菜もこいよ」
これは何も、とまりの余裕を表しているわけではない。
とまりの中にも生まれつつある心理。
「みんな一緒にいたい」
はずむを真中に歩く3人。

このままが良い。このままで良い。
でも・・・。

明日太が食われ、またしても逃げ出したはずむは、あゆきと合流。何であゆきはそんなところにいるのか?
「蝶を見てたの」

美しい蝶たち。
自分が蝶になりたいとは思わない。見ているだけで幸せ。
空を羽ばたく蝶を捕まえて、薬で殺して針を刺して標本にすることが、私の幸せ。
(´゚д゚`)!?
まてまて。あゆきを悪い奴にはしたくない。
「だから、私は舞台に上がらない。頑張らない。どんなに側に居ても、手の届く場所に居ても」
傷つけるのが怖いから。
きれいなものは綺麗なままでいて欲しい。そしてそれが汚れるとき、私の手では汚したくない。
自分が傷つくのが怖いから?
違うわ。
人を傷つけたとき、一番傷つくのは自分だから?
違うわ。
舞台に上がって失敗するのが怖いから?
違うわ。
幸せって、何?
人それぞれ、ね。
干渉しない。干渉されない。私は、それが良い。
「憧れ」などではない。
「来栖さんが肝試しに誘ってくれて、うれしかった」
「とまりで良い。さんも要らない」

「ライバル」よりも「同志」、むしろ「友達」としての関係を深める二人。
それで良い。焦る必要はない。
3人はまだ、焦って二人と一人になる必要はない。ゆっくり、お互いを知っていけば良い。結論はそのあとだ。

生まれたての羽根はまだ白く、無理をすれば千切れてしまう。

どうか、あなたのその羽根が傷つきませんように。

あなたが幸せになってくれるなら、私から離れて行ったとしても私は苦痛ではない。
次回、第9話
「この願いはかないますか?」
関連記事:
第10話「小さな嵐」
第9話「この願いはかないますか?」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
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さて、今回の主人公はあゆき。なのか?

幼少のあゆき。カワイス。
一匹の青虫がさなぎとなり、蝶へと成長する。
旅立ち。個人の確立。幸福。
自由。
しかしそれは弱弱しく、あまりにも脆く、そして他人が触れてはならぬ絶対の領域。
神聖なる心。
それはとてもとても美しい。
だが。
私は、蝶になど成れなくて良い。
宇宙仁の提案。「きもだめし」。
ところで、ジャン・プゥの「おねにーさま」を聞くたびに、あぁ、はずむは男の子でもあるんだなぁと再確認させられるわけで。いつか元に戻るんじゃないのかという、はずむ自身の不安定さがにじみ出る。
さて、明日太はまだはずむの事を引きずってます。てゆーか妄想がパワーアップしててもうこの男、完全にはずむの虜。

しかしとまりがいる限り彼に春はこないようだ。もうまじめなエピソードは来ないのだろうか。もうちょっと頑張れ。

やす菜が一緒じゃないことを変に感じるとまりだが、彼女はフェルマータの定期検診。言うべき事があったのに、場を失ってしまったとまり。
「さて、どうすっかな?」
ところで今回、脚本変わった?はずむのキャラが違うような・・・狙ってのことなら別に良いけど。
「ごめんなさい。受け取れないわ。こういうの」
「他にいるのか?好きな奴が」
「いるわ。でも、あなたには関係無いことでしょ」

交際を申し込まれるあゆき。あっさり引き下がる男を見ると、どうも彼女が難攻不落の鉄騎兵である事は周知の事実か。
を、目撃してしまうはずむ。テンパって見つかるが、あゆきは別に怒っていない。
あゆきが思いを馳せるのは一体誰なのか?
「頑張って」と言うはずむに対し、
「ううん。頑張らない。私は頑張らないの。舞台に上がるつもりは無いから」

私は客で良い。
私は舞台の上に拍手を送るだけの傍観者で良い。
恋も、愛も要らない。私は私の好きな人が舞台の上で演じるのを眺め、紫のバラを送れればそれで満足なのだ。
どうして?
蝶は確かに美しい。でも、なりたいとは思わない。
怖い?
いいえ。
どうして自分を騙すの?
騙してなんかいない。私は、私が幸せだと思う道を辿るだけ。
好きな人の笑顔が見れればそれで良い?
美しくなりたいと思う人もいれば、美しいものを見ていたいと思う人もいるわ。
手に入れたいとは思わない?
いいえ。私は触れてはいけないの。汚してはいけない。壊してはいけないの。

よし、君に「mastermind」の称号をくれてやる(黙
はずむのガーディアンとして活動していた頃のとまりに近いものがある。が、やはり違う。
好きだからこそ手を触れない。
とまりは触れる勇気が足りなかっただけだ。触れたいのに、触れようとしなかった。触れたいからこそ、触れる事が出来ずにいた。
あゆきは違う。
本当に?
汚してしまうのが、傷つけてしまうのが怖いだけ。
蝶へと成長し、羽根を広げるさなぎに触れてはいけない。壊してしまうから。
少女。
はずむたちの年代には若干当てはまらない気もするが、世に言う「少女」の魅力はここにある。「ギリギリの危うさ」とでも言えば良いのか。
大人ではない。でも、子供でもない。
触れてはならぬ、一瞬の輝き。
おっさんやオバチャンや青年や淑女が持ちえない、一種の魔力。
あゆきはそれを知ってしまった。その存在を垣間見た。
私などが触れてはいけない。永遠のサンクチュアリ。
だから私は傍観する。
そう、「はずむ」を、そして彼女を取り巻く二人の少女と一人の少年を、傍観する。
とまりはやす菜の家へ。フェルマータに追い返されそうになるが、何とかやす菜と合流。

とまりのやす菜への用事とは、海へ行ったときの写真の件だった。

楽しそうなはずむの写真。
「来栖さんと一緒だからかな」
「やす菜と一緒だからだろ」
「どっち・・なんだろうね」
否とよ。
3人一緒だから、だよ。
しかしとまりとやす菜はそれでは納得しないだろう。少なくとも今のところ。
そしてこの写真からは、はずむ本人を前にした時の、とまりの積極性とやす菜の若干の不安が見て取れる。とまりは女友達として接している部分もあるのだが、そんな二人に対してわずかながらの嫉妬を覚えるやす菜の表情だ。
やす菜ははずむ一直線だし、ずうずうしい面も持っているが、どこか煮え切らない部分もある。自分自身に対するコンプレックスから来るのかもしれない。
だからこその「来栖さんと一緒だからかな」と言うセリフ。
わずかに負けた。そんな気がしているのだ。
肝試しに誘うとまり。はずむから電話があるはずだが、合えて自らの口から言うとまり。前回とは逆である。

この二人はもうだめぽ( ´,_ゝ`)
てゆーか並子先生エロス!!!!(*゚∀゚)=3ハァハァ

はずむはとまりとペア。はずむ自身、とまりにべったりでやす菜の心境は複雑である。はずむはそのあたり、あまり自覚が無い。

しかしそこはやす菜、笑顔で認める余裕があった。これにはあゆきも意外だったようだ。

彼女もまた、成長しているのか。いや、やす菜は最初からこういう性格。自分を押し込め、部屋の隅で一人でガタガタ震えるタイプだ。むしろはずむ一直線でずうずうしい(ある意味で「本性」)言動が例外だと言える。
それは「無理をしている」とも言え、とまりとしては複雑だ。
ぼくがやす菜ちゃんを受け止めてあげなきゃいけないんだ。
口ばっかりで行動・・・否、心さえ伴なわないはずむ。体は女でも、女心にまでは気が回らないのか。
と言うか恐怖でテンパっててそんな余裕すらないか。
「好きな女」を守るなどと言ってられない。まぁ、それもまたはずむの魅力。

しかし・・いくら何でも、ここまで甘えんぼの萌えキャラに仕立て上げるのは・・・まぁ、可愛いけど。
とまりはとまりではずむの行動に軽くドギマギ。

「みんな一緒がよかったよぅ!」
みんな一緒なら楽しい。はずむにはそういう心理が働いている。彼女は別に意識して言ったセリフではない。だが、心の奥ではみんなと一緒にいたいというのがある。
はずむが望むのはどろどろした昼ドラ三角関係ではなく、フタコイオルタナティブのような3人の「ぼくらの時間」を持つことだ。
さて一方ではやす菜とあゆきペア。何か気まずい。

「とまりに・・何か言われたんでしょ?あの子、すぐに顔に出るから」
「えぇ・・」
「はずむ君のこと?」
「うん・・」
「本気で舞台に上がる気になったのかな・・」
私は何をしているのだろう・・・
とまりをけしかけて、舞台の上に上げて、やす菜と戦わせて・・・それで?
「ほっとした・・・かな。正直に言ってくれて、スッキリしたって言うか・・・。
はずむ君のこと、きっと来栖さんも本気で好きだから。
何か嬉しくて。私と同じ気持ちの人がそばにいるだって。」
やす菜にとって、とまりの存在はライバルであると同時に、同志でもある。同じ人を好きになったのだ。
それは解り合える部分もあるということ。
「綺麗になったわね」

「あなたも、羽根を広げ始めたのかもしれない」
みんな、羽根を広げて飛んでいく。
私は舞台にすら上がらないのに、みんなは私を置いて飛んでいく。
でも、私は後悔などしない。自分で決めたのだから。そして、飛びたつ蝶たちを見送る事が私の幸せなのだ。
「どうしていつも、はずむ君のそばに?」

!
違う。私は側にいたいのではない・・。
「来栖さんの友達だからだって想ってた・・・けど違う」
「とまりほど鈍感ってわけじゃないのね」

この表情。
「でも、あなたの答えは丸じゃないわ。三角、かな」
そう。私は、はずむのことが、好きだ。
でも、それだけなのだ。
彼(女)を見守り、そして誰かが彼(女)と幸せになって、それを見守る事が私の幸せ。
さぁ、戦え、やす菜。
お前かとまり。あるいは他の誰か。
はずむを幸せにして見せろ。はずむに笑顔をくれてやれ。
それが私の「幸せ」
他力本願?何とでもいえば良い。お前たちが躓けば私ははずむの笑顔を見るために策を弄するだけの事。
そう、お前たちは所詮、駒よ。私の幸せのための、はずむの笑顔のための。

宇宙仁に脅かされてやす菜ととまりを置いて逃げるはずむ。男の子のままだったら完全に駄目キャラだが、まぁ、今はとまりが男役。問題ない(のか

「やす菜もこいよ」
これは何も、とまりの余裕を表しているわけではない。
とまりの中にも生まれつつある心理。
「みんな一緒にいたい」
はずむを真中に歩く3人。

このままが良い。このままで良い。
でも・・・。

明日太が食われ、またしても逃げ出したはずむは、あゆきと合流。何であゆきはそんなところにいるのか?
「蝶を見てたの」

美しい蝶たち。
自分が蝶になりたいとは思わない。見ているだけで幸せ。
空を羽ばたく蝶を捕まえて、薬で殺して針を刺して標本にすることが、私の幸せ。
(´゚д゚`)!?
まてまて。あゆきを悪い奴にはしたくない。
「だから、私は舞台に上がらない。頑張らない。どんなに側に居ても、手の届く場所に居ても」
傷つけるのが怖いから。
きれいなものは綺麗なままでいて欲しい。そしてそれが汚れるとき、私の手では汚したくない。
自分が傷つくのが怖いから?
違うわ。
人を傷つけたとき、一番傷つくのは自分だから?
違うわ。
舞台に上がって失敗するのが怖いから?
違うわ。
幸せって、何?
人それぞれ、ね。
干渉しない。干渉されない。私は、それが良い。
「憧れ」などではない。
「来栖さんが肝試しに誘ってくれて、うれしかった」
「とまりで良い。さんも要らない」

「ライバル」よりも「同志」、むしろ「友達」としての関係を深める二人。
それで良い。焦る必要はない。
3人はまだ、焦って二人と一人になる必要はない。ゆっくり、お互いを知っていけば良い。結論はそのあとだ。

生まれたての羽根はまだ白く、無理をすれば千切れてしまう。

どうか、あなたのその羽根が傷つきませんように。

あなたが幸せになってくれるなら、私から離れて行ったとしても私は苦痛ではない。
次回、第9話
「この願いはかないますか?」
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第7話「みんなで海へ」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
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>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
第7話「みんなで海へ」
第7話「みんなで海へ」
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今回はサービス回(?)です。水着です。エプロンです。お色気です。おっぱいです。
私が書くことなど何も無いのです。
いやぁ、OP後に入ったPS2シャナが面白すぎますわ。あはは。
という感じ今回は終わらすつもりでしたが、そうもいかんよねってことで。
キャプは後日・・・撮るかもしれないし撮らないかもしれない。
やす菜の提案でみんなと海へ行く事に。
自分まで誘われてちょっと以外に思うとまり。
あたしはその手に剣を取った。もう逃げない。戦ってやる。
そう、決意したはずのとまりであるが、敵からのいきなりなコンタクトには戸惑いを隠せない。
やす菜よ、お前は知っているはずだ。あたしの気持ちを。
それであえてその行動か?
それは即ち・・・
宣 戦 布 告
はずむ相手にドギマギする明日太。あゆきのメガネが光ってます。今後、四角関係になったりするのか?無いとは思うけど、あったらあったで良いな。
「あいつ・・・ホントにもう、女なのか」
はずむのセクシーショットにもう完全にお熱な明日太。
やっぱり来るか?四角関係。
しかし明日太にとってはずむは親友。女の子になってしかも矢鱈カワイイとかでドキドキするが、それは表層上のもの。恋愛感情ではない。
女ならカッコいい男に、男ならカワイイ女に、それが表面的なものであるとしても、クラッと来るものだ。勿論、それが好みのタイプであるってのが前提ね。かわいい男が好きな女も居ればカッコいい女が好きな男も居るんだから。ただのたとえとして。
そしてはずむの可愛さは明日太のストライクゾーンバッチコーイである。好きとか嫌いとか関係なくとも、ドキドキするのは仕方の無いことである。
しかし・・・
「こいつは俺の彼女だ!」
(´゚д゚`)!?
形から入る恋愛というものがある。
好きでもないのに、好きと言ってみる事で本当に好きになってしまうことがある。好きと言われる事で好きになることがある。
恐怖から来る心拍数の上昇が、恋心による心拍数上昇と勘違いして相手を好きになる事がある。
なんとも思って無い相手と手をつないだ瞬間、なんとも思えなくなることがある。
演技から発生する恋がある。
「明日太一人じゃ大変かと思って」
「それだけ・・か?」
自分の心を鷲掴みにした相手の行動は一々気にかかるものだ。
たとえば、一目惚れした相手と目があうと、相手も自分を見ていてくれてたんだと錯覚し、もはやその日は眠れない。相手はそんなこと覚えても居ないのに。
好きな人に、好みのタイプの人にちょっと優しくされると、やたらと過大評価する。異常な過大評価はまた「不安」をも生み出すのであるが。
逆もあるね。嫌いな人間がくしゃみしただけで殺意わいたりネ。嫌いな人間はもう、何してもむかつくってやつ。
「女扱いされて嫌じゃないかな、って」
「ボクはもう女の子なんだし、それに、明日太なら全然かまわないよ」
意外な方向に進もうとしている・・・のか?
俺になら女扱いされてもかまわない・・?
神泉には男として扱って欲しいが、俺には女として扱って欲しい?
女として愛されたい?
お前が好きなのは神泉だ。だが、神泉は女で、今のお前も女。
神泉はお前を女の体をした元男の「はずむ」として接している。見た目は完全に女同士。遺伝子レベルで女同士。
女としての本能が、男を見る眼を変えているのか?
俺は、お前を女として・・・親友ではなく、可愛い女の子として見て良いのか?
二人きりになるやす菜ととまり。やす菜はニコニコしてるがとまりは気が気で無い。すぐ隣には倒すべき最大の敵が座っているのだ。
「どうして・・誘ったんだよ」
ずばり聞かれて表情の曇るやす菜。
はスルーされて裸エプロンモドキ(宇宙仁だけ本気だが)。
しかしとまりの不注意からカレールーが使えなくなる。
「ちょっと、来栖さんと散歩したかったし」
そう言ってとまりの買出しに付き合うやす菜。
戦いはまだまだ始まったばかり。
最大のライバルであるとまりとやす菜。
同じ男を、今は女だけど・・・同じ「はずむ」を好きになった者同士。同志。
殺しあうか。
いやいや、ライバルをつぶす前にやることはいくらでもあるのではないか。
ならば協定か。
いやいや、そもそもはずむの気持ちはどうなんだ。
明日太は明日太で「全然かまわないよ」の一言がずっとあとを引いている。勝手な妄想が進み、これがネタであることが示唆される。四角関係には発展しないのか。
可愛い女の子が自分を認めてくれるような事を言ってくれる。
相手は親友だ。しかし女の子だ。そして今、俺のこの心臓の鼓動は間違いなく「恋」を予感させるものだ。
そうだ。そうに違いない。
俺は、はずむが、好きだ。
そのころのやす菜ととまり。やす菜は相変わらず上機嫌。
逆にとまりは不機嫌。いや、不安なのか。状況が読めない。敵の考えがわからない。
やす菜ははずむの事を何も知らない。
好きになったくせに、好きになってもらったくせに、私はあの人の事を何も知らない。
だから、知りたい。
楽しいことして、みんなと思い出作って。もっともっと好きになりたい。好きという気持ちを大きくしたい。
わがままかしら?
来栖さんの気持ちには感付いている。でも、だからって遠慮なんてしてられない。だってはずむ君が好きだから。
そんな二人が目撃するのは明日太の告白・・・ではないけど。
「明日太はボクが女の子になっても全然変わらなくて」
「ボクの大事な・・・大事な・・親友だよ」
「ずっと良い友達でいてね、明日太」
玉 砕 。
「たとえこの気持ちが通じなくても、俺は親友としてお前のそばに・・・」
ぶちぎれるとまり。ガーディアンとしての本領発揮である。
「この気持ち」
明日太のそれが本当に恋であるかどうかはヤハリ判らない。おそらく本人にも判っていない。だって相手は親友だもの。見た目は可愛い女の子だけど、もともとは男の子だもん。
実はこれ、少し前までのとまりに似ていないか。
「あたしは、はずむが、好きだ」
その本当の気持ちを自分自身で認めず、はずむのガーディアンとして君臨する事で一時の幸福にしがみついていたとまり。
自分の「好き」と言う気持ちを相手にぶつけず、秘め続けた。
この気持ちが通じなくても、あたしははずむを守りつづける。
この気持ちが通じなくても、俺ははずむの親友でありつづける。
とまりは、はずむが女の子になる事で、やす菜と仲良くなっていく事で、自分の気持ちを抑えられなくなった。
好きなものは、好きだ。
明日太の気持ちが本物なら、いつか爆発するかもしれない。
そう、たとえば今回のように他の男がはずむに言い寄った場合だ。
でもそれはまた、別の、話(なのか?
とまりはずっと複雑な表情。全然楽しそうじゃない。
帰りの電車。
「あたしも・・・あたしも好きなんだ・・・・・はずむのこと」
「好きだから」
とまりは認めた。決心した。剣を取った。
今、その剣を最大の敵であるやす菜につきつけた。
舞台の上で、二人が交差した。
「華やかでまぶしい舞台の上。私は静かに拍手を送る」
次回、第8話「見ているだけが・・・・・・」
関連記事:
第10話「小さな嵐」
第9話「この願いはかないますか?」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
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今回はサービス回(?)です。水着です。エプロンです。お色気です。おっぱいです。
私が書くことなど何も無いのです。
いやぁ、OP後に入ったPS2シャナが面白すぎますわ。あはは。
という感じ今回は終わらすつもりでしたが、そうもいかんよねってことで。
キャプは後日・・・撮るかもしれないし撮らないかもしれない。
やす菜の提案でみんなと海へ行く事に。
自分まで誘われてちょっと以外に思うとまり。
あたしはその手に剣を取った。もう逃げない。戦ってやる。
そう、決意したはずのとまりであるが、敵からのいきなりなコンタクトには戸惑いを隠せない。
やす菜よ、お前は知っているはずだ。あたしの気持ちを。
それであえてその行動か?
それは即ち・・・
宣 戦 布 告
はずむ相手にドギマギする明日太。あゆきのメガネが光ってます。今後、四角関係になったりするのか?無いとは思うけど、あったらあったで良いな。
「あいつ・・・ホントにもう、女なのか」
はずむのセクシーショットにもう完全にお熱な明日太。
やっぱり来るか?四角関係。
しかし明日太にとってはずむは親友。女の子になってしかも矢鱈カワイイとかでドキドキするが、それは表層上のもの。恋愛感情ではない。
女ならカッコいい男に、男ならカワイイ女に、それが表面的なものであるとしても、クラッと来るものだ。勿論、それが好みのタイプであるってのが前提ね。かわいい男が好きな女も居ればカッコいい女が好きな男も居るんだから。ただのたとえとして。
そしてはずむの可愛さは明日太のストライクゾーンバッチコーイである。好きとか嫌いとか関係なくとも、ドキドキするのは仕方の無いことである。
しかし・・・
「こいつは俺の彼女だ!」
(´゚д゚`)!?
形から入る恋愛というものがある。
好きでもないのに、好きと言ってみる事で本当に好きになってしまうことがある。好きと言われる事で好きになることがある。
恐怖から来る心拍数の上昇が、恋心による心拍数上昇と勘違いして相手を好きになる事がある。
なんとも思って無い相手と手をつないだ瞬間、なんとも思えなくなることがある。
演技から発生する恋がある。
「明日太一人じゃ大変かと思って」
「それだけ・・か?」
自分の心を鷲掴みにした相手の行動は一々気にかかるものだ。
たとえば、一目惚れした相手と目があうと、相手も自分を見ていてくれてたんだと錯覚し、もはやその日は眠れない。相手はそんなこと覚えても居ないのに。
好きな人に、好みのタイプの人にちょっと優しくされると、やたらと過大評価する。異常な過大評価はまた「不安」をも生み出すのであるが。
逆もあるね。嫌いな人間がくしゃみしただけで殺意わいたりネ。嫌いな人間はもう、何してもむかつくってやつ。
「女扱いされて嫌じゃないかな、って」
「ボクはもう女の子なんだし、それに、明日太なら全然かまわないよ」
意外な方向に進もうとしている・・・のか?
俺になら女扱いされてもかまわない・・?
神泉には男として扱って欲しいが、俺には女として扱って欲しい?
女として愛されたい?
お前が好きなのは神泉だ。だが、神泉は女で、今のお前も女。
神泉はお前を女の体をした元男の「はずむ」として接している。見た目は完全に女同士。遺伝子レベルで女同士。
女としての本能が、男を見る眼を変えているのか?
俺は、お前を女として・・・親友ではなく、可愛い女の子として見て良いのか?
二人きりになるやす菜ととまり。やす菜はニコニコしてるがとまりは気が気で無い。すぐ隣には倒すべき最大の敵が座っているのだ。
「どうして・・誘ったんだよ」
ずばり聞かれて表情の曇るやす菜。
はスルーされて裸エプロンモドキ(宇宙仁だけ本気だが)。
しかしとまりの不注意からカレールーが使えなくなる。
「ちょっと、来栖さんと散歩したかったし」
そう言ってとまりの買出しに付き合うやす菜。
戦いはまだまだ始まったばかり。
最大のライバルであるとまりとやす菜。
同じ男を、今は女だけど・・・同じ「はずむ」を好きになった者同士。同志。
殺しあうか。
いやいや、ライバルをつぶす前にやることはいくらでもあるのではないか。
ならば協定か。
いやいや、そもそもはずむの気持ちはどうなんだ。
明日太は明日太で「全然かまわないよ」の一言がずっとあとを引いている。勝手な妄想が進み、これがネタであることが示唆される。四角関係には発展しないのか。
可愛い女の子が自分を認めてくれるような事を言ってくれる。
相手は親友だ。しかし女の子だ。そして今、俺のこの心臓の鼓動は間違いなく「恋」を予感させるものだ。
そうだ。そうに違いない。
俺は、はずむが、好きだ。
そのころのやす菜ととまり。やす菜は相変わらず上機嫌。
逆にとまりは不機嫌。いや、不安なのか。状況が読めない。敵の考えがわからない。
やす菜ははずむの事を何も知らない。
好きになったくせに、好きになってもらったくせに、私はあの人の事を何も知らない。
だから、知りたい。
楽しいことして、みんなと思い出作って。もっともっと好きになりたい。好きという気持ちを大きくしたい。
わがままかしら?
来栖さんの気持ちには感付いている。でも、だからって遠慮なんてしてられない。だってはずむ君が好きだから。
そんな二人が目撃するのは明日太の告白・・・ではないけど。
「明日太はボクが女の子になっても全然変わらなくて」
「ボクの大事な・・・大事な・・親友だよ」
「ずっと良い友達でいてね、明日太」
玉 砕 。
「たとえこの気持ちが通じなくても、俺は親友としてお前のそばに・・・」
ぶちぎれるとまり。ガーディアンとしての本領発揮である。
「この気持ち」
明日太のそれが本当に恋であるかどうかはヤハリ判らない。おそらく本人にも判っていない。だって相手は親友だもの。見た目は可愛い女の子だけど、もともとは男の子だもん。
実はこれ、少し前までのとまりに似ていないか。
「あたしは、はずむが、好きだ」
その本当の気持ちを自分自身で認めず、はずむのガーディアンとして君臨する事で一時の幸福にしがみついていたとまり。
自分の「好き」と言う気持ちを相手にぶつけず、秘め続けた。
この気持ちが通じなくても、あたしははずむを守りつづける。
この気持ちが通じなくても、俺ははずむの親友でありつづける。
とまりは、はずむが女の子になる事で、やす菜と仲良くなっていく事で、自分の気持ちを抑えられなくなった。
好きなものは、好きだ。
明日太の気持ちが本物なら、いつか爆発するかもしれない。
そう、たとえば今回のように他の男がはずむに言い寄った場合だ。
でもそれはまた、別の、話(なのか?
とまりはずっと複雑な表情。全然楽しそうじゃない。
帰りの電車。
「あたしも・・・あたしも好きなんだ・・・・・はずむのこと」
「好きだから」
とまりは認めた。決心した。剣を取った。
今、その剣を最大の敵であるやす菜につきつけた。
舞台の上で、二人が交差した。
「華やかでまぶしい舞台の上。私は静かに拍手を送る」
次回、第8話「見ているだけが・・・・・・」
関連記事:
第10話「小さな嵐」
第9話「この願いはかないますか?」
あゆきの気持ち〜RYTHEM-「女友達」〜
第8話「見ているだけが・・・・・・」
第6話「お嫁さんとお婿さん」
第5話「やす菜の目に映るもの」
第4話「少女三角形」
第3話「はずむの心、やす菜の心」
第2話「彼女は彼女であることを自覚した」
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>>かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
第6話「お嫁さんとお婿さん」

第6話「お嫁さんとお婿さん」

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もうすぐ夏休み。

「い、いやぁ、邪魔しちゃったかなぁ?はれて両想いってやつ?それはめでたいハハハ」
はずむとやす菜のキスシーンに出くわしたとまり。即座に二人の関係を祝福するが、そこには何とかしてこの場を逃げ出したいと言う気持ちがあふれる。
逃げ出すとまりを追おうとするはずむを引き止めるやす菜。

「ありがとう・・受け止めて・・くれて・・・」
あれで良かったんだ。
「はずむはやす菜の事をずっと好きだったじゃないか」
知ってるんだ。
一度はやす菜にふられたはずむ。
はずむが女の子になったとたん、積極的になったやす菜。
その行動はずるいと思う。
やす菜は自分が傷つきたくないから、はずむを傷つけたんだ(とまりはやす菜の秘密を知らないが)。
でも、結果的に、二人は結ばれたんだ。
はずむは一度ふられても、女の子になっても、やっぱりやす菜が好きなんだ。だったらそれで良いじゃないか。
私は二人を祝福すれば良いじゃないか。
そうだそうだ。
せいぜい幸せになりやがれ。
「なぁ、はずむ。おっきくなったら何になる?」
「ぼく、とまりちゃんのお嫁さんになる!」

幼き日の二人。はずむは女の子っぽいが正真正銘の男の子。しかしこのころから既にはずむが女でとまりが男・・否、「漢」という役回り。
しかしそれは所詮イメージの産物。はずむは「お嫁さん」にはなれない。
「じゃあぼく、とまりちゃんのお婿さんになるね!」
思い出をかき消そうとするとまり。
あんな昔の事が何だと言うのだ。
子供の言うことではないか。何がお婿さんだ。何がお嫁さんだ。馬鹿馬鹿しい。
あんなことがあったから、今、やす菜と仲良くするはずむを見ておかしな気持ちになるのだ。忘れろ。忘れてしまえ。あんな昔の事など。
はずむはもう私のガードなど必要ない。やす菜と一緒に幸せになれば良いんだ。
どうぞご勝手に。
翌日、何事もなかったかのようにはずむを迎えに行くとまり。そこに今までのような無理は見えない。

「はずむとやす菜が付き合う事になりましたぁ!」などと茶化す。
それは怒りでもある。
誰に対して?
さて、はずむ。
とまりの言う通り、自分は喜ぶべき立場にある。好きだった女の子と付き合うことになったのだ。
だが、何か引っかかる。
やす菜と一緒にいても・・・。
「そんなの、やす菜がいるだろ」
とまりの異変に気づくはずむ。無理が見えていないとまりだが、不自然さはある。
取り繕うのではなく、硬く縮こまる。それが今のとまり。何者をも受け付けない。内へ。内へ。
コレはもはやあてつけ。
はいはいおめでとおめでと。君たちは幸せそうで良いでちゅねー。
「嫌な奴だったな、私・・」

「そうね」

とまりの様子に元気をなくすはずむ。それはやす菜にも伝染する。
「私の中にいたのは、あなただけ」
「ありがとう、受け止めてくれて」
脅迫的ではあるが。
「そうだ、ぼくはやす菜ちゃんを・・」
好きなのか?
同情なのか?
やす菜ちゃんに笑顔でいて欲しい。そのためには、ぼくが元気でなきゃいけない。

そしてそのはずむの笑顔はとまりの心にぐさりと刺さる。
カラオケでウサ晴らしするとまり。
「いくら歌っても、逃げられはしないわよ。舞台に上がるのを選んだのはあなたでしょ」
あ ゆ き よ 。
逃げて暴れて、それがなんになる?
剣を取れ!
やす菜宅。
「少しずつ、話していこ・・・」
お互いの知らないところはコレから知っていけば良い。
「時間はあるよね」
もうすぐ夏休み。

「い、いやぁ、邪魔しちゃったかなぁ?はれて両想いってやつ?それはめでたいハハハ」
はずむとやす菜のキスシーンに出くわしたとまり。即座に二人の関係を祝福するが、そこには何とかしてこの場を逃げ出したいと言う気持ちがあふれる。
逃げ出すとまりを追おうとするはずむを引き止めるやす菜。

「ありがとう・・受け止めて・・くれて・・・」
あれで良かったんだ。
「はずむはやす菜の事をずっと好きだったじゃないか」
知ってるんだ。
一度はやす菜にふられたはずむ。
はずむが女の子になったとたん、積極的になったやす菜。
その行動はずるいと思う。
やす菜は自分が傷つきたくないから、はずむを傷つけたんだ(とまりはやす菜の秘密を知らないが)。
でも、結果的に、二人は結ばれたんだ。
はずむは一度ふられても、女の子になっても、やっぱりやす菜が好きなんだ。だったらそれで良いじゃないか。
私は二人を祝福すれば良いじゃないか。
そうだそうだ。
せいぜい幸せになりやがれ。
「なぁ、はずむ。おっきくなったら何になる?」
「ぼく、とまりちゃんのお嫁さんになる!」

幼き日の二人。はずむは女の子っぽいが正真正銘の男の子。しかしこのころから既にはずむが女でとまりが男・・否、「漢」という役回り。
しかしそれは所詮イメージの産物。はずむは「お嫁さん」にはなれない。
「じゃあぼく、とまりちゃんのお婿さんになるね!」
思い出をかき消そうとするとまり。
あんな昔の事が何だと言うのだ。
子供の言うことではないか。何がお婿さんだ。何がお嫁さんだ。馬鹿馬鹿しい。
あんなことがあったから、今、やす菜と仲良くするはずむを見ておかしな気持ちになるのだ。忘れろ。忘れてしまえ。あんな昔の事など。
はずむはもう私のガードなど必要ない。やす菜と一緒に幸せになれば良いんだ。
どうぞご勝手に。
翌日、何事もなかったかのようにはずむを迎えに行くとまり。そこに今までのような無理は見えない。

「はずむとやす菜が付き合う事になりましたぁ!」などと茶化す。
それは怒りでもある。
誰に対して?
さて、はずむ。
とまりの言う通り、自分は喜ぶべき立場にある。好きだった女の子と付き合うことになったのだ。
だが、何か引っかかる。
やす菜と一緒にいても・・・。
「そんなの、やす菜がいるだろ」
とまりの異変に気づくはずむ。無理が見えていないとまりだが、不自然さはある。
取り繕うのではなく、硬く縮こまる。それが今のとまり。何者をも受け付けない。内へ。内へ。
コレはもはやあてつけ。
はいはいおめでとおめでと。君たちは幸せそうで良いでちゅねー。
「嫌な奴だったな、私・・」

「そうね」

とまりの様子に元気をなくすはずむ。それはやす菜にも伝染する。
「私の中にいたのは、あなただけ」
「ありがとう、受け止めてくれて」
脅迫的ではあるが。
「そうだ、ぼくはやす菜ちゃんを・・」
好きなのか?
同情なのか?
やす菜ちゃんに笑顔でいて欲しい。そのためには、ぼくが元気でなきゃいけない。

そしてそのはずむの笑顔はとまりの心にぐさりと刺さる。
カラオケでウサ晴らしするとまり。
「いくら歌っても、逃げられはしないわよ。舞台に上がるのを選んだのはあなたでしょ」
あ ゆ き よ 。
逃げて暴れて、それがなんになる?
剣を取れ!
やす菜宅。
「少しずつ、話していこ・・・」
お互いの知らないところはコレから知っていけば良い。
「時間はあるよね」
